未知日記霊話集 第千二百十八回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 他家に縁附けて喜ぶも、神の許におくりて安らかならしむるも事は一つなるべし。されば悲しむに足らず。喜びて可ならん。 物事は斯くの如し テツシン貴尊講義

絶対界 巻之二 第六章 活動霊子(仮称)と補助霊子(仮称)について   絶対界   ヒロさんの転記したものをここに掲載しています。  すべて物事をさとらんとせば、考へのみにては得らるるものにあらず。考へとは感じかたを変へるの意味なれば、即ち心の動揺なり。 心の動揺してはさとり得るものにあらず。 動揺せざる不動心となるにあらざれば、動揺は益々激しくなりて不変の境涯に入ること難し。 好める酒を止めん…

未知日記霊話集 第千二百十七回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 諸子の世界には斯くの如き反対の宗教より、生れて悲しみ死して喜ぶ教へと、生れて喜び死して悲しむとの教へが、伝統的習慣的暗示となりて、依存しあることより考慮せば死しても悲しからず。 生れても悲しからざる法も行ひ得るにてはあらざるか テツシン貴尊講義

絶対界  ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 更に進んで円満世界を現出せよ    諸子は親を失ひ子を失ひて歎くならん。 されど他人の死に対しては顔を曇らするのみにて悲しみの程度には相違あるならん。肉親に別れて悲しむ、その悲しみを忽ち明らむることを得るや。然らざるべし。 是が時間を経る毎に、漸く悲しみの度はうすらぎ行くにてはあらざるか。瞬間さとりと、時間さとりとには、斯くの如き区別あるな…

未知日記霊話集 第千二百十六回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 法を学びて法を行はずば知りたるにすぎず。 知りたるのみにてはさとりたとは云ひ難し。知りて行ふによってさとりは得らるるなり。是即ち法なり テツシン貴尊講義

絶対界   ヒロさんの転記したものをここに掲載しています。  さとりと云へばむづかしきものの如く思ふは誤りなり。 さとることは至極簡単にして容易なるべし。 過去現在未来と云へば遠く隔りたる如く思ふならん。されど然にはあらざるなり。一秒終らば次の一秒は現在過去にして、次に来るべき一秒は、未来の関係となるによって三世は一体なり。 考へかたによれば過去の連続、未来の連続、或 は現在の連続となるならん。…

未知日記霊話集 第千二百十五回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 是等の小動物にすら霊子のはたらきが電力となりて、思ひもよらぬ不可思議なる力を有し居ることより見るも、学理を奥深く追究せば、病気を治癒するに薬石のみに囚はれず、一方精神療法の度を高むる必要ありと思ふが如何! テツシン貴尊講義

ヒロさんが転記した絶対界です 絶対界              テツシン貴尊講義  すべて全宇宙の事柄は引力圧力の二者の摩擦によって持続なし居ることは、学者も智者も否定することあたはざるべし。 是等が程度に応じて程よく按排せられ居る時は世は安らかなり。 若し其がその両者に於て相違ある時は、何かの事故が引き起されて或は破壊に或は組織へと運ばれあるなり。是を人類に取りて考へ見る時、圧力と引力が常に平…

未知日記霊話集 第千二百十四回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 此霊子の作用によって其が通じて暗示となりて働く。暗示と云ふも此霊子の働きに他ならず。 嘘言を以て人を欺く。嘘言と云ふも皆霊子の働きなり。 霊子は善にも悪にも何れにもあれ、其何たるとを問はず働きて、其力が皆其々の程度に応じて通ずと知らば可ならん テツシン貴尊講義

  絶対界  ヒロさんが転写されたものを使わせていただきます  諸子の世界に於て古来よりの伝説によれば、彫刻師が刻みたる仏体が生きたるはたらきをなしたりとか、或は一幅の名画が生きたるものの如くはたらきたりとか云へる話の数々伝はりあるならん。然るにその名工が残したる数々のものが現在に至って今尚存在なし居りながら、 伝説の如きはたらきをなさざるを見て、唯其は伝説なりと聞きのがし見のがしてあるにてはあ…

未知日記霊話集 第千二百十三回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 二流界に於て作られたる立体鏡などは、その不滅母の原理より組織せられたるものにてその智能の優れたりと云ふも、みな不滅母の力がなさしめたるにすぎず テツシン貴尊講義

ヒロさんが転写されたものを使わせていただきます。 絶対界 第六章 活動霊子(仮称)と補助霊子(仮称)について P73〜79  元来不滅母は全宇宙にみなぎり余すところあらざるが故に、空間実間はもとより、有形無形柔体剛体に不拘、通じ居りて是を補佐なし居るなり。一個の細胞一個の原子に至る迄、その悉くをあまさず包含して是に活動を与へ居るが故に、活動霊子と仮称したるなり。例へば紙に一線を引く。その引かれた…

未知日記霊話集 第千二百十二回 絶対界 第五章 神霊界 霊の動静について  原子よりさらにさらに微細なるもの テッシン貴尊講義

ヒロさんが転写されたものを使わせていただきます。 第六章 活動霊子(仮称)と補助霊子(仮称)について P73〜79  つばめが安息所として羽根を休め居る電線に、一度人間が指を触るれば忽ち焼き尽されて姿を歿す。 現在の人類は是等に関して最早不思議と感ずるもの一人としてあらざるべし。此理を知らざる古来の人類にこのことを語るとも、解することも難く唯恐怖に戦くのみにて、是を神の業とか悪魔のわざとか考ふる…

未知日記霊話集 第千二百十一回 絶対界 第五章 神霊界 霊の動静について  原子よりさらにさらに微細なるもの テッシン貴尊講義

絶対界 第五章 霊の動静について P68〜71 埼玉県にお住いのヒロさんの転記したものを掲載しています。 「未知日記」前巻より此篇に至る迄語りたる如く、霊は神に通じて神を知るによって、魂魄は霊に和して神にかへると語りしは、即ち此理なるが故なり。是をひらたく解釈すれば、絶対に生れて絶対に帰するの意味となるなり。 活動霊子補助霊子の力はすべて、 無始終霊子のはたらきなれば、活動霊子補助霊子は法を現は…

光明論を転記し終えて・・・・・セイキョウよ。汝は未だ後年を考へざるが故にかくも思ふなり。今後数億年先の姿を予期せば如何!」と申されたれば、我も其意を汲みとり尤として命に従ひたるなれば、此書は現在の書にあらざることを承知せられんことを!

     昨日で未知日記の書「光明論」を転記し終えました。上巻263頁、下巻269頁、合わせて532頁の大著書です。この未知日記書の書は全部が全部文字も細かく、普通一般に世に出回っている書籍の二倍から三倍の大容量の著作物です。ですから1000頁から1500頁の大著書だと思って頂ければよいと思います。まして人類が記した文章でなく高級神霊が著した書物です。今迄、僕はこの書を12回読んできました。しか…

未知日記霊話集千二百十一回 光明論 下巻 巻の十 神は我を造りたれば汝等も亦神に造られたり。然らば神は我等の造主なり。我と汝等の関係は去年とり入れたる米と、今年とり入れたる米の間にすぎざるなり。汝等もし藁にて終らば世の人を飢えさすならん。汝等は唯米となり居らば其にて可なり 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       汝等は死して生きたる屍を残しその屍には情と愛のみ残せり。是を満足に育つれば霊光はその情愛を発育せしめ更に慈悲の徳をも与ふるならん。斯くならば生ける屍は再起するに至るべし。是仏教に称ふる往生にも合はん。慈悲はつくらんとして作り…

未知日記霊話集千二百十回 光明論 下巻 巻の十 汝等一度正しき信仰に入らば汝自ら神よりはなれんとなすとも、霊光は決して横道に迷はすことをせざるべし 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       欣情よ。汝は何かを求めてその験を手引きにして信仰の度を進めんと願ふ心をはなれよ。汝、始めて慈音を見たる時、慈音の態度は何かぎこちなさを感じたるならん。現在の慈音はそのぎこちなさは消えて柔らかく女性の如くなり居るにすぎるならん…

未知日記霊話集千二百九回 光明論 下巻 巻の十 汝等には其々の個性に応じたる役目あり。無用のものを一として神は作り給はざればなり。汝等は世を救はんと思ひて立つは有形にして、世を救ふと云へる如き観念に囚はれず自然に救ひつつあるは神の命に従ふ無形の救ひなり 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       汝等は三様の衣を完全に纏ひたり。今よりは神の命に従ひて進まば可なり。有形救済にもあれ、或は無形救済にもあれ命ぜらるるままの行動をとらば可なり。汝等には其々の個性に応じたる役目あり。無用のものを一として神は作り給はざればなり。…

未知日記霊話集千二百八回 光明論 下巻 巻の十 反省せよ。日本国民 !  日本とは日の本、即ち大和(だいわ)の国ならずや。慈音は日本人なるによって斯る言葉を用い居るにあらず。正しく我の言葉なり。現代の日本は親兄弟を失ひたる孤児に等しく、まこと温かき愛に飢え居るに等し 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       とかく日本人は珍らしき事を喜び、そのものの未来に及ぼす影響などを考へず、無暗にとり入れて流行せる傾向あり。故に熱し易くさめ易き国民なりと愚弄せらるるなり。熱し易く醒め易きとは馬迦者よ、智慧なき者よとの代名詞なるに気づかざるは…

未知日記霊話集千二百七回 光明論 下巻 巻の十 慈音よ。汝、我教へに従ひてこの書を認むるとも日本の学者には容易に理解するものなかるべし。されど汝は決して悲観すること勿れ。我には深き考慮したれば、すべてを我の任に委せをきて可なり。欣情にも是を伝へよ。近き日、汝に来る人あらん。その人は学徳兼備なる人物なれば援助を受くるも差支なからん 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       我、慈音に告ぐ。汝等の兄弟日本人の多くは物事を聞きても軽く受け流して軽視する悪習慣あり。故に大なる発見をなすあたはず。唯眼先にのみ囚はれて他人の話を聞くにあたっても学校の看板によって耳を与へ、無学者の言葉には愚物に何がわかる…

未知日記霊話集千二百六回 光明論 下巻 巻の十 空気は昼夜の別なくすべてを救へど、太陽には昼夜の隔あればなり。されば有形と無形と一体となり絶対の救済にあらざるべからず。汝等にして此理を認識するにあらざれば世を救ふことは難からん 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       泰岳は他の多くの徒弟より質問を受くるも我は知らずと答つつ明確なる解答を与ふるも、是無形の救済なり。然して一切衆生は彼によって救はれ居るなり。杖来いと喚べば死したりと思ふ錫杖(しゃくじょう)すら彼の徳になびき来るにはあらずや。…

未知日記霊話集千二百五回 光明論 下巻 巻の十 真の陰徳とは円海などの行為を云ふなり。即ちその救ひの徳ありしを人は受けながら知らずして、知るものは唯神と其に奉仕る下僕のみなり。是に反し汝等の陰徳は何時しか人の知る処となる 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       汝等が世を救はんと思ふならば真の心を以てせざるべからず。汝等の救済と叫ぶは有形救済にして無形救済に欠けたり。有形救済のみにては一方に偏するを以て相互に誤解を生ず。故に汝等は陰徳を施さんとして却て陽徳に変化するなり。真の陰徳と…

未知日記霊話集千二百四回 光明論 下巻 巻の十 然るに汝等の世界には正しき宗教、優れたる哲学或は精神科学の優秀なるもの少なきは遺憾なり。汝等人類は己自らたてたる学説を固守してゆづらぬ悪習は大いに発達の道を阻害するに依てなれば、学者又は宗教者たるもの深く慎まざるべからず 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       是を救ふは誰ぞ。学者か智者か。はた宗教者か。学者も智者も宗教者にも心のなやみなしと誰も保証することは難からん。もし世の中の人類すべてが精神に及ぼす苦痛なきに至らば、人類の幸福は此上もなかるべし。  されば人は此幸福を願ふのあ…

未知日記霊話集千二百三回 光明論 下巻 巻の十 汝等の考ふる如きあはれと、我の説く処のあはれとには多大の隔あり。即ち人間と生れて人間の何たるを知らざる者、これ以上の哀はあらざるなり。貴賤貧富生老病死の事柄等の考へは、其は些細の哀にして人間の認識(わきまへ)なき哀に比しては到底比ぶべくもあらざるなり 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       次に救ひの笏についてなるが、汝等は救ひとは如何なるものを救はんと考ふるか。又救ひの意味を正しく認識なし居るかを我、汝等に質問す明確に答をなし得るか。汝等の考へにては哀なる者を救ふなりと答ふるならん。然らば如何なるものを哀なる…

未知日記霊話集千二百二回 光明論 下巻 巻の十 我の教へしは汝等が役目を全うして帰るべき処、即ち汝等が永久住居する家即ち是を神の家と名づけたるにて神の住居し給ふところにあらず。汝等この家に帰らずば神の姿を拝するを得ざると知るべし 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       絶対とは相対の結合と仮定せば相対即絶対にて、絶対より相対が分離せられりと仮定せば絶対即相対の関係となる。然りとせば絶対即相対、相対即絶対なるべし。故に絶対と相対は対立して又相対となる道理あるべし。故に我の語らんとするは斯る絶…

未知日記霊話集千二百一回 光明論 下巻 巻の十 賢者となる勿れ。さりとて愚者ともなる勿れ。然らば何とならんと修養修行するかと云ふに我は智者となれよとすすむるのみ 教主寛大講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の十  完結篇                      教主寛大 講義                       そは兎に角霊光の威徳は斯くの如き特殊のはたらきありとの信仰を強くせば、その霊光に順応してその徳にうるほひて自我心を起さずば、霊光は汝等をして決して悪道に陥らしむるものにあらず。安心して生活なし居らば天理に反する恐れなし。即ち…