未知日記   絶対界   神霊界(一流界)   天眼地眼通のこと    テツシン貴尊講義   2021.03.05



未知日記   十一巻   絶対界   我等は諸子に対して神を教るものにあらず   テツシン貴尊講義  2021.03.05


  されば目標とは何かに心せよ。我等斯く語らば目標とは神なりと諸子は考ふるならん。唯一言に神と語るならばそれは大なる誤ちなり。我等は諸子に対して神を教ゆるものにあらず。又如何に教ゆるとも神を知ることは難し。されば何を以て目標とするや。諸子の考ふる神と我等が語る神とには大なる隔を有す。諸子の考ふる神とは余りにその程度は低し。低きものに神あらんや。神とは最高のものを指すならん。最高と最低、ここに神の相違あるなり。即ち諸子の考ふる神とは神の力を、神と思ひ居るによって神を誤認し居るなり。諸子のめぐみを受け居るは、神の力を授かりおるものにして、所謂空吹く風の如し。斯るものは神にあらず。神の力の破片にすぎざるなり。その破片を神と思ふならば、目標は定まるものにあらず。春には春気あり。夏にも然り。四季悉くその気同じからず。斯るものを神と思ひあやまりて信ずるならばそは絶対にあらず。是は比喩なり。故に是を分り易く説明するならば、一つの事を神に願ひて成就すれば、そは神の聞き届け給ひしと思ふ如きを春風の如しと云ふなり。たのみて一つの事を成就したりとて、其を神の許し給ひし事と思ふは、神を知りたりとは云ひ難し。斯ることならばセイキョウの語りし、神になりて何になることぞの説は空しきこととなるならん。

×

非ログインユーザーとして返信する