未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 例話 ある彫刻師のはなし テツシン貴尊 講述 或彫刻師僧より依頼されて仏像を刻みたれど僧は是を受け入れず。すべて死仏なりと罵り又人型とも罵詈す。彼は斯くすること三十体に及び尚僧の許容を得る能はず。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 神僕の働きとは テツシン貴尊 講述 すべて相対的の世界には対象となるべきものあるによって其対象となるべきものの変化なければ、汝等は無味乾燥として倦怠を感ずるならん。さればこそ向上発達も得られ又顛落…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 永遠永久不変の世界へ テツシン貴尊 講述 斯くも偉大なる法網なれば一度誤ちて網に触るれば負傷の苦痛を免がれざる事は察せらるべし。汝等あやまちて負傷して神は何故に我等に、責を与ふるならんかと神を逆恨…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 宇宙には無空気の世界に住む人類はいる。しかも地球人の智識の数十倍の智慧をもつといわれている 神による宇宙製造機とは・・・・・ テツシン貴尊 講述 神は全宇宙を完全に組織して凡ての物を永久に安からしめんが為に、意を用い…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テツシン貴尊 講述 フクの門は未だ融和の法に合へるにより三満一欠の境涯にをかれたり。されば是を組織して四満四光となさざれば完全なる世界とは云ひ難し。故にセンの門よりは組織の教へは許されて学する道に就…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テツシン貴尊 講述 さて今日迄見聞なしたる七個の門のすべてを此処に要約して考ふれば大悟とは人智をすてて神智を求むるの一語に尽るなるべし。然して其が為の修養には信仰と云ふ食を摂取して元気を作る他…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 神は実在ならずして無限の力ある空の存在と知りて信仰を求よ テツシン貴尊 講述 フクの門には神の命を受けて多くの神僕集り居れど、汝等の眼には映ぜざるなり。されど見聞者の姿の見ゆるは汝等と同等の位置に置…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 二重魂とは テツシン貴尊 講述 所謂二重魂と云ふは汝等に分り易く説明すれば汝等人と語り居る時、戸外に何か変りたる事を耳にしながら話を続くることあるならん。即ち其様に相似たることと思はば可なり。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは テツシン貴尊 講述 フクの門は動物はもとより森羅万象悉く凡て一切を組織し居るにて人間のみのものにあらざれば、いささかの事たりとも法に合はずば負傷はまぬがれざるなり。さりなが…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは テツシン貴尊 講述 次に第二流界より法網をくぐりて自由に出入りし得ると云へるについてなるが、汝等は法網をくぐると法網をのがるるとの誤解より二流界にも斯る悪人ありやと考ふるな…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは テツシン貴尊 講述 汝等の答への如く完全なる桶の水は洩れざるが故に満たさるれば其以上入るれば溢れてこぼるるならん。然りとせば三満一欠の答へを明確に解決なしたりとは云ひ難し。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと テツシン貴尊 講述 是等の中には天界に昇れる者、或は父母兄弟或は妻夫などを招きて親しく語らひあるあり。或は他界に通信なし居るもあり。其中に最も汝等に興味深き者を択びて…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと テツシン貴尊 講述 一時的の元気は作り出せしものなれば忽ちにして消滅す。正しきさとりに依て自ら湧き出づる元気、是フクと名づけしこの門の名称に附したるフクは、すべての…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 八大門とは宇宙製造機のこと テツシン貴尊 講述 汝等神と共にある事を知りながら神を見ざるによって神を忘るるなり。神ありや無きやを正しく認識せざるによって迷ふなり。宗教者が種々様々の方面より神を…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 テツシン貴尊 講述 此問に対して明確に返答なし得る者は幾何ぞ。若し汝等の心に連想し居る如き神の姿が常住坐臥汝等の面前に現はれ給ひて不絶見守り給ふと仮定して考へ見よ。然る時は大なる威厳に圧倒され…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 テツシン貴尊 講述 汝等此門に入るを許されて先づ第一に眼(まなこ)に映ずるは各界より集り来りし見学者の余りに多き事に驚きしならん。そは此門より以上の修行が非常に重要なるによってなり。されば汝等はい…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 テツシン貴尊 講述 さてギョウの門の空源体性が空源力を働かせて、コゥの門に侵入して光源体制と気源体性に分解されて更に光源体性と気源体性よりは其々気光素或は光気素を作りて、其よりフクの門に送入するな…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 テツシン貴尊 講述 光には熱を伴ふものと又然らざるものとの二種あり。気に於ても亦同様の関係あり。コゥの門にて二様に別れし光波は其関係あるによつてすべてを焼き尽す恐れなく、又冷却せしむる憂なきな…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 コゥ の門 テツシン貴尊 講述 此例話は滑稽の中に覚る処は深からん。汝等よく考へ見るべし。汝等が世界の多くの人は、此息子的なる考へにて世を送るにより成功するは稀なり。息子の如く一方に偏く考えへの人の企業の企てに…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 コゥ の門 テツシン貴尊 講述 所謂物事は一方に傾けば倒るるは必然なり。故にあまりに熱情的にはしる時、冷静を欠く。恰も水を沸騰せしむれば喝を癒す能はずして却て火傷せしむる恐れあれば水としての使用は全からず。兎…