ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第三講 自然と自由の関係について テツシン貴尊講義 第三講 諸子は恰も是等を具備する僧に等し。 名づけて是を仏法僧の三宝と見るも可ならん。仏は神なり。自然は法なり。是を用ゆるは僧に相当する諸子なるべし。故に空なる神を己にとり入れて我ものとなし、然してそのものと我と一体化して世渡りし居らば、 決して誤謬を犯すものに…
絶対界 第三講 自然と自由の関係について テツシン貴尊講義 第三講 自然と自由の関係について 諸子は神を知りて神と共に生活する事あたはざるは、即ち自然の道理を体得なし居らざるが故なり。 神の存在の有無を論ずることを暫く止めよ。 兎に角自然と云ふ事に対して、自然は神なりとの思ひを抱きて日々の生活をこの自然に任せてつとめする事に努力せば、その姿こそ即ち神と共に生活し居ると…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第二講 大自然と小自然の関係 テツシン貴尊講義 すべて呪とか呪文とか、或は行者の法力のうち印を結び九字を切る等々の方法に於ても、現今の学理にては迷信盲信として省顧(かえりみ)ざるは、即ち自然の道理を知らざるが故なり。空には空の自然あり。実には実の自然あり。 空の自然は大自然にして、実の自然は小なりとしてすべてを考察…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第二講 大自然と小自然の関係 テツシン貴尊講義 諸子は斯るものを見て形に囚はれ居るが故に、珍らしきとか有難しとか云へる念の生ずるならん。されど斯る誤ちたる念は早く明らめよ。 然して正しき自然より是を見なほすならば唯訳もなきものにて、形状の異なりたるにすぎざるなり。何等意とするに足らずと知るべし。 兎に角大自然とは零…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第二講 大自然と小自然の関係 テツシン貴尊講義 空より空を追ひ求むればはてしなし。 はてしなき所を盲目的に歩み居らば、転落するは当然なるべし。諸子は盲人なり。我等は手引きの役目を命ぜられたるにすぎず。されば我等の手にすがりて歩みを続けよ。 我等は決して諸子を転落の方向にむくるものにあらず。是大自然の道そなはりあるが故…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第二講 大自然と小自然の関係 第二講 大自然と小自然の関係 テツシン貴尊講義 前講の法則より自然と云ふものの理を探り求めざるべからず。第二講目に掲げたる大自然と、小自然と名づけしは他ならず。 全宇宙を大自然として研究する時、太陽系宇宙は小自然とみなして考究するの要あるなり。別段大小の区別の必要なけれど、兎に角不変性絶…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 テツシン貴尊講義 斯るまぎらはしき方面に諸子の心を引き入るるも、すべては空のはたらきなり。変化性絶対も不変性絶対に包和せられあるが故に、変化性絶対が現出せられ居るなり。変化性絶対は既に空の中に存在する、空の実在なり。故に空の相対も帰すると…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 テツシン貴尊講義 諸子が現在用い居る易学の理論として、大極別れて両儀、別れて四象、別れて八卦、別れて何々と語り居れど、是逆に返せば大極に返る。其大極を絶対と思ふならん。是を我等に云はしむればその大極は、即ち変化絶対に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 第一講 不変性絶対と変化性絶対との関係 テツシン貴尊講義 成人聖者に問ふて曰く、絶対とは如何と。聖者庭の池水を指示して、絶対とは此池を指しその中に有する水も絶対なりと。 彼又訊ねて曰く、されば相対とは如何なるを云ふか。聖者曰く、池も相対にして水も相対なりと…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 巻の三 絶対界とは如何なるところか テツシン貴尊講義 然るに諸子は未だ相対信仰より度脱しあらねば、その意味は察すること難からん。 こだま会の中にて慈音のみが教へを受けざりしは何故ぞ。慈音に聞かすの要なければ泰岳は彼の耳をふさぎたるなり…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 巻の三 絶対界とは如何なるところか テツシン貴尊講義 絶対界に生れて絶対界に帰る。 もし其が中途にて絶滅するものならば望を達したりとは云ひ難し。 先にも語りし汝は永久汝なりとの説より是を考察する時、絶対界より絶対界にかへるは是その言葉に匹敵す。されど汝に出でて他の彼に変化せば、其は中途挫折…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 全宇宙より更に宇宙と組織されて、その宇宙の中の一部に作り出されたる汝等が世界と雖も、根は一つにして、たとえ形状の異なりありと雖も、大体の骨組はすべて一つの原理よりその流れを有するによって、小動物に至る迄みな全宇宙の素質に依って現はされたるものなれば、是を根に返せば、…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 好むと好まざるは和合するものにあらず。是を縁なしと云ふなり。縁なき衆生は度し難しと仏書に認めあるはこの理なるべし。故に己の欲する方向に心をむけ居らば、是に対してその好むものと同化するものの来りて結合するは、縁の一大事にしてここに新らしき道のあることに心せよ。 諸…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 されど是は方便にして帰するところは、自己の魂を発見する方便にすぎざるなり。信の力すぐるれば自己の魂が稔りを全うすることの理は、かくの如き関係となると知らば更に新らしき道を構じて、其によって自己の個性を発見せば、神を求め仏を願ふの要もなからん。 例へば我に信じらるる事…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 霊気と霊気の化合は先づ諸子の世界にて譬喩をひくならば、空気の其として教ゆるの他なし。諸子はこれによって霊気の交はりが縁によってつながれあることに気づくならん。然して縁とは如何なるものかの理も朧気ながら解することを得るならんと思ふが如何? 決してこじつけの理論にはあら…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 全宇宙の成立を枝葉に渡って考察せんとならば、如何に知慧ありとも如何に学問ありとも、到底計り知ることあたはず。されど是等と雖も人体の構造より考ふれば大同小異なるが故に、その大体の事柄の理を究め得ること難きにあらず。 全宇宙の組織も人体の組織も帰するところは同一の関係に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 此事柄より広く考察せば信仰とは神のみに限らず。すべての有益なるものならば引き入れて差支なからん。神ばかりが入り来りたりとて他のものを引き入るる知慧なければその信仰は空し。此理も合点することを得るや。我等先に語りし如く悪人の言葉と云へども善言なれば信ずべしと。又小児と…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子の語り居る言葉に有縁無縁と云ふことあらん。有縁とは融和性にして、無縁とは分解性なりと知らば可なり。例へば紙上に一線を引く。 是が融和性なるによって線となりて現はるれど、その線がもし分解性ならば線としての存在は認ること難し。此理は諸子もよく知るならん。一本の鉛筆に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…