ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 テツシン貴尊講義 慈音は永らくの間棄屍の法に苦みて、漸く魂の受信器を完成なしたるが故に、円海放送局或はミキョウ、 セイキョウ、テッシン教主等々の、放送局より発する電波を受け入るるに到り居る迄なり。 近代の如き欺瞞者の世を欺く神懸りとか云へる如き偽はりの行者にはあらざるなり。 分身法とは所謂一つ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 テツシン貴尊講義 肉体は弱し。何日如何なる時、如何なる危難に遭遇するやも計られざるなり。かかる危険なる住居に永久止まることを得んや。 宏荘なる住居にて安しと思ふも錯誤なり。 如何なる危険は襲ひ来るかは測り知れざるならん。其にも不拘安全なりと思ひて住居し居るにてはあらざるか。 火災にて家は…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 斯く語り居る時、慈音我にむかひて曰く、今や米ソ紛糾して対立なし居る様に関して、その何れが是なるかを教へよと答へて曰く、もし汝等誤ちてソ連にくみするならば、世は益々混乱して名状すべからざる危機を招来せん。斯るものにくみする勿れ。即ち米は動物性六分人間性四分の主義を以てし、ソ連は動物性九分人間性一分の主義を主張なし…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 諸子は武力或は財力によって、人間を屈服せしめんとなすは、即ち動物性なり。 愛する心、憐む心、慈悲の心にていたはるならば、凡ては従ひ来り、又慈父慈母の如く汝の許に集り来ることは、火を賭るよりも明白ならん。是即ち人間性によって、融和なすが故なり。斯くして共にいたはり、共に助けて、世に処するならば争ひなどの起るものにあ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 諸子は日々衣食住に追はれて生活なし居るため、動物性本能に囚はれて、人間性の修行を疎略になし居るが故に、大切なる修行を怠り居るなり。天に上らずして地を這ひ廻り居りては、雲の上人とはならざるべし。 地を這ひ廻る蛇と雖も、行ずれば竜となりて、天上すると云ふ例話もあることに心せよ。是等の話を小児に語るお伽噺の如く徒らに…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 近代の世相を見るに動物性本能のみを、主眼としたる教育が盛になりつつあるは怖るべきことなり。智識階級に於て才能ある人の多くは、動物性にのみ囚はれ居る傾向あるによって、無智無能のもの是に化せられつつあるによつて、人間性より遠ざかり行くなり。是等は悲しむべき傾向と云ふの他なし。神より遠ざかると云ふは、即ち人間性をす…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 人間性本能と云ひ、或は動物性本能と云ふも、是みな智慧の別れなるべし。 所謂絶対の智慧が相対に別れて、二分或は四分せられたるに他ならず。是をもとに立ち返へらしむれば絶対智慧に帰するなり。所謂智慧より出でて知慧にかへる。或は霊より出でて霊にかへると見るも可ならん。 諸子は肉体あるが故に、知慧は働らくと思ふは誤謬な…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 一疋の電気鰻が馬を倒したりとて、諸子は驚く。されど眼に見えざる黴菌にて、 諸子は生命を棄て居るにてはあらざるか。然るにその黴菌すら完全に駆遂して、人命を全からしむる方法すら、未だ完成なし居らざるにはあらざるか。斯る浅才薄智の脳力にて、神界の有無を究めんなどとは及ばざることはるかに遠し。 諸子は有機物にのみ囚はれ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 我等の語る知ると云ふことと、諸子の知ると云ふことには相違あるなり。例へば今汝の処に来れる人を、汝は早くより感じ居るならば、其は知るなり。然して来りて知るは其は唯感じたるに他ならず。 斯くすればかくなると思ひて成るは知るにて、唯訳もなく成りしは感じたるに他ならず。 我斯る不確定語を用い居るは、教主の意を体して語り…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 もし諸子が肉体亡びて魂が天上したる時の様を考へ見よ。肉体を有する間は、その肉体の刺戟によって種々様々のことを感じ居たれど、肉体の力消滅すれば、すべての感じは共に消滅して影を止めず、唯霊気のみが上昇するにすぎざるなり。霊気は肉体の刺戟あらざれば何等の感じもあらざる如く思ふならん。然りとならば修養修行などの心要も、…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第八章 天に昇れば雲の上人 絶対自然の法則は軽きものは上昇し、重きものは下降す。即ち引力圧力のあるは絶対自然の法則なるべし。さればこそ前記の講目の如き俗言はあるならん。 肉体を地上に置き魂を天界に送るの意味より、この言葉は出でたるならん。位高くならば人より尊ばる。諸子のものを尊ぶは高きを指すならん。位とは霊気にして肉体を指すにはあらざるべし…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 絶対と相対の区別をこの例話によって説明するならば如何なる相違あるやに気附くならん。 天使が来りて何故に彼女を、男子に化せしめたるやに留意せざるべからず。たとひ人間同志の定めたる法則なりとも、その法則ある以上、神としてもを曲ぐることあたはず。 …
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 もし全宇宙が相対ならば、その中に存在するすべてのものは分離されて、一体とはならざる関係におかるる故なり。絶対なるが故に、別れては合し、合しては別るる点より考察する時は、別るるも絶対原理より出で、合す…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 例へば単線の電車がありとせんか。 一方は甲より乙の駅に向ひ、一方は乙より甲に向ふとして、その両者が中途にて衝突せしめざるよりになすには、中途にて二つの線を作り置ずば衝突は免がれざるべし。其と同様の関…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 諸子は拝みするにあたっても、何事か願望成就のみに囚はれての拝みなるが故に、唯頭のみ下げて斯かる浄化の法を旨とせず行ひつつあるによって、人心の浄化は得られざるなり。 我等の語る拝みとは神に祈れよと云…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 心は雲霧の如し。然して魂とは地中の水と思はば可ならん。又水を智慧と見なして考察する時は、水の働きが魂にして雲霧の働きは心なりと見なして研究するも可ならん。 諸子は雨の水を美はしと思ひ、地上の水を濁水…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 故に拝みせずとも神は守り給はん。されば神の道を正しく歩み居らば、祈りなどの必要もなかるべし。修養修行とはむづかしきものにあらず。直き心に化せしめんがための方法なるが故に、魂を直く清く磨きてこれに徹せ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 我もなく彼もなき信仰、即ち神もなき我もなき、所謂対象物のあらざる神我一体の信仰ならざるべからず。諸子は思ひ出して神を拝す。それは相対自然なり。常に神我一体となり居らば拝みの要なし。諸子はこの理を知…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 暗線を追ふて進まば魔道に陥り、明線を追ふて進まば天界に上る。是等は引力圧力の相違にて、結果に於て反対の立場に化せられる故なり。仮に不滅母を光明と見なすならば、活動霊子は光線に属し、補助霊子は暗線に属…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係 テツシン貴尊講義 諸子の肉体の中に、無数の筋あるも其は即ち光明なりとの考へより、すべてに対して光明とは、唯光にあらざる一種の線を指すと考ふるも可ならん。八大門に於て見聞したるあまたの線或は網の目の如くなりたる線、是等…