未知日記霊話集 第千二百十三回 絶対界 第六章 神霊界 霊の動静について 二流界に於て作られたる立体鏡などは、その不滅母の原理より組織せられたるものにてその智能の優れたりと云ふも、みな不滅母の力がなさしめたるにすぎず テツシン貴尊講義



ヒロさんが転写されたものを使わせていただきます。
絶対界

第六章 活動霊子(仮称)と補助霊子(仮称)について P73〜79



 元来不滅母は全宇宙にみなぎり余すところあらざるが故に、空間実間はもとより、有形無形柔体剛体に不拘、通じ居りて是を補佐なし居るなり。一個の細胞一個の原子に至る迄、その悉くをあまさず包含して是に活動を与へ居るが故に、活動霊子と仮称したるなり。例へば紙に一線を引く。その引かれたる線は既に活動霊子のはたらきをなし居るにて、もし活動霊子の力なければ線は引かるるものにあらず。 諸子は木を切りて家を作るもみな、活動霊子の力あるによって家は成立するなり。宇宙全宇宙にこのものなければ、家を建つることもなしたはざるなり。 活動霊子なくんば太陽も地球もすべて、何等のはたらきをもなすものにあらず。すべては死滅して全宇宙は亡びること云ふ迄もなきなり。 引力とか圧力とか云へるものもすべては活動霊子補助霊子の力によって生じたるものなり。 今汝は何かの考へを起す。その考へもみな活動霊子補助霊子の通達なし居るが故なり。今汝は何かの錯覚を起す。是みな霊子の力なり。 芸術家が皆其々有する技能に対して、甲乙の区別あるも活動霊子補助霊子の力なり。 もしこの活動霊子補助霊子の力なければ、大岩石などは形を変ずることもなく、 又砕かるることもあらざるなり。 是等の霊子あるが故に、原子も破壊され、又大なる山も粉砕さるるものにて、 是等霊子のはたらきが全く失はるるものならば、斯ることのあるべき道理あらざるなり。破壊さるることも組織さるる事もすべては、この霊子の力を根本と知らば、ここに新らしき研究のあることは察せらるるならん。 既に二流界の人類は是等を知りて応用なし居るが故に、自由自在のものを組織もなし、又破壊もなして姿を変へしめ居ることも推して知らるるならん。 諸子はすべてを機械にのみ任せて其によってことをなさんとはかり居れど、機械は百般悉くに通ずるものにあらず。 皆其々の方法にのみ用いずばはたらきはなさざるべし。其百般の機械を統括して、一つの機械に化せしめてすべてにあたるものを発明せば如何 ! 例へば汝の肉体は不自由のものと思はるれど、手によって物を造り足によつて是を運ぶ。 然して眼耳鼻口等々すべて一体化なし居るにはあらざるか。若し機械ならば耳は耳の機械、眼は眼の機械、さて手に至らば又一層多くの機械を作らざるべからず。 其にも不拘一つの肉体にて種々様々のことをなし得るにはあらざるか。 是等は不滅母のはたらきあるが故なり。二流界に於て作られたる立体鏡などは、その不滅母の原理より組織せられたるものにてその智能の優れたりと云ふも、みな不滅母の力がなさしめたるにすぎず。諸子は一も迷信二も迷信と、口が智慧の及ばざることを棚に上げて、迷信妄信にて物事を片附け居るは、笑止千万と我等は思ふものなり。理をきはむれば迷信妄信は一としてあらざるなり。人間同志の力によって作られたるものには、迷信妄信のあることは異論の余地なし。 ならじと思ふことのなりたちたる時、諸子は其は神業なりと云ふならん。 神業にてはあらざるなり。 全宇宙の組織は不滅母が有する活動霊子補助霊子の働きによってすべてを作り、又形を変ぜしめあることに留意せば、その不滅母を作りたるもののありやなきやに心せざるべからず。是以上の事柄は教主の分野に属す。故に我等は是以上は語るを避くべし。

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