未知日記講話集 二人の刀鍛冶師の話 教主寛大講義 汝等諸子は天分とは何かすら知らざるならん。己に架せられたる天分をも知らざるは、斯る大なる恩恵の徳に潤ひ得る事を解せざるが故なり。芸術家は芸術によって天分を知り、農夫は農によって、天分を知る。是等はその道によって、己の肉体が偉大なるものなりと... 続きをみる
2020年4月のブログ記事
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未知日記講話集 二人の天使の例話 教主寛大講義 汝等諸子は、常に無言詞界の言葉を聞きて、有言詞に囚はるること勿れ。すべてを無言詞にまかせよ。無言詞は汝等諸子に罪となることを教へざる故なり。もし無言詞より罪となるべきことを教へられたるならば、其は心の働きにして魂のはたらきにあらず。心にも無言... 続きをみる
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未知日記講話集 神の世界には秘密というものはなし 教主寛大講義
未知日記講話集 大霊界とは 神の世界の秘密はなし 教主寛大講義 秘密と云ふ言葉に対しての意味を先づ考へざるべからず。汝等が思ふ秘密とはかくすと云ふ方面に解釈なし居りては、正しき秘密の意味を認識すること難からん。我の語る秘密とはかくすの意味にあらず。顕現(あらは)さんが為のそなへを云ふ... 続きをみる
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未知日記講話集 大霊界とは如何なる場所かその三 教主寛大 講述 兎に角神より出でたる汝等諸子は神の世界に帰りて、神と同居するに至らずば、任務を果したり... 続きをみる
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大霊界とは如何なる場所か その二 教主寛大講義 汝等諸子と雖も肉体を有する間に真のさとりを得たらば、無言詞界の声は聞え有様は見え、然して宇宙を正しく認識することを得る具備は有し居ると承知して行ぜよ。我、斯く語らば諸子は思ふならん。其は他ならず。慈音の如き一野人が天界を見聞したりとあるならば... 続きをみる
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大霊界とは如何なる場所か その1 教主寛大 講述 汝等諸子の世界は大地を主として、凡てを養成するに便ならしめんが為に、作られたるが故にすべてに限度あり。されど大霊界は空間を主として造られあるが故にすべては限度なし。大地を主として育てらる... 続きをみる
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未知日記講話集 未来観その五 教主寛大講義 昭和二十六年四月十四日のこだま会に於て、泰岳が語りし銘香の談話を諸子は如何に聞きしか。こだま会の会員ならぬ汝等衆人にこの言葉の大要を語りをくべし。銘香は火よって煙をおこし、其煙より衆人の鼻に伝はる。されど或者は銘香の威徳を喜び、或者は悲し... 続きをみる
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未知日記講話集 大霊界 未来観 その五 教主寛大講義 もとより我の語りたる、禅は善なりと云ふことはこじつけにして、正しき言葉にあらざる事は我よく是を知る。禅とは即ち静の意味を云ふならん。されど静かにおちつく云ふは、正しからざれば静とはならざるべし。傾けば動揺す。故に傾かざる底の直ならざるべ... 続きをみる
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汝等諸子はこの例話によって、不滅の霊とは如何なるものかを想像し見よ。禅門の僧が口ずさみたる短歌に「本来の面目坊の立姿一眼見しより恋となりけり」と云へるあらん。然るに諸子は其面目坊を形あるものの如く聯想するに依って、霊魂の如何なるものかを見ることあたはず。この姿を見きはめんとなして苦み居るならん。形... 続きをみる
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或人名僧智識より人間には、不滅の魂の具備あることを聞き如何にかしてその魂を発見せんとて、種々様々の修行をなすも不及。彼は禅門の僧によって静座の法を聞き是に依って見性せんとはかり、所かまはず端座して修行を重ね居たりしが、或往来繁き御堂の傍にて端座なし居りし時、その御堂に詣で来る多くの人達是を見て... 続きをみる
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未来観 その五 教主寛大講義 汝等衆人の住める地球の表面は、古来より徐々に変化なし来りたれど、古今を通じて今も変化せざるものは、空気と水... 続きをみる
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未知日記講話集 未来観 その四 汝等日々の生活は心によって支配せられ居るならん。その心こそ魂に与ふる肥料なりと知らば、肥料とならざるものを与へ居りては、魂を汚すのみにて発育せしむることは至難なり。故に煩悩と云ふ雑草をぬきて、是を肥料に変へよと教へ居るもみなこの理なり。煩悩菩提と云ふ教へも... 続きをみる
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未知日記講話集 教主寛大講義 無言詞のはたらきは空に属するか
未知日記講話集 未来観 その四 小児が日一日肉体と共に発育し追々智慧づき行くは、人魂の種子が発育して伸び行くによってなり。魂の育たり行くは、無始終霊子が徐々に加はりつつあるによってなり。故に汝等諸子は魂を見んとなすとも見ることを得ざるは、無始終霊子なるによってなりと云ふことは察... 続きをみる
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未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の弐 未来観 その四 教主寛大 講述 未知日記に於て語りたる如く、霊魂不滅の事柄に対して、諸子は早くその事柄を知... 続きをみる
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無詞界の門をすぎての後は如何 その3 教主寛大 講述 偏らざる心を養ふにあらざれば.棄執着はなり難し。己を捨てよと云ふは己を放棄せよと云ふにあらず。又捨てよと云はるるとも己ある以上捨てらるるものにあらず。捨てよと云ふは即ち八方十方に平均... 続きをみる
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無言詞界の門をすぎての後は如何 その2 教主寛大 講述 この門を通過したりとて直ちにミキョウの座にをかるるものにあらず。ミキョウの座に至る迄は又其々の学徳を修めざるべからず。この階に達すれば一時に数十種、数百種の教へを受くるなり。故に言... 続きをみる
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無言詞界の門をすぎての後は如何 その1 教主寛大 講述 我、動物性をはなれて真実の人間になりたるが故に、天界の広大なるを知るに至りたりとの喜悦を、感ずる底に化せらるるにあらざれば、真の人とは云ひ難し。死して何になる事ぞとか、又生きて何に... 続きをみる
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一方無言詞界に進みたるものは如何 無言詞界の門について 教主寛大 講述 さて一歩無言詞界の門に足を入るれば、、予備道場とは全く異なりたる所にして、予備道場の如く静寂なる場所にあらず。恰も、山間僻地に住居したる人が都市の賑はしき所に導か... 続きをみる
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一方無言詞界に進みたるものは如何 無言詞界の門について 教主寛大 講述 さて一歩無言詞界の門に足を入るれば、、予備道場とは全く異なりたる所にして、予備道場の如く静寂なる場所にあらず。恰も、山間僻地に住居したる人が都市の賑はしき所に導か... 続きをみる
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未知日記講話集 大霊界 無言詞界の門に移さるれば如何に 教主寛大講義
未知日記講話集 教主寛大講義 無言詞界の門に移さるれば如何になるや 此事を語るに先だち汝等衆人に予備知識として語りおくことあり。其は他にもあらず。仏教には座禅の法と云ふ教へあるを諸子は知るならん。即ち座禅は不立文字教外別伝と称して或一つのまぎらはしき公案を考へて、其れによって何も... 続きをみる
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未知日記講話集 教主寛大講義 汝等衆人の智識は余りに鈍し。故に導くものも従ってその程度に対してあたらざるべからず。汝等衆人の智識増大すれば其に応じて導きをなす。幼稚園小学校中学大学と進むに従ひて、皆其々の程度に応じて教へをなし居るによって、時には不確定語を用い、時には確定語を以... 続きをみる
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未知日記講話集 又一方無言詞界の方向に進みたる者は如何に その二
未知日記講話集 教主寛大講義 如意界と無言詞界との間の予備道場に於ては、謂はばある一種の未来学研究所とも云ふべき場所にしてこの所に於て行ずる事柄はすべて感じに依って、空より実を知る方法を学するなり。無言詞の問ひに対し、無言詞の答へを以て是に当り、然してその実否を確めて、森羅万象悉くが感じ... 続きをみる
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未知日記講話集 一方無言詞界の方向に進みたる者は その二 教主寛大講義
未知日記講話集 一方無言詞界の方向に進みたる者は その三 教主寛大講義 我今見んとすれば見られ、聞かんとすれば聞かれ、語らんとすれば言はるると説きたれど、是は行ずる者の意志によってのみ現はるる現象にて、もし上位のものよりふさがるれば見ること聞くこと言ふことも得られざるなり... 続きをみる
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未知日記講話集 一方無言詞界の方向に進みたる者はその二 教主寛大講義 我今見んとすれば見られ、聞かんとすれば聞かれ、語らんとすれば言はるると説きたれど、是は行ずる者の意志によってのみ現はるる現象にて、もし上位のものよりふさがるれば見ること聞くこと言ふことも... 続きをみる
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未知日記講話集 一方無言詞界の方向に進みたる者は如何に その一
未知日記講話集 教主寛大講義 一方無言詞界の方向に進みたる者は如何に 我等、よく聞く言葉なるが、同じ生くるならば太く短くとも可なり。その日その日を安らかに暮らす方がましなりと称して悪しき行ひを敢てするものすらあるを見る。汝等衆人はたとえ分時なりとも安らかなることを願ひ居るならん。人となりて何... 続きをみる
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未知日記講話集 如意階をはなれて何処に行くかその三 教主寛大講義 入魂して移されたる魂は、一時的にして是は永久ならざるなり。入魂したる魂はその階に於て暫く任務をなし業終はらば、引き上げられて又も無言詞界の行に服するわづかの間なるによって、長き任務はなさ... 続きをみる
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未知日記講話集 如意階をはなれて何処に行くか その二 教主寛大講義
未知日記講話集 如意階をはなれて何処に行くかその二 教主寛大講義 座禅するも拝みなり。静座するも拝みなり。手を合わせ頭を下ぐるのみは拝みにあらず。禅宗の言葉に平常心是道と云ふあるならん。平常心とは心を平らにして乱さずば、即ち道に合ふとの教へ... 続きをみる
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大霊界 如意界をはなれて何処に行くかその一 如意界の修行なりてその後何処に移さるるか云ふに是よりは二道に別るるなり。即ち一方は九八七流界の方向に向かひ、更に一方は無言詞界の方向に向ふ。所謂この二道のうち九八七流界に向はせらるるものは居を定められて、此処に暫く新しき生活を営むなり。この九八七流界の... 続きをみる
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如意界終はりて後は如何 その五 教主寛大講義 総じて人は筆舌の及ばざる観念に囚はれて、心の中に何かしみ入りたる時、名伏すべからざる思ひに感激する例は少なからずあるならん。その時涙の湧き出で来る程、喜悦の感じに化せらるるは歓喜の拝みとなり、怒りに燃ゆれば怨恨の拝みとなる。さればその両方共に... 続きをみる
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未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の壱 NO 21 如意界終はりて後は如何 その4 教主寛大 講述 如意界に於て種々様々の事柄を考... 続きをみる
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未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の壱 如意界終はりて後は如何 その3 教主寛大 講述 テッシン、セイキョウは衆人に告ぐるに... 続きをみる
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未知日記講話集 大霊界 如意界終わりて後は如何 二 教主寛大講義
未知日記 大霊界 如意界終わりて後は如何 二 教主寛大講義 未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の弐 教主寛大 講述 霊界に進みたらば始めて信の力を得て天界を見きはむることあるによ... 続きをみる
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未知日記 大霊界 如意界終わりて後は如何 教主寛大講義 如意界終はりて後は如何 その1 教主寛大 講述 汝等衆人行全くなりて天界に至り、此三カ所に於て新しき教へを受けこの... 続きをみる
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未知日記霊話集 如意界とは如何なる所か 教主寛大講義 如意界については「未知日記」に於て教へをきたればくわしく語るの要もなし。されど語り残せし事柄をいささか説明して補充しをかん。如意界は洗魂所より移されたる魂を試験する場所にして、所謂完全なりや、否やをためす所なり。諸子の中には肉体を有す... 続きをみる
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未知日記 大霊界 洗魂所とは如何なる所か 教主寛大講義 すべてを肉体にまかせ居りて精神に養ひを送らず、徒にその大切なるもの、精神を発育せしめずば、肉体と共に消えゆくの他なかるべし。さりながら魂は不滅なるが故に枯死せず。発育せざる魂がしをれて枯るることも... 続きをみる
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未知日記霊話集 大霊界 洗魂所とは如何なる所か 教主寛大講義
洗魂所とは如何なる所か 教主寛大 講述 動物性を捨てて人間性となり、然して人間性をのばして更に選魂所に移さるるは順序なり。読んで字の如く選魂所とは稔りたるもの、稔らざるものの区別を測るところにて、謂はば試験を受けくることにて、此所に於て合格したるものは次に移され、... 続きをみる
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未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の壱 眼を天界に向けよ 教主寛大 講述 この理を教へんがため... 続きをみる
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選魂界について 教主寛大 講述 我、斯る宗教くさき事を論じたるは他ならず。汝等衆人は今後あやまちたる道を歩みて動物性の世界を組織するならば、人間性の世界は亡びて再び三度魔道に陥り、天... 続きをみる
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緒言 一 テッシン貴尊講話 教主寛大、我、テッシンを召されて曰く、汝、テッシン、我、この書を講ずるにあたり聴講者の心構へを知らしめ過失なからしむるよう、汝の口より予め彼等に語りをくべしとの命に従ひ、是より汝等に緒言として語りをくべし。 教主寛大に於かれては此書を、否此講義を最後とし... 続きをみる
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未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の壱 NO3 教主寛大 講述 滅するものは滅する方向に向はしめ、滅せざるものは滅せざる方向に向はしめずば、正しき自然を知ることは難し。不滅のものを滅する方向に向はしむ... 続きをみる
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未知日記 第二巻 行法 第二 昔を捨て昔にかへれ 塩の持つ育母素の研究について テッシン貴尊講述 地球上に於て動物植物を育成するに最も必要なるものは塩にして、すべて塩分の恵みを受けざるはなしと公言することを得、若し此塩の恵み絶えなば恐... 続きをみる
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ミキョウ貴尊(円海大師)講述 円海大師から慈音さんへの助言 喜悦の巻 円海大師講述 喜心録(円海) 慈音さん、儂は円海です。あんたも大分進まれたようで誠に嬉しく思ひます。せい出しなされや。へたばったり、尻込みせんようになあ。今が大事ですぞ。勇気を起して一踏張りぢゃ。 あんた程仕合はせ... 続きをみる
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未知日記 第四巻 心の巻 信を正しくせざれば魂は迷ふ 幽霊画家 其の1 ミキヨウ貴尊講述 「さる所に一人の画工行脚の旅に出で、途中山津波にて死したれば、其の村人より彼が妻に知らせたり。妻は彼... 続きをみる
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未知日記霊話集 未知日記の書の構成について そしてこの書の持つ使命とは
未知日記第一巻から第四巻を総称して未知日記と呼ぶ。して、その構成は 1.自在論 第一巻 セイキョウ貴尊著述 39p 2.行法 第二巻 テッシン貴尊著述 25p 3.念力集 第三巻 暗の巻 セイキョウ貴尊著述 50p 第三巻 光の巻 テッ... 続きをみる
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未知日記霊話集 未知日記第二巻 浮住界について テツシン貴尊講義
未知日記二巻 テッシン貴尊講述 浮住界について 地球の雲上、空気希薄なる処より全く空気なき処との間に、魂魄の浮遊し居れる処ありてすべての動物此処に魂魄を置く。其なかには種々様々なものあり、人間の多くは此処に霊を止めるなり。此処を人語にて命名せば浮住界とも命名すべきか。宗教者わけて仏教者の教ゆる地... 続きをみる
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未知日記 第2巻 テッシン貴尊講述 死生のコンマをはずす方法 死、生のコンマをとる方法のうち、最も簡単なるは先ず朝夕に行ふ事にしてきわめて平易なることなり。朝目ざめたる時、床の上にて端座して手を組み眼をとぢ。心を整え口の内にて云うべし。 「我、今日死せよ仰せあらば潔く死すべし。死するも... 続きをみる
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未知日記霊話集 未知日記第二巻 親に謁見ゆる喜悦 テッシン貴尊講義
未知日記霊話集 親に謁見ゆる喜悦 テッシン貴尊講話 未知日記第二巻 テッシン貴尊講述 世の中に親の情けを知らぬ子程不憫なるはなし。汝等は真の親の情けと慈悲の温みを知らずして、今日迄無情の日を過ごし来たれたるは誠に不幸不憫なるものなりしが、今母の手に抱かるるに及び... 続きをみる
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未知日記第四巻 ミキョウ貴尊講述(現在のセイキョウ貴尊) 魂魄一如の法 仮に汝等は麗しく咲たる花を見るとせんか。その時一枝手折りて床に飾らんと思ふは魂の命にして、手折るなかれ、そは他のものなりと止めるは魄なり。されば此の二心を一体ならしめて三気合流をなさば如何にと云ふに、先ず花を見たる時、直ちに... 続きをみる
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未知日記霊話集 円海大師の入門当初の行 未知日記第三巻 ミキョウ貴尊講義
未知日記第三巻 円海大師講述 水滴の行(円海大師の修行時代) 我、初めて許されて師の門に入りし時、第一に命ぜられしことは、二個の水瓶に清濁の二水を湛えよとて汲具を賜ふ。是を見ればあに計らんや、そは竹籠なりし。我、唖然として躊躇ふ。師の坊曰く、「汝思ひ廻らすともあたはじ、疾く実行せよ」と我、... 続きをみる
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鳥獣にも怨みの念あり ミキョウ貴尊講述 世の中に生をうけて誰か死を好むものあらんや。たとい禽獣虫魚なりとも他よりの害をのがれんとして、逃げ惑ふにはあらざるか。是によりて見るも生死の厭ひ、生死の執... 続きをみる