未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百三十八回 絶対界 第七章 神霊界 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係 現在汝等の世界にはあまりに不善者はびこりて世を害す。 故に汝等の世界は悪魔の世界なり。早く覚醒(めざめ)て善行に立ちかへりなば、軈ては仏の世界とならん。 この説明にて悪魔とは何か。 仏とは何かの理は察したるならん。善事は行ひ難く、悪には組し易しとは即ち此意味なり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています


絶対界 第七章 無始終霊子の人間精神に及ぼす関係   
無始終霊子、不滅母霊子、活動霊子、補助霊子の関係
              テツシン貴尊講義



 諸子の肉体の中に、無数の筋あるも其は即ち光明なりとの考へより、すべてに対して光明とは、唯光にあらざる一種の線を指すと考ふるも可ならん。八大門に於て見聞したるあまたの線或は網の目の如くなりたる線、是等みなすべて光明にして、その形状が異なると雖もすべては光明に帰すと思はば可なり。光明の中にも暗線黒線のあることに留意せざるべからず。 例へば熱も光明とせば寒も即ち光明の部に属す。例へば火傷すると云ふも、又液体にて火傷同様のこともなさるるにてはあらざるか。火に焼かれ水に焼かるるも、熱寒の結果は同様の姿となるによってなり。是等もみな光明の力なり。故に不滅母は光明の母なりと見るも差支なからん。 諸子の世界にて見るならば、太陽は光明を生む母と見るも可なり。 引力圧力と云ふもみな光明の力なり。その光明が種々様々の変化を与ふるが故に、或は破壊の方向に、或は組織の方向に向ふと雖も、組織も破壊となり、破壊も亦組織となる関係も、従って生ずるならん。故に宇宙は相対となりて複雑化なし居れど、全宇宙の大自然に立ちかへらば、その悉くが同一の結果となる事は、異論の余地なからん。 水は火となり、火は水となることも、敢て不思議するには足らざるべし。諸子は悪魔と云へば何か一種の不思議なる姿あるものの如く感ずるならんも実は然らず。悪魔とは破壊を云ふにて決して形あるものにあらず。悪き行ひをなさば其は悪魔に類すとの意味にして、組織の方向に向ふものを仏として区分したる迄にて、仏と云ふも形なく、悪魔と云ふも形なし。唯善き行ひ悪き行ひの区別あるのみなり。決して形を聯想すること勿れ。諸子の世界に於て不善者は悪魔の行ひに属し、善道者は仏の行ひに属すと見ば、其は正しき考へにして特殊のあるものにてはあらざるなり。汝不善を行はば汝は悪魔なり。善を行へば汝は仏なり。現在汝等の世界にはあまりに不善者はびこりて世を害す。 故に汝等の世界は悪魔の世界なり。早く覚醒(めざめ)て善行に立ちかへりなば、軈ては仏の世界とならん。 この説明にて悪魔とは何か。 仏とは何かの理は察したるならん。善事は行ひ難く、悪には組し易しとは即ち此意味なり。

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