未知日記霊話集千百五十九回 光明論 下巻 巻の九 即ち三十体の像はフクに合ひ最後の一点はセンに合ふ。汝等此理を悟り居るや。大悟は此処にあり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門 例話 ある彫刻師のはなし                  テツシン貴尊 講述                      或彫刻師僧より依頼されて仏像を刻みたれど僧は是を受け入れず。すべて死仏なりと罵り又人型とも罵詈す。彼は斯くすること三十体に及び尚僧の許容を得る能はず。…

未知日記霊話集千百五十八回 光明論 下巻 巻の九 センの門に於て見る神僕と以前立体鏡にて見たる洗霊なし居たる神の使とには、業に於て力に於ても格段の差あることを知るべし。是等の事柄は教主の講話によって知ることを得るならん テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門 神僕の働きとは                  テツシン貴尊 講述                      すべて相対的の世界には対象となるべきものあるによって其対象となるべきものの変化なければ、汝等は無味乾燥として倦怠を感ずるならん。さればこそ向上発達も得られ又顛落…

未知日記霊話集千百五十七回 光明論 下巻 巻の九 神の下僕のなし居る業は使命を果したる者を択び天界に運びつつあるなり。故に彼等は寸毫も休む暇とてはあらざるなり。是が汝等なりせば悲鳴を上ぐるならん。されど神僕は斯ることなし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門 永遠永久不変の世界へ                  テツシン貴尊 講述                      斯くも偉大なる法網なれば一度誤ちて網に触るれば負傷の苦痛を免がれざる事は察せらるべし。汝等あやまちて負傷して神は何故に我等に、責を与ふるならんかと神を逆恨…

未知日記霊話集千百五十六回 光明論 下巻 巻の九 神の世界としてすべてのものを永遠に安住せしめんためには多くの廃物を生ず。然るに神はその廃物をも決して廃物とはなさざるが故に、斯くも大規模の構造となし給ひたるなり。謂はば汝等の世界も廃物の一種なり。然るを廃物とせずして様々のものを置き養育して再び天界の一部にをきて、永久安らかならしめんとなし給へるなり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門 宇宙には無空気の世界に住む人類はいる。しかも地球人の智識の数十倍の智慧をもつといわれている 神による宇宙製造機とは・・・・・                   テツシン貴尊 講述           神は全宇宙を完全に組織して凡ての物を永久に安からしめんが為に、意を用い…

未知日記霊話集千百五十五回 光明論 下巻 巻の九 先づ第一に眼に映るは多くの見聞者とは別個の遠くに光の衣に包まれたる如き感じあるを見るならん。彼等は立体鏡にて見たれば汝等には察せらるるならん。即ち彼等は神の下僕なれども未だミキョウの座を許されざる者共にて、恰も汝等の世界にて云ふ土人とか野蛮人とかに匹敵するなり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門                   テツシン貴尊 講述                    フクの門は未だ融和の法に合へるにより三満一欠の境涯にをかれたり。されば是を組織して四満四光となさざれば完全なる世界とは云ひ難し。故にセンの門よりは組織の教へは許されて学する道に就…

未知日記霊話集千百五十四回 光明論 下巻 巻の九 とかく人間とは始末にわるき動物なり。我、斯く語らば汝等は云はん。斯る始末に困難なるものを神は何故に作りしかと。いささか身勝手の質問なれども回答を与ふべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第四章 セ ン の門                   テツシン貴尊 講述                       さて今日迄見聞なしたる七個の門のすべてを此処に要約して考ふれば大悟とは人智をすてて神智を求むるの一語に尽るなるべし。然して其が為の修養には信仰と云ふ食を摂取して元気を作る他…

未知日記霊話集千百五十三回 光明論 下巻 巻の九 故に教主は彼女に欣情の名を授けて戒律の門に入る事を許されたるなり。なさんとしてなるべき事ならず。神の徳に浴して初めて正しき道を歩み得ると知るべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 神は実在ならずして無限の力ある空の存在と知りて信仰を求よ                   テツシン貴尊 講述                    フクの門には神の命を受けて多くの神僕集り居れど、汝等の眼には映ぜざるなり。されど見聞者の姿の見ゆるは汝等と同等の位置に置…

未知日記霊話集千百五十二回 光明論 下巻 巻の九 我等と雖もすべて姿はあらざるなり。されど慈音に対しては我、過去の姿を送りて見すれど、其は慈音の目標となし居るにて、慈音は戒律を解かれて此かた斯る行為はなさざるなり。汝等百万年祈願なすとも神の姿を見ることは難し テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 二重魂とは                   テツシン貴尊 講述                       所謂二重魂と云ふは汝等に分り易く説明すれば汝等人と語り居る時、戸外に何か変りたる事を耳にしながら話を続くることあるならん。即ち其様に相似たることと思はば可なり。…

未知日記霊話集千百五十一回 光明論 下巻 巻の九 大凡天界には斯る不可思議なる事も行はるるなり。然れば彼を誘ひし者を何故に是を許容せしかとの疑問なるべし。されど是には深き理由あり。フクの門に誘ひしはセイキョウの座にある者なるにより、彼を誘ふ以前より此事あるを既に知り居たりしにより、上座の許可を得たるなれば許したるなり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは                   テツシン貴尊 講述                       フクの門は動物はもとより森羅万象悉く凡て一切を組織し居るにて人間のみのものにあらざれば、いささかの事たりとも法に合はずば負傷はまぬがれざるなり。さりなが…

未知日記霊話集千百五十回 光明論 下巻 巻の九 人間に限らずすべては四線の法則にて保たるるとせば業半途に終らば二満或は三満に終る。是を名附けて三満一欠即ち破壊分解融和を満たせば三満、残るは組織なり。是を果さずば一欠となる テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは                   テツシン貴尊 講述                       次に第二流界より法網をくぐりて自由に出入りし得ると云へるについてなるが、汝等は法網をくぐると法網をのがるるとの誤解より二流界にも斯る悪人ありやと考ふるな…

未知日記霊話集千百四十九回 光明論 下巻 巻の九 人間に限らずすべては四線の法則にて保たるるとせば業半途に終らば二満或は三満に終る。是を名附けて三満一欠即ち破壊分解融和を満たせば三満、残るは組織なり。是を果さずば一欠となる テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは                   テツシン貴尊 講述                       汝等の答への如く完全なる桶の水は洩れざるが故に満たさるれば其以上入るれば溢れてこぼるるならん。然りとせば三満一欠の答へを明確に解決なしたりとは云ひ難し。…

未知日記霊話集千百四十八回 光明論 下巻 巻の九 一個の光来りて群衆の一人の魂をぬきとりて是を提げ何処へかととび行きたり。是等の事柄は汝等には到底知ること能はざるならん。汝等も早く活眼を開きて斯る些細の事柄を見聞なし得る力を養ひて昇天の道を求て自由の境涯を味ふべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと                   テツシン貴尊 講述                      是等の中には天界に昇れる者、或は父母兄弟或は妻夫などを招きて親しく語らひあるあり。或は他界に通信なし居るもあり。其中に最も汝等に興味深き者を択びて…

未知日記霊話集千百四十七回 光明論 下巻 巻の九 修験者たちは此門の原理を応用して同志相互に通信なし居るなり。謂はば汝等が日常使用し居る電信電話の如しと知るべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと                   テツシン貴尊 講述                       一時的の元気は作り出せしものなれば忽ちにして消滅す。正しきさとりに依て自ら湧き出づる元気、是フクと名づけしこの門の名称に附したるフクは、すべての…

未知日記霊話集千百四十六回 光明論 下巻 巻の九 宗教者が種々様々の方面より神を知らしめんとして修行者自らすら迷ふなり。セイキョウも我も汝等に語りし如く、神を知らずば汝が心に神を作らば如何にとさへ教へたるは、信仰を得せしめんが為の方便なりき テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと                   テツシン貴尊 講述                       汝等神と共にある事を知りながら神を見ざるによって神を忘るるなり。神ありや無きやを正しく認識せざるによって迷ふなり。宗教者が種々様々の方面より神を…

未知日記霊話集千百四十五回 光明論 下巻 巻の九 されば元気とは光気一体ならざるべからず。光気一体の人となりて其が完全無欠の作用をなす人にあらざれば元気旺盛とは云ひ難し。汝等の世界に斯る人は指折り数へる程なるべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門                   テツシン貴尊 講述                       此問に対して明確に返答なし得る者は幾何ぞ。若し汝等の心に連想し居る如き神の姿が常住坐臥汝等の面前に現はれ給ひて不絶見守り給ふと仮定して考へ見よ。然る時は大なる威厳に圧倒され…

未知日記霊話集千百四十四回 光明論 下巻 巻の九 汝等此門に入るを許されて先づ第一に眼(まなこ)に映ずるは各界より集り来りし見学者の余りに多き事に驚きしならん。そは此門より以上の修行が非常に重要なるによってなり。されば汝等はいよいよ奮励努力して是等の見学者に劣らざる用心肝要なるべし。此処に集れる者はすべて三流界以下の者共なり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門                   テツシン貴尊 講述                     汝等此門に入るを許されて先づ第一に眼(まなこ)に映ずるは各界より集り来りし見学者の余りに多き事に驚きしならん。そは此門より以上の修行が非常に重要なるによってなり。されば汝等はい…

未知日記霊話集千百四十三回 光明論 下巻 巻の九 先づフクの門を開らくに際し予め此光体気体より光素気素を相互に交換して、光気素及び気光素を作ると云ふ理論の概要を知りをきてフクの門を見聞すべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門                   テツシン貴尊 講述                     さてギョウの門の空源体性が空源力を働かせて、コゥの門に侵入して光源体制と気源体性に分解されて更に光源体性と気源体性よりは其々気光素或は光気素を作りて、其よりフクの門に送入するな…

未知日記霊話集千百四十二回 光明論 下巻 巻の九 汝等暫く心意魂魄よりはなれて空源体性を霊と見なし、気源体性を魄に、光源体制を魂に見なし、然して空源力を霊のはたらき、光源力を魂(こん)のはたらきに、気源力を魄のはたらきとして考へを廻らすべし テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 フ ク の門                   テツシン貴尊 講述                       光には熱を伴ふものと又然らざるものとの二種あり。気に於ても亦同様の関係あり。コゥの門にて二様に別れし光波は其関係あるによつてすべてを焼き尽す恐れなく、又冷却せしむる憂なきな…

未知日記霊話集千百四十一回 光明論 下巻 巻の九 常住坐臥神をはなさぬ人にして初めて安全なるは云ふ迄も無し。信仰者にして道を踏み外すは知らず知らずの裡に神に遠ざかりあるによってなり。神は汝等を離れざるもややもすれば汝等は道にたはむるる幼児の如く親の眼をのがれて迷ふに等しければなりと思ひて常に神を忘るべからず テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 コゥ の門                   テツシン貴尊 講述                     此例話は滑稽の中に覚る処は深からん。汝等よく考へ見るべし。汝等が世界の多くの人は、此息子的なる考へにて世を送るにより成功するは稀なり。息子の如く一方に偏く考えへの人の企業の企てに…

未知日記霊話集千百四十回 光明論 下巻 巻の九 全く宗教心なき人はすべてに偏し易き傾向あるも事実なり。故に今一歩と云ふ地点にて振り落されて目的を達するに至らずして失敗に終るは通例なり テツシン貴尊講義

未知日記 第六巻 光明論        下巻 光明論 巻の九  教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇  下 第二章 コゥ の門                   テツシン貴尊 講述                      所謂物事は一方に傾けば倒るるは必然なり。故にあまりに熱情的にはしる時、冷静を欠く。恰も水を沸騰せしむれば喝を癒す能はずして却て火傷せしむる恐れあれば水としての使用は全からず。兎…