未知日記霊話集千九百四回  三世と四世論 NO321  汝等の智慧は多くを学びて多くを知りたるを覚者と思うが故に雑草を繁らせて却って大切なる木を枯らすに等し。彼の短歌を詠みたる人こそ真の覚者なり。宗教者はその弥陀を衆生のものたらしめんとして、種々様々語り居るなればすべてを聞き流して忘るるも弥陀さへ残れば其にて相方の願望成就はなし遂げたるなり。即ち此野人の場合は聞き知りて悟りたるなり セイキョウ貴尊講義

                            三世と四世論          未知日記第八巻           第三の巻           未来の巻        其の80 第三     知りてさとるか、覚りて知るか NO1   リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  大智を得せしめんとて我等は斯る題目を掲げたれば汝等は奇異の感を抱きたるならん。一般人の考へは知りて悟るは順序にして知らず…

嗚呼煙草、タバコ、たばこ・・・・・

 僕の祖父は大の愛煙家でした。婿入りした父親もこれまた愛煙家。当然、その子供達四人も親に負けず劣らずの愛煙家でした。 父親はいつも机の傍に缶ピースを置いて愛飲していました。当時父親が尊敬していた衆議院議員の植木 庚子郎さんは昭和期の政治家で、大蔵官僚。法務大臣(第15、28代)、大蔵大臣(第76代)、をやつていました。その人が誰憚ることなく一番安いタバコ、ゴールデンバットをプカプカ吸っていたので…

未知日記霊話集千九百三回  三世と四世論 NO320  汝等肉体を有する間に此境涯を脱しおかずば浮住界の苦を味うのみならず救ひの手を天界よりさしのべらるるも恐れて逃げ惑うに至らん。是等の道理は現今の如き幼稚なる学理より真をきはめんことは至難なり セイキョウ貴尊講義

                            三世と四世論           未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の79 第二       大智への順路 NO3   リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  即ち食すれば腹を充たすとは第一の信仰にして、次ぎに腹を充たすは肉体の養いならしめんがためなりとは第二の信仰にして、更に肉体を養…

未知日記霊話集千九百二回  三世と四世論 NO319  さればイエスの流血、弥陀の本願は衆生の罪を償いてあまりあらん。欣情よ。汝此理を明らかに悟ることを得るや。人界の善悪は罪とは関係なけれど、天界の善悪にはみなそれぞれ報あることに留意して深く思慮分別すべし。されば我等は汝等の背後に在りて前進を計り逆行せざるよう見守り居るなり。故に安心して進むべし。前途には光明あり。背後に我等あり。何ぞ危ふかるべき セイキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の78 第二       大智への順路 NO2  リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  されば是等の事柄より推理するとき一家得道して九族天に生じたりとの事に思いをめぐらさば先輩なりと思いし一家は後輩となる関係とならん。さらばイエスも弥…

未知日記霊話集千九百一回  三世と四世論 NO318  九流界の動物クゥワオは死の早からんことを望み又早く死したるを勝利者と思いて羨むなり。汝等は反対なるべし。もし汝等にして滅後を全く安全安泰なりと悟り得たらば如何なる結果となるかを深く考え見る必要はあらざるか セイキョウ貴尊講義

          三世と四世論           未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の77 第二         大智への順路 NO1   リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  人の心理状態は群をぬいで一歩たりとも先んぜんとなすは本能なるべし。然るに冥途の旅のみは一歩たりともおくれんことを望むならん。其は進むにあらずして退くと思う故に…

未知日記霊話集千九百回  三世と四世論 NO317  真の悟りを得てはじめて九族は天に生ずることを得るなり。書は姓名を記すに足る。学は広く学ぶべし。即ち汝等は文字の言葉の学問をなし居りて真の学をなさざるなり。学正しからざれば反古を集めたるに等し。汝等の身心は屑籠にあらず。汝等稔りし米を刈り入れて藁をつけたるまま倉入れをなさざるべし セイキョウ貴尊講義

                             三世と四世論           未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の76   第一 天理を知りて大智にかへれ NO3    リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  動物は人を恐るるが故に人に危害を加うるなり。人も亦神を恐るるのあまり神に遠ざからんとするなり。神を愛するものは神の子な…

未知日記霊話集千八百九十九回  三世と四世論 NO316  一般人の学問をなし居る様を見るに大抵の人は表面を記憶するに骨折りてその真髄を学せざるは多し。故に書物を心に謄写したるにすぎず。かかる学問は写本学問にて何等の効果もあらざるなり。記憶学は辞書にすぎず。学とは悟りの道なり。悟らずば学したるにあらず。又学者にはあらざるなり セイキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の75 第一    天理を知りて大智にかへれ NO2   ウジャ.セイキョウ貴尊講述  慈音よ、はづること勿れ。欣情の知れる範囲は表面的にて大抵の信者ならば皆理解し居る程度なり。一人のくはしき道案内者あらば多くの人は迷はぬと云うこ…

未知日記霊話集千八百九十八  三世と四世論 NO315 所謂一家得道すれば九族天に生ずるは一人にても確かなる道案内者があれば、大衆は迷うことなく目的地に到達するを得との教へなるべし。もし厭う者を出家せしめたりとて彼、道をきはむるあたはずば九族は迷うならん  セイキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第三の巻            未来の巻        其の74 第一      天理を知りて大智にかへれ NO1   リョウジャ.セイキョウ貴尊講述  肉眼肉耳は如何にすぐれたりとも天の広大なるを見聞はなし難し。是をきわめんとならば神眼神耳ならざるべからず。神眼神耳を開らかんとするは零…

未知日記霊話集千八百九十七回  三世と四世論 NO314 欣情よ。今後に於て手の自由を失い居る慈音なれば、点筆を執る事もなし難くなり、又足腰たたぬ苦しみに臥床すとも彼が枕辺に筆を執りやるべし。然する事に依って汝は行ぜずとも大悟することを得ん。是慈音が汝におくる報酬なるべし。  今や慈音は中智の末期の行をなしつつあり。もし無事に修行なすならば大智の人となるなり ミキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻           第二の巻           現在の巻        其の73 第五一      更に進んで大智まで NO3   インショウ、ミキョウ貴尊講述  教主に於てすら慈音は珍らしき人なりと仰せられたるを見ても彼のすぐれたる事は知らるるならん。欣情よ。今後に於て手の自由を失い居る慈音なれば、点筆を…

未知日記霊話集千八百九十六回  三世と四世論 NO313 今日は日本の十月十四日(昭和二十二年、西暦千九百四十七年)なり。慈音は明十五日より新しき段階に移さるるなり。依って彼が今日迄なし来りたる行中の苦しみを欣情に語りやりて長く下界の人の修養資料となさしめよ。然らずば慈音は死すとも人には語らざるべし。斯くては彼は余りに不憫なりと申されたれば、我是を奉じて語るべし ミキョウ貴尊講義

                      三世と四世論           未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の72 第五一      更に進んで大智まで NO2     ショウ、ミキョウ貴尊講述  余事は別として動物根を清浄して人間智を得るに至らば肉体観念は失せて精神観念は強くはたらくにより、肉体の箱に何時も納まりあるものにあらず…

未知日記霊話集千八百九十五回  三世と四世論 NO312 世人はよく口にする良心即ちその良心こそ魂魄と見なして工夫せば少しは察するを得るならん。例へばかかる行為をなしては恥づかしきことなりと考うる事あらん。されど其を止むることあたはざる等は摩擦根と魂魄との衝突なりと知らば、我等の説明は察するを得べし ミキョウ貴尊講義

                   三世と四世論          未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の70 第四十九     智慧の区別 NO4      インショウ、ミキョウ貴尊講述  今慈音は我等に向いて曰く、貴尊方の教へは理に合うならんと思へど実地にうつすことは難し。何となれば摩擦根を抑圧する法はなし得らるるならんも、手なづ…

未知日記霊話集千八百九十四回  三世と四世論 NO311 人にはみな其々に与へられし個性あるものなればその選択をあやまたずして是を意義あらしむるにあらざれば天分を全うするを得ざるなり。是を知るには己自らが最も好むところに従うをよしとす。小智のみをはたらかせて居ては目的は達するものにあらず。又天の使命を全うすることは難し ミキョウ貴尊講義

                          三世と四世論          未知日記第八巻           第二の巻           現在の巻        其の69 第四十九     智慧の区別 NO3   インショウ、ミキョウ貴尊講述  されば絶対智は如何にと云うに是にも聊か論議の余地はあるなり。先にも語りし如く絶対に信疑両道ありとせば其は相対の延長にすぎずと世人は考うるなら…

未知日記霊話集千八百九十三回  三世と四世論 NO310 水無き所を百千ほりたりとて苦労を増すのみなり。己の好みとする所には清水噴出するは確実なりと信じて掘るべし。所謂己の好むものは天授ならんと我等は思うなり。されど好めばとて悪事はなす勿れ。そは天の許容すところにあらず ミキョウ貴尊講義

                     三世と四世論           未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の68 第四十九     智慧の区別 NO2  インショウ、ミキョウ貴尊講述  されば世人は芸は道によって賢しと云い居るにてはあらざるか。その言葉によって見るも知らるるならん。百種百般悉くに精通したる智者はあまたあるものにあら…

未知日記霊話集千八百九十二回  三世と四世論 NO309 今これを分り易くせんため零体智を大智とよび、絶対智を中智、相対智を小智と名づけて説明せんとす。故に大智は零体本旨の智慧のはたらきと知るべし。相対智に属する小智は世人一般に有するにより今更こと新しく論ずる必要なけれど、世人が夢想だにせざる重要なる点について少しく語るべし ミキョウ貴尊講義

                             三世と四世論           未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の67 第四十九    智慧の区別 NO1    インショウ、ミキョウ貴尊講述  小児は一段にても高きを悦び、又種々なる質問をなして父母を苦しむるは何故ぞと聞かれなば世人は唯本能的素質なりと答うる他なかるべし。…

未知日記霊話集千八百九十一回  三世と四世論 NO308 泰岳が多くの徒弟等と共に錫杖をならべおきて「杖来い」と命ずれば彼の杖は彼が手元にすべり行きたるに対して師は魔法にあらずと云いたるも、これ零体本旨の智慧の力なり。又彼は病める人の枕辺に座したるのみにて治癒せしめしも零体本旨の智慧のはたらきに他ならざるなり ミキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の66 第四十八     迷悟の人と正悟の人 NO2   インショウ、ミキョウ貴尊講述  此の零体本旨にうつるには凡てを霊に帰せざれば大悟は得られじ。霊に帰せしむるには心を空となさば可ならんか。否々空となすは魂魄を一体ならしむる法…

未知日記霊話集千八百九十回  三世と四世論 NO307 肉体本位のさとりには斯くのごとくあやまりたる事多し。然らば真のさとりとは如何にと云うに其は天を中心としたるさとりにあらざれば真の理に合わざるなり。肉体的さとりは動物性にして精神的さとりならでは正しきさとりとは云い難し ミキョウ貴尊講義

                  三世と四世論         未知日記第八巻           第二の巻           現在の巻        其の65 第四十八     迷悟の人と正悟の人 NO1   インショウ、ミキョウ貴尊講述  世には迷悟の人は多くして正悟の人は少なし。是は何故かと云うに肉体中心よりのさとりは多くして、天理よりの悟りを求むる人は稀なる故なり。即ち摩擦根を手なづ…

未知日記霊話集千八百八十九回  三世と四世論 NO306 世人の世界には無線電灯の設備すら未だ完備なし居らざるにてはあらざるか。又無線飛行機などの完成を見ざるにてはあらざるか。天界と自由に通話なすことをも得られざるにてはあらざるか。結核性或は神経痛又は癌腫など電気分解にて治療法も未だ完成なし居らざるも、我等は遺憾に思うなり ミキョウ貴尊講義

     三世と四世論           未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の64 第四十七  魄一体とならばさとりは得らるるか                       NO2  インショウ、ミキョウ貴尊講述  とにかく無形のはたらきには限度なく、有形のはたらきには限度あり。即ち無形は有形の源とも見るべく有形の母なりと見なすこと…

未知日記霊話集千八百八十八回  三世と四世論 NO305 動物は疑いの心なければ信ずる力もうすし。故に大悟するを得ざるなり。疑う心あればこそ、さとりの道は開らかるるなり。動物は疑いの心なければ信ずる力もうすし。故に大悟するを得ざるなり。疑う心は推理力を育つる母に等しと云いたる人あり。意味ある言葉なり ミキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の63 第四十七   一体とならばさとりは得らるるか                                                    NO1   インショウ、ミキョウ貴尊講述  動物性をまぬがれて人間となるに…

未知日記霊話集千八百八十七回  三世と四世論 NO304 秘するは教主なり。教主と雖も決して秘して教へじと云うにあらず。例へば劇薬毒薬は一般人には販売せざる如く、教へて却って有害となることを慮って伝授を避け給ふなり。されど安心して教へらるるものには丁寧懇篤に伝へらるるは云う迄もなし。教主の教へざるも慈悲にして教ゆるも亦慈悲なり。角をためて牛を殺す如きは有害無益の結果となるを慮ってなりと知るべし ミキョウ貴尊講義

                    三世と四世論          未知日記第八巻            第二の巻            現在の巻        其の62 第四十六     魂は霊を知らざるか                               NO2                      インショウ、ミキョウ貴尊講述  この悔い改むるとは即ち摩擦根が魂魄に同化し…