未知日記霊話集 第千二百十一回 絶対界 第五章 神霊界 霊の動静について  原子よりさらにさらに微細なるもの テッシン貴尊講義


絶対界 第五章 霊の動静について P68〜71


埼玉県にお住いのヒロさんの転記したものを掲載しています。



「未知日記」前巻より此篇に至る迄語りたる如く、霊は神に通じて神を知るによって、魂魄は霊に和して神にかへると語りしは、即ち此理なるが故なり。是をひらたく解釈すれば、絶対に生れて絶対に帰するの意味となるなり。 活動霊子補助霊子の力はすべて、 無始終霊子のはたらきなれば、活動霊子補助霊子は法を現はしたるものと見なさば、すべての理解せらるるならん。 此活動霊子のそなはりが人類と、他の動物との相違によつて、はたらきの力にも其々異なりたる、はたらきをなさしむる事は云ふ迄もなし。 活動霊子の最も優れたる力は、人間に対して強くはたらき居るため、人は他の動物より優れたる如く見ゆれど、ものによっては他の動物は、人間以上の働きをなす場合も多く見らるるなり。是等は活動霊子の働きかたの、程度に従ひて異り居る故に、分度と云ふは活動霊子の具備の如何を云ふにて、 諸子の如く枝葉に囚はれ居りては、分度を定むることは難し。 我等今迄語り来りたる、天の使命に従へとか、或は天職を全うせよとか教へ居る言葉も、諸子には理解なすことあたはざりしならん。かかる事は我等百も承知の上にて語りおきたるなり。故に「未知日記」 前巻より、この篇に至る迄読み尽し聞き尽すにあらざれば、解する事は難かりしならん。されど是迄読みたる人ならば、自づと自己の天職天分は如何なるものかをも知ることは、難きにはあらざるべし。されば何故始めに此事を語らざりしかと不審するならん。ものには順序あり。始めに此事を語りなば諸子は到底我等に耳を藉すものにあらず。 よってかかる計らひをなしたりと承知せられよ。
是より無始終活動霊子補助霊子の作用に対して、くはしき説明を試みずば、諸子には本心より明らむること難からん。 されど紙数に限度あるが故に、此書は是にて第一篇を終ることとせん。
        (昭和二十五年一月十六日~三月九日)

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