未知日記   絶対界   神霊界(一流界)   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.05

未知日記   十一巻   絶対界   我等は諸子に対して神を教るものにあらず   テツシン貴尊講義  2021.03.05   されば目標とは何かに心せよ。我等斯く語らば目標とは神なりと諸子は考ふるならん。唯一言に神と語るならばそれは大なる誤ちなり。我等は諸子に対して神を教ゆるものにあらず。又如何に教ゆるとも神を知ることは難し。されば何を以て目標とするや。諸子の考ふる神と我等が語る神とには大なる…

未知日記   絶対界   神霊界   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.04

未知日記   第十一巻   絶対界    テツシン貴尊講義2021..03.04  即ち富者は学者の智慧をかりて利慾を恣にするとならば、何れが愚者か賢者に属するかを知るの由なからん。其は兎に角賢愚と云ふは智慧の尺度なるべし。然りとせば賢愚は智慧の程度を計る尺度に他ならず。用法の如何に依っては種々様々の変化あるのみにして或は賢となり、或は愚となる関係も含まれあるならん。故に霊を智慧の源とし智慧より…

未知日記   絶対界   神霊界   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.04

未知日記  第十一巻   絶対界   テツシン貴尊講義   2021.03.04  零に於てすらかくの如き働きを有す。まして霊の力すぐれたるは云ふ迄もなから ん。霊は智慧なり。智慧と云ひ霊と云ふも帰するところは一なるべし。宗教者は霊の子は智慧なりと教へをれど、我等に云はしむれば霊のはたらきは智慧なりと語るも可ならんと思ふなり。霊と智慧との関係は微妙なる意味を含むによって、是を一言詞することは至難…

未知日記   絶対界   神霊界   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.03

未知日記  第十一巻   絶対界   神霊界   絶対自然の大法 テツシン貴尊講義   2021.03.02  絶対自然の大法を正しく認識せばその法に基きて、法力は自得すること難きにあらず。この大法を認識することあたはざるによって、心は動揺し迷ひは深くなるなり。迷ふが故に甘きにひかされ、苦きに屈服する結果となるなり。大自然はすべての人類悉くに与へられたる大法なれば、みなそれぞれの分野に対してその…

未知日記   絶対界   神霊界   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.02

未知日記   第十一巻   絶対界   第三章   絶対の性質   テツシン貴尊講義 2021.03.02   諸子の考んがふる絶対とは、自にも属せず他にも属せざる底のものを、絶対と誤認し居る事を我等は知る。その考へはあやまちなり。自にも属せず、他にも属せず、善にも組みせず、悪にも組せざる如き頑固なるものを、絶対と考ふるならばそは誤ちなり。自他一如善悪一如と云ふは斯る底のものにあらず。例へば右に…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.28

未知日記   絶対界   神霊界   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.02.28  是等に対しても諸子は誤認し居るならん。天眼と云へば星の散在せるところを考へ、 地眼と云へば地中の中心を想像する如き事は、これ天眼地眼の一部分にして、真の天願通にはあらざるなり。よし天の高きを見きはめ地の深きを知り得たりとて、己が身に取りて何等益する事なければ、そは無用の眼識にすぎざるべし。…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.28

未知日記   第十一巻   絶対界   天眼通と地眼通   テツシン貴尊講義  2021.02.28    諸子の世界には郷に入って郷に従へと云ふ言葉あらん。此意味は分に応じて、分に従へと云ふの意味ならんと思ふなり。人と人との約束は相互に自由を得んとての約束にあらざれば、相互守らるるものにあらず。故に約束はかたく守るべしと語りしも是なり。されば自然の法則に合ひたる約束にあらざれば、真の自由は得ら…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.28

未知日記   第十一巻   絶対界  神霊界   神霊界の人類は己の身体を万億に分身することが出来る    テツシン貴尊講義    2021.02.28  かく語らば諸子は霊空界或は神霊界の人種の形は如何なるものかと不審するならん。されどかかることは事実に於て見ることを得ざれば、語るも詮なし。故にかかる事は知らずとも可ならん。人類の姿はたとひ如何なる形を有するとも、かかることはものの数にあらず。…

未知日記   第十一巻   絶対界 神霊界の覚者  第二章  テツシン貴尊講義   2021.02.28

未知日記   第十一巻   絶対界    神霊界の覚者  テツシン貴尊講義 2021.02.028    諸子の肉眼は不自由なるが故に、機械を用いずば見る事難し。其機械を作るものは何ぞ。即ち智慧なるべし。智慧によって機械を作り然して肉眼の不自由に自由をあたへしめ居るにてはあらざるか。何万分の一のものを見んとせば、其に相当するめがねを作りて肉眼に与へずば見ることすら難からん。然るにその何万分の一な…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.27

未知日記    第十一巻    絶対界    神霊界    テツシン貴尊講義  2021.02.27  例へば諸子の世界にて見る時皆其々に架せられたる天分あるが故に、皆其々異なりたる任務をなし居るならん。恰も其に類する事は神霊界の覚者と、霊空界の人類との相違の如し。霊空界の人類はたとえば医者は医者、学者は学者としてのはたらきのみをなすにひきかえ、神霊界は医者も学者もみな悉く一人にて是をなし得るこ…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.26

未知日記   第十一巻   絶対界    神霊界   テツシン貴尊講義   2021.02.26  自然の大道を認知して偏らず、横道に迷ふことなく正しき方向に足をむけなば、至るべき処に到達するは、当然にして道は開らかれあるが故に、唯歩みを持続し居らば安全なるべし。余事に耳をかさば却て迷道に引き入れられて、至るべき処の方向をあやまつこと多し。慎まざるべからず。我説も横道に入りたり。もとに復すべし。…

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.25

未知日記   第十一巻   絶対界    神霊界   そこに住む人類は己の身体を千万に分離し其々を働かす事が出来る テツシン貴尊講義  2021.02.26  色ありと思ふも迷ひなり。なしと思ふも是又迷ひなるべし。例へば諸子は一室に座して遠く眼を外方に向けおれど、唯肉眼に映るものより動かさるる心の眼より他に、見ることあたはざるべし。然るにその座せる処に色あり。匂いあり。空の声あり。諸々の数々の何…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.25

未知日記   第十一巻   絶対界   第二章    テツシン貴尊講義   2021.02.25  さりながら斯る事を蝶々語るともそは無駄口にすぎず。労して功なき結果となるによってかかる説は語るも詮なし。我等は嘘言を以て諸子を欺くものにあらず、唯見聞したる事実を披露なし居るなりと知るべし。所謂智慧の程度によって肉体の形は定まる。蟻は蟻の智慧によつて蟻の肉体あり。人も亦然あるなり。智慧を有せざるも…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.23

未知日記   第十一巻   絶対界   無言詞界について テツシン貴尊講義 2021.02.24  所謂宗教者が神と云ひ或は仏と云ふものを作り出して、其によって人心に恐怖を与へ、然してその恐怖より勝手気儘の行為をなさしめずして、人間同志を親密の関係に置かんとする方便にすぎざるなり。即ち仏も神もおどかしの材料にすぎざるなり。されば人間同志は互にむつみを厚くして、約束をかたく守り法律(おきて)に従ひ…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.23

未知日記   第十一巻   絶対界     身命を賭して迄の恋愛   テツシン貴尊講義   2021.02.23  彼等が夫婦となるには互にその自己に有する霊気と、相手方の霊気と一致なすや。或はその隔たりが如何あるかを互にたしかめあひて後是を宝鏡にててらし、然してその融和の程度を完全に認識して、是にてよしと思はば更に先輩の指導者のもとにて、再度鑑定をうけたるのちはじめて夫婦たる事を得るなり。斯く…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.23

未知日記   第十一巻   絶対界   絶対他力と絶対自力について   テツシン貴尊講義   2021.02.23  従来しばしば述べ来りたる如く、仏教者が語る如き絶対他力、絶対自力等々は、一方的絶対なるが故に是等は真の絶対にあらず。危険を伴ふ絶対は危ふし。先にテツシンが語りし二流界の下位人類が口ずさむ民謡について、後日是が如何なるものかを語らんと約束なしたるにより、ここにその大要を語る事とせん…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.22

未知日記   第十一巻   絶対界   神智門   テツシン貴尊講義   2021.02.23  人智門に置かるる間は是等の事柄を明らむるには、余りに範囲広くして複雑なるため、その真相をたしかむる事は至難なり。されば人智門を離れて神智門に進まば其等の結合が完全に整ひ居るによって、智慧の程度進まば是等の道理を知る事を得るなり。即ち神智門は絶対界に入るの門なりと知らば可ならん。  されば絶対界とは如…

未知日記   第十一巻   絶対界  第二章   神霊界    テツシン貴尊講義2021.02.22

未知日記   第十一巻   絶対界   神霊界    テツシン貴尊講義  2021.02.22  八大門のうち既に四大門を通過してここに人智門は終りたり。是より更に進んで神智に移さるるなり。即ち一流界仮称神霊門の最初を名づけてギョウの門と云ふ。一流界或は仮称神霊門など云へる言葉はすべては仮称なりと知るべし。人智門を通過すれば人間としてのすべての任務は終りたるなり。今よりは神智門に一歩を踏み入れて…

未知日記   第十一巻   絶対界  第一章  霊空界(但し二流界のこと)   テツシン貴尊講義2021.02.20 2

未知日記  第十一巻   絶対界   霊空界  不去不来の境地とは  テツシン貴尊講義   2021.02.21  霊空界の人類は絶対自然の法則に基きて生存なし居るが故に、安らかにして争闘等の憂ひ等毫もあらざるなり。神は地上に人類を儲けたる以上是を育てんが為には、すべての分野に応じて生存なさしむるだけの備へを計りあるは、即ち絶対自然なり。例へばここに百人の人を育てんとならば百人のものを育つるだけ…

未知日記   第十一巻   絶対界  第一章  霊空界(但し二流界のこと)   テツシン貴尊講義2021.02.20

未知日記   第十一巻   絶対界   霊空界   但し二流界のこと   テツシン貴尊講義   2021.02.20  蜂の食を奪ひ蚕の住居を脅して得々たるは何と云ふあさましき事ぞ。かかる動物性のものが最高の人間なりと思ふや。蜂の生活と人間の生活とに何等変るところなからん。蜂も喰ひて成長し人間も亦同様にてはあらざるか。人間は隣国同志争ひ間断なし。蜂の世界も同様にて時には他の蜂界を犯すことあれど、…