ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 我と慈音が語り居るも、即ち霊と霊の交はりあるが故なり。霊眼の度加はるに従ひて、神の世界に通ずることは、既に末知日記にて語り居る如くなれば、朧気ながらにても諸子はこの理を知ることを得たるならん。故にこの方向に向つて歩みを進めよと教ゆるものなり。汝の魂は汝の肉体に宿る…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 とりわけ心の気と、魂の気とのみ交はり居る人には神懸りとか、或は悪事を企む人の多きは霊気がにぶき故なり。末知日記前書に語りし如く心にも二種あり。 又魂にも二種ある事は既に諸子も知るところならん。即ち心意魂魄を云ふなり。其が心気と魂気とのみ交はらば、従つて霊気も亦一…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 学びて得たる法と、学ばずして自得する法の二種あるは、魂の作用と心の作用との区別あるによって、ここに相違あることも推して知るならん。 学びて知るは心にして、学ばずしてさとるは魂なり。故に魂ならざるべからず。霊は心にも通じ魂にも通ず。この事柄は「末知日記」前書にくはし…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 斯く語らば諸子は不審するならん。されどさとり見れば訳もなきことにて、むづかしき事にはあらざるなり。五月十三日(昭和二十五年) こだま会に於て円海が語りし如く、体温計を零度迄下ぐる底の修行せよと教へたり。常に心を平にして、心と魂と平均させ、更に進んで魂を霊にまかせる…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 彼等は相撲に到る迄の間に、既に全身汗をなし居るにてはあらざるか。是気の力のはたらきが技術に於て、その影響は、彼等にとりて重大となり居るが故なるべし。 剣道に於ても然あるなり。 真剣勝負とならば、一人は必らず倒る。 生命を賭しての剣なれば、尚更気の力の如何によっ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 肉眼には光を伴ふ。肉耳に於ても是に類する関係あるなり。故に物体に遮ぎらるれば見聞することあたはず。然るに霊気は実間空間を嫌はず通ずるが故に、あます所あらずして感応導交するなり。一如と云ふは即ち霊気ならでは、一如とはなり難し。赤子を知らんとならば、赤子の程度迄尺度を…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 諸子の言葉に、「言はず語らずして思ひ通ず」と云ふあらん。 是無言詞のはたらきを指したるにて、通ずると云ふは不滅母霊子の力なり。不滅母霊子は電気の根源にして、電子はこの霊子より生じたるものなりと見るも可ならん。 原子電子のすべては、無始終霊子より作らるるものと…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 或人曰く、知慧のかたまりは即ち魂なりと語り居るを我らは聞きたり。 彼の説によれば大なる魂は、大なる智者なり。 知慧なきものは魂も小さし。 故に魂をみがくと云ふは知慧を大にして光を強くするにあらざれば、 魂の実は結ばれず、又光もにぶし。 故に知慧を増すことによって、魂の実をみががずば光は遠くを照らす力なし…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 此心と此心と化合せしめて、その望みに役立しめんとの考へにて拝みするならば、其は調合したる薬を服用したると同様の結果となる故に、病苦は治癒する如く望みを成就するなり。 一心と云ふは即ち薬剤と薬剤と化合する如く、一服に調合して用ゆるに等し。故に一心となりて拝みせ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 病苦を治癒せしむるに対しても薬石のそなはりが存し居るに不拘、知慧なきが故に諸子は是を知らず、平癒すべき、病気をも死に至らしめ居るは、実に遺憾なることなり。如何なる病苦に対しても、苦みをまぬがれしむる法もそなはりあるなり。されど諸子は是を知らざるのみ。 みがき…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 諸子の肉体は形の上に於てさのみ異なるところなけれど、仔細に検討すれば体質に於て異なるところあるならん。体質の異なるは機械の構造が異なり居るによって、其はたらきの点に於ても異なることは云ふ迄もなし。 是を個性と云ふなり。 一般諸子の魂は、機械の運転主なるによっ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 諸子の考ふるところの生死は肉体の不滅、滅を聯想するならん。 肉体は限度ありて時至らば捨てざるべからず。是は諸子のよく知るところにして当然なるに不拘、生死と云へば肉体にのみ心を置くは、是末だ正しき生死の方向に思ひをむけざるが故なり。我等が語る生死とは又別個のも…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 所謂声なき声、音なき音、即ち無声音無音声と云ふは是なり。諸子は常に種々様々の事柄を感じ居るは、すべて心のはたらきにして空間にのびたる枝葉が、風によつて動揺なしつつあるに他ならず。 是を心のはたらきと云ふ。枝葉は心に合ひ、幹は魂に合ひ、根は霊に通ず。然して修養修行は此理に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 神に厳戒の辞を送らば・・・ テツシン貴尊講義 自在論より此書に至る迄の間に、一言も使用せざりし言葉を我今ここに掲げたり。即ち馬鹿々々しきと云ふ俗言なれど、この言葉には聊か無言詞を教へるにあたって、参考となるべき言葉なるによって、かかる俗言をわざと用い…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 いささか宗教くさき理論にて横道に入りたる感なきにあらねど、是等は空の方向に面をむけよとの意味を語りたるに他ならねば、其心して聴くべし。 空気に感謝する心あらば空気を拝すべし。 空気は何処如何なるところにもあるならん。空気は分秒も汝の…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 神と我と一体化せよと教ゆるとも事実に於て、神を見たる事なければ知らざるは当然なり。されど唯知らざる神、見えざる神ありと云ふことのみを認識なし居らば其にて可なり。 兎に角神はあるものとの念を貯へて日々の生活を営み居らば其にて可なり。 …
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 先にも語りし如く尺にも足らぬ電気鰻が牛馬を倒す。 かかる備はりがある以上、人間として真の姿となるならば、如何に大なるはたらきをなすものかも推して知ることを得ん。一疋の蚤が跳ぶ力を、その蚤の大きさより、人間に比例して考ふる時は、一とび…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 魂の用法に対しても、霊の方向にむくるにあらざれば、その根原を見ること難し。 諸子は生活と云へば肉体の事にのみ囚はれて、すべてを肉体に任せ居るが故に、魂も心もすべて肉体の方向にむけられ居るなり。生活とは肉体を長く世に止むることにあらず…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 宇宙の中にある原子が破壊せらるれば、地上の動物は死滅することの理より空を考ふれば、空は空虚にあらず。現実性として取り扱はるるならん。原子は既に空の中の実在なれば、霊子によって組織せられたる一種の、有形物として取り扱はるるにはあらざる…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 テツシン貴尊講義 元来物事を組織し建設せんとするは生かさんがための方法にして、亡ぼさんがためのものにあらず。諸子の世界に於て戦ひを交へ多くの人命を奪ふも、帰するところは有害なるものを排除して、有益なるものに化せしめんとするの戦いなるべし。然りとせば生かさんが為の戦ひにし…