感応論 第四巻 帰魂と気光素との関係 テツシン貴尊講義 2020.12.29
感応論 第四巻 気光素との関係 テツシン貴尊講義 2020.12.29 気光素とは気体と光波の結合としたる原素より生ずる働きなる事は屡々述べたる如くなれば、帰魂によっての気光素の働きはと云ふについて、聊か語りおかざるべからず。汝等に最も分り易き例にて語らば、心は魂なる師につ... 続きをみる
感応論 第四巻 帰魂と気光素との関係 テツシン貴尊講義 2020.12.29
感応論 第四巻 気光素との関係 テツシン貴尊講義 2020.12.29 気光素とは気体と光波の結合としたる原素より生ずる働きなる事は屡々述べたる如くなれば、帰魂によっての気光素の働きはと云ふについて、聊か語りおかざるべからず。汝等に最も分り易き例にて語らば、心は魂なる師につ... 続きをみる
感応論 第四巻 留意留魄について その2 テツシン貴尊講義 2020.12.23
感応論 第四巻 留意留魄について その2 テツシン貴尊講義 2020.12.23 臍の緒と盲腸についての研究を急げ・・・・ 汝等母の胎内にありて発育したるは即ち臍の緒のつながり依てなり。生れ出でては既に要なしとて切りはなされて今日に至る。然らば果して臍は無用の長物なるかと... 続きをみる
感応論 第四巻 留意留魄について その1 テツシン貴尊講義 2020.12.22
感応論 第四巻 留意留魄について その1 テツシン貴尊講義 2020.12.23 遊魂帰魂に依て魂は磨かるれど、魄は内を守り居りて何によりて磨かるるやとの疑問を生ずるに到らん。汝等ここに至って何か思ひあたる事なきや。ごく簡単明瞭なる譬喩あるにあらずや。即ち夫が立身出世せば妻も... 続きをみる
感応論 第四巻 遊魂と帰魂の関係 その2 テツシン貴尊講義 2020.12.22
感応論 第四巻 遊魂と帰魂の関係 テツシン貴尊講義 2020.12.22 汝等体験せし一例に、汝等が家庭に悩みあれば、何も知らざる召使迄が沈みがちとなる事のあるを見るならん。是思ひが通ずると思ふならんもそは然らず。家庭の一般の魂(こん)は内面化して魄に征きたる為、霊気起りて召使... 続きをみる
感応論 第四巻 游魂と帰魂の関係 その1 テツシン貴尊講義 2020.12.21
感応論 第四巻 遊魂と帰魂の関係 テツシン貴尊講義 2020.12.22 テツシン貴尊講義 その1 放心帰心の方法はともかく概要は会得せしならん。されば遊魂帰魂の関係についてその原理を進めん。放心帰心は魂魄の現はれなるは既に説きたり。然して魂魄は霊に育てられし事もあはせ説きたり。こ... 続きをみる
感応論 第四巻 霊に対する気光素の関係 テツシン貴尊講義 2020.12.20 テツシン貴尊講義
感応論 第四巻 霊に対する気光素との関係 テツシン貴尊講義2020.12.20 外観と内観について 人は果実を得んとて樹木を育て、樹木は育てられたる人の使命に応じて結実して是に報ゆ。人は神に造られて何を返納するやについて、汝等は考へし事ありや。若し考へし事ありと云ふならばそは何... 続きをみる
感応論 第四巻 霊に対する気光素の関係 テツシン貴尊講義 2020.12.19 テツシン貴尊講義
感応論 第四巻 霊に対する気光素との関係 テツシン貴尊講義 2020.12.19 ここに至りて汝等は又迷ひの感にせめらるるならん。そは霊は肉体の全身を飽和しあるとせば、気光素と同様にして、何れを霊となし何れを気光素と考ふべきかと迷ふならん。是を一言にて答ふるならば、即ち地... 続きをみる
感応論 第四巻 行けば帰れるか テツシン貴尊講義2020.12.17
感応論 第四巻 行けば帰れるか テツシン貴尊講義2020.12.17 兎角肉体を有する人間は肉体に囚はれて働くを好まざれど、天界には斯る憂ひなきなり。霊界は却て働きを娯しむ。さればこそ徳は益々加はりて進むなり。我、汝等に斯る事を語るは余の義にあらず。放心帰心など汝等が住む世界のみ... 続きをみる
感応論 第四巻 行けば帰れるか テツシン貴尊講義 2020.12.17
感応論 第四巻 行けば帰れるか テツシン貴尊講義2020.12.17 行くに道あれば帰るにも亦道なかるべからず。汝等、「一人来てひとり帰るも迷ひなり。来らず去らぬ道を教へん」と云へる歌を聞きて、その心を悟ることを得るや。然らずば我教へん。此句は深き意味あるにあらず。一人来て一人帰... 続きをみる
感応論 第四巻 応心法とは如何なることを云ふや テツシン貴尊講義 2020.12.17
感応論 第四巻 応心法とは如何なることを云ふや テツシン貴尊講義 2020.12.17 汝の声はこだまとなりて汝に帰る。汝の犯せし罪は報いとなりて汝にかへる。されど死に行きてかへらぬは汝の姿なるべし。今の世は科学の力進みて声と姿は機械に写して残れど、そは真の汝に似て汝にはあらざる... 続きをみる
感応論 第四巻 応心法とは如何なることを云ふや テツシン貴尊講義 2020.12.16
感応論 第四巻 応心法とは如何なることを云ふや テツシン尊講義 2020.12.16 応心或は一名帰魂とは如何なる事を指すやと云ふに応心・・・・⇒ 心に応ずとあるは単に心にあらずして魂魄に応じてとの意味なり。帰魂も亦心にかへる。魂にかへるの意味にして仏教には放心を応蘇、行... 続きをみる
感応論 第四巻 応心の巻、一名帰魂の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.15
感応論 第四巻 応心の巻、一名帰魂の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.15 「春は去って春はかへり、花は開きて又開らく。人は散りて再び開かず。水は行きて水はかへる。されど人は行きて人はかへらず。却て悲しきは思い出ぞかし」と。誰かの詠みしを聞けり。是無常観を誘はしめんとてか。... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の最高価値について テツシン貴尊講義 2020.12.15
感応論 第三巻 放心の最高価値について テツシン貴尊講義 2020.12.15 放心せしむる事の理論は今迄大要語りたれど、如何なる重要なる意義に依て是をなすべきかについていささか語りおかん。人の日常生活に関してはみな其々不平不満を生ずるを以て、今迄娯しと思ひしも其に依て消滅し、又... 続きをみる
感応論 第三巻 祈りと意綱についての関係 テツシン貴尊講義 2020.12.14
感応論 第三巻 祈りと意綱についての関係 テツシン貴尊講義 2020.12.14 祈りの業を行ふ者に祈祷師と云へる行者あり。又是等の部類にはいづな使ひなども含まれあり。近来は斯る事は見受けざるも以前は可なり盛なりき。我、是等の可否を論ずる必要なけれど、放心の事柄に対して汝等が資料と... 続きをみる
感応論 第三巻 思ひやりと云ふ心 テツシン貴尊講義 2020.12.13
感応論 第三巻 思ひやりと云ふ心 テツシン貴尊講義 2020.12.13 すべて思ひやりの心を生ぜしめよと云ふ言葉なり。思ひやりなき人は修養の苦労を知らざるによりてなり。思ひやりあって始めて祈らんとする心に変じ来る。祈らんとするは愛なり。思ひやりは又愛より現はるると知るべし。愛する... 続きをみる
感応論 第三巻 祈りて効ありや その弐 テツシン貴尊講義 2020.12.12
感応論 第三巻 祈りて効ありや その弐 テツシン貴尊講義 2020.12.13 「人、我の右の頬を打たば左をも打たしめよ」と云ふは未だ我をはなれし愛にあらず。「人、我を打つことを得ざらしむる愛に」、あらざるべからず。故に我を憎むものなきに至る迄の愛をもたざれば真の慈悲とは云ひ難し... 続きをみる
感応論 第三巻 祈りて効ありや その壱 テツシン貴尊講義 2020.12.12 強き者に勝たんとて弱き者は天祐を祈り求む。果して天の助けありと信じての祈りか。弱きが故に堪え難くして余儀なき助けを求むるや。人は叶はぬ時の神だのみと云ふならば余儀なく頼むならん。信ありて頼む人は少なし... 続きをみる
感応論 霊は如何なる役目を有するか その弐 テツシン貴尊講義
感応論 霊は如何なる役目を有するか その弐 テツシン貴尊講義 2020.12.12 汝等日々心を労し身を労するも此根原に逆上れば即ち霊に帰す。肉体も心もみな霊あるによって働かせらるるを気附かず、肉体の変化するがまま、肉体の変化するがままにまかせ、霊を尋ね求めんとせざるが故に、我は... 続きをみる
感応論 霊は如何なる役目を有するか その壱 テツシン貴尊講義 2020.12.11
感応論 霊は如何なる役目を有するか その壱 テツシン貴尊講義 種は種より出でて種にかへる。四季は春より出でて春にかへる。帰らぬは光陰なり。汝は親より出でて親にかへれり。汝の脱穀は何処にかへるや。土より出でて土にかへるや。はた又肉より出でたれば肉にかへるや。汝は何処より何処に行かんと... 続きをみる
感応論 意魄は放たれざるか テツシン貴尊講義 2020.12.11
感応論 第三巻 意魄は放たれざるか テツシン貴尊講義 2020.12.011 放心法あらば放意も行はるるならんと考ふべからず。汝等が家庭に於ても家を司るは妻の務めなるべし。心魂は流水の如く意魄は湧き出づる泉の如し。故に外は心魂にまかせ、内は意魄固く是を守る。武将は我城をたしかなる... 続きをみる
感応論 放心と放魂と放念の区別とその鑑定法 その弐 テツシン貴尊講義
感応論 放心と放魂と放念の区別とその鑑定法 その弐 テツシン貴尊講義 2020.12.11. 放心とは唯心に使ひを命じて派遣せし社員の如く、放魂は支配人に出張を命じたると同様にして、放念とはその要件について専門家を遣はしたると観察して可なり。されば此事柄に対して社員にて事足る事もあり... 続きをみる
感応論 第三巻 放心と放魂と放念の区別及びその鑑別法について テツシン貴尊講義 2020.12.10
感応論 放心と放魂と放念の区別とその鑑定法 その壱 テツシン貴尊講義 2020.12.10. 魂を放ち又心を遣り、又念を遣はしたりと云ふことについて疑問とするは、心も魂も念と云ふも同様の如く思ふ故なり。然れども決して同一のものにあらず。もとより見えざるが故に是を形の上に見ることあたは... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.10
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.10 無形の眼、無形の耳 肉体の眼、肉体の耳は光あるに依て見、且つ聞くを得。然るに心は空にして斯る機械を有せずして見聞を広くす。肉体の到底及ばざる処を見、且つ聞き得ざる言葉も聞き得るなりと云はば... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.09
感応論 第三巻 放心とは如何なる事か テツシン貴尊講義 2020.12.09 汝等はいささか原理の大意を聞きて少しく諒解なせりと思ふ。されど未だ放心とは如何なる行をなし、又如何なる為になすを要するかとの疑問は生ずるならん。放心とは読んで文字の如く放つ心、即ち前にも述べたる如く心を解... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.09
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.09 此他にも伝送写真の設備もあり、此組織此具備あるに依て人間は最高動物なりと云ふ資格を有するなり。他の動物に於ても具備あるものは少なからねど、人間の如く完備せるものはあらざるなり。汝等猫について観察せしことありや... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.08
感応論 第三巻 放心の原理その2 テツシン貴尊講義 2020.12.08 汝等は我家に病人あるに不拘、止むなく旅行をする時は心を残して出達すると云ふにあらずや、此心を残すと云ふは言葉のはづみなるか、或は事実を指すなるかを我に答へよ。又妻は異郷にある夫の身に心をはせと云ふも文章のあや... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の原理その1 テツシン貴尊講義 2020.12.08
感応論 第三巻 放心の原理 その1 テツシン貴尊講義 心を自由自在に欲するがままに放心せしむるを得るやについての理論を説くにあたり、先づ肝要なる事柄の二三を知りおくべし。そは他あらず。汝等親子夫婦兄弟或は親友との区別より順次考へ見よ。第一親子の関係、第二夫婦の関係、第三兄弟親... 続きをみる
感応論 第三巻 放心の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.08
感応論 第三巻 放心の巻 テツシン貴尊講義 人間の魂火は自由自在に出入りすべき器用なる行ひをなし得るものかと云ふ問題については、ここに暫くその論説を避け、放心と云ふ論旨を進めんとす。汝等放心と云へる事につきての考へは如何なるものなるやを知るや。放心とは他ならず。心を自... 続きをみる
感応論 第二巻 三鏡一体の力は無限 其六 テツシン貴尊講述 斯く霊光は魂魄を適所適材にに配分して用ゆるが故に誤なきなり。汝等は今迄魂は魂として、魄は魄として働かせつつありたるを以て、すべてに誤差を生じたるなり。然れども霊の智慧に従ひて魂は魂の本分を、魄は魄の本分に応じて働かば決して誤... 続きをみる
感応論 第二巻 三鏡一体の力は無限 テツシン貴尊講義 日本の為政者へ 三鏡一体となりて円満なしなば此処に始めて真の人間となりたるなり。人間と生れて人間を知らずして終るは真に悲むべき限りならずや。我、汝等をして真の人間の有難味を覚えしめんことを欲して、慈音を促して、拙劣ながらも... 続きをみる
第二巻 平面鏡と立体鏡 其五 テツシン貴尊講義 此うたてき気の力は、久しきに過ぐれば神経衰弱性を誘発なす底の強みあるなり。故に此気にかかる事は早く処理せざれば、修養の妨げとなるを以て止めおくべからず。その現はるる現象は魄の受くるが為にて、魂は宙に従ふ。されば魄魂の働きとなる故に、魄を養成... 続きをみる
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其五 テツシン貴尊講述 2020.12.06
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其五 テツシン貴尊講義 肉体の眼に映ずる姿は、霊の他信ずる勿れ。たとえその理は正しくとも大概は幻影なるべし。魂魄完全に接続して霊の働きとなる時は、即ち汝等が云ふT.Vの如く真を現はす故に、此力を有する修行者の言は信をおくに足る。然れども稀には天分を有す... 続きをみる
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其四 テツシン貴尊講述 2020.12.06
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其五 テツシン貴尊講義 耳鏡即ち耳の鏡に映ずる時は、其が又魂魄によって組織されて脳裡に閃き神の声、霊の声の如く感ずるなり。この現象にも四種あり。一は胸に来るもの、二は下腹部に来るもの、三はは以後より来るもの、四は何れか外部より聞ゆる等の種類にして、此外部... 続きをみる
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其四 テツシン貴尊講述 2020.12.06
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其三 テツシン貴尊講述 2020.12.06 肉体より来るものに三種ありて、一は心意に依る現象、二は魂に、三は魄に現はるる現象にして、低級の人は魂の受くる現象なるが故に、上下左右に身をふるはせ異様の姿を呈す。然れども智識者は心意に現はるる故、... 続きをみる
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其三 テツシン貴尊講述 2020.12.05
感応論 第二巻 鏡心法 音の鏡、光の鏡、気の鏡 テツシン貴尊講述 2020.12.05 音の鏡と云ふは即ち耳より受くる現象なることは誰も知る処ならん。されば耳の鏡即ち耳鏡の受くる有様はいかなるものかと云ふに、汝等は唯音楽及び言葉ならんと思ふならん。音楽及び言葉は云ふ迄もなく耳... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.05
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其三 テツシン貴尊講述 2020.12.05 汝等は猫の例話を如何に聞きしか。先づ猫共の鼠を補るべき本分を棚に上げて、鼠を補らんとする我慾の曇りを生じて二重の苦を重ねたれば、却て窮地を招き己計らるる結果となり、老猫は天職を全うして易々補ふ。是魂... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.04
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡 其二 テツシン貴尊講述 2020.12.05 一千年の昔と今日に於て或物は進化し、或物は衰退し居れども、魂魄の特性には何等の変化なきを見る。是所謂神の法則に順応なしつつあるに依てなり。精神の衰退は時間空間の世界にあるを以て生死現滅はまぬがれず... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.04
感応論 第二巻 平面鏡と立体鏡其一 テツシン貴尊講述 2020.12.04 平面は唯その一部を現はし、立体はその全部を現はすは吾人の知る処なり。然れども鏡に於ては未だ立体を映ずべきものは汝等が世界には発明を見ざるなり。この原理はすでに慈音には語りたれば、此書には示さず。機を見... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.04
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.04 霊魂の鏡 さて霊に対する説明をなす前に、いささか説きおくことあり。是は他ならず。汝等は霊と云はば直ちに何か特別なる考へを催して、魂魄の他に特殊の姿を聯想するならんと、我は感ずる依て霊なるものについて少しく... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講義 2020.12.03
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.03 魂魄一如の鏡 されば魂魄一方に映り映さるるとも一得一失はまぬがれじ。故に魂魄を一になしたる鏡こそ必要とならん。魂魄一如となさば誤は少なし。鶴亀の使者の例に見る如く遠き国人は亀にて来り、近き国の人は鶴にて来... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.03
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.03 意魄の鏡 意魄の鏡とは如何なるかについて考へて工夫せざるべからず。心魂のみの判断は誰もが日常行ひ居れども意魄を働かせ居る人は極めて少なし。思慮分別たかき人と云ふは、即ち意魄の鏡に迄映じて判断なす故なりと知る... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.03 心魂の鏡 汝等は唯鏡と云へば霊にのみ輝くと思ふならんもそは然らず。魂魄共に輝きあることを知るべきなり。例へば田毎の月の如く、魂の田にも、魄の田にも月は映る如しと知るべし。又大小に見ゆる眼... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.03 余事は別として心魂一如の考へは表面にして迷ひ多く、意魄一如は深けれども誤多し。小才の人は心魂のみを働かせ、思慮深き人は魄意を働かすなり。徹底せる智慧者ならでは心意魂魄一如の働きをなし得るを得ずと知るべし。故... 続きをみる
感応論 第二巻 鏡心法 続き テツシン貴尊講述 2020.12.02 又友人と別れしは悲しみより寂しさの方勝るは、心よりも意に徴する関係と知るべし。子に別れし親心、孫を失いし翁嫗の心について観察すれば、心魂魄の区分きはめて明瞭すべし。又是に対する気光素の働かせ方も従って悟ること... 続きをみる
感応論第二巻 鏡心の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.01 心は表面化し、意は内面化するはこの理に徴しても明らかならん。汝等の日常に平素働き居るは心なり。意は蔭にありて是を補佐す。されば心意は車の両輪の如し。又陰陽呂律の如く夫婦兄弟の如き関係ありと悟るべし。 汝等は祖父母に別れし経... 続きをみる
感応論第二巻 鏡心の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.01 汝等平素も魂魄は活躍し居るやの如く解釈なし居るならん。そは然らずして平素働きあるは即ち心意なり。この心意を魂魄と思ふが故に、魂魄の働きと心意の働きとの区分明白ならずして、為に修養の力を増大する事を得ざるなり。 抑々魂魄と心意に... 続きをみる
感応論第二巻 鏡心の巻 テツシン貴尊講義 2020.12.01 水も固まりては氷となりてさらさらと流れず、停滞す。鏡心は氷の如くにては活達自由を失して自在の行ひを得るあたはず。故に自由のうちに自由を求めざるべからず。さればすべてのものを、すべてに応用して一方に偏せざる底の修養を要するなり... 続きをみる