未知日記霊話集  第一二巻 大霊界 巻の壱 緒言 テッシン貴尊講義

未知日記講義第一二巻  大霊界  巻の壱                        テッシン貴尊講述 緒言   教主寛大、我、テッシンを召されて曰く、汝、テッシン、我、この書を講ずるにあたり聴講者の心構へを知らしめ過失なからしむるよう、汝の口より予め彼等に語りをくべしとの命に従ひ、是より汝等に緒言として語りをくべし。 教主寛大に於かれては此書を、否此講義を最後としてすべてを語り尽さるる由なれ…

覚者慈音39  未知日記第四巻    魂魄一如の法

未知日記第四巻  ミキョウ貴尊講述(現在のセイキョウ貴尊) 魂魄一如の法 仮に汝等は麗しく咲たる花を見るとせんか。その時一枝手折りて床に飾らんと思ふは魂の命にして、手折るなかれ、そは他のものなりと止めるは魄なり。されば此の二心を一体ならしめて三気合流をなさば如何にと云ふに、先ず花を見たる時、直ちに花の咲きたるを喜び愛し、我の眼を、娯しませたる感謝の念おこり、手折らんとする如き心は微塵も起らざるの…

覚者慈音38 未知日記第三巻   水滴の行(円海大師の修行時代)   円海大師講義

未知日記第三巻   円海大師講述  水滴の行(円海大師の修行時代) 我、初めて許されて師の門に入りし時、第一に命ぜられしことは、二個の水瓶に清濁の二水を湛えよとて汲具を賜ふ。是を見ればあに計らんや、そは竹籠なりし。我、唖然として躊躇ふ。師の坊曰く、「汝思ひ廻らすともあたはじ、疾く実行せよ」と我、悄然として水滴を注げど瓶底をうるほすに足らず。暫くありて師来たりて我を鞭打つ。斯くすること数回。我憶え…

覚者慈音37    未知日記第三巻    喜心録(円海大師) 講義

未知日記第三巻 喜悦の巻       円海大師講述 喜心録(円海) 慈音さん、儂は円海です。あんたも大分進まれたようで誠に嬉しく思ひます。せい出しなされや。へたばったり、尻込みせんようになあ。今が大事ですぞ。勇気を起して一踏張りぢゃ。 あんた程仕合はせな人は少ないぞな。次から次へと三人の教主さんの御恵みを受けるとは、何と云ふ喜ばしいことですか。其ばかりではありませんぞ。多くの修行者が十年も苦めら…

覚者慈音36  未知日記第三巻    鳥獣にも恨みの念あり

未知日記第三巻  ミキョウ貴尊講述(現在のセイキョウ貴尊) 鳥獣にも怨みの念あり 世の中に生をうけて誰か死を好むものあらんや。たとい禽獣虫魚なりとも他よりの害をのがれんとして、逃げ惑ふにはあらざるか。是によりて見るも生死の厭ひ、生死の執着あるは明白なり。世の中の人は虫獣類を心無きものの如く考ふるは悪し。世の中の凡ての事を仔細に深くほり下げて観察したれば、帰する処は生死の執着に帰す。食いても食はず…

覚者慈音35   未知日記第二巻    親に見える喜悦   テツシン貴尊講義

未知日記第2巻      テッシン貴尊講述 親に見える喜悦   世の中に親の情けを知らぬ子程不憫なるはなし。汝等は真の親の情けと慈悲の温みを知らずして、今日迄無情の日を過ごし来たれたるは誠に不幸不憫なるものなりしが、今母の手に抱かるるに及びて漏らす笑顔なることに心づかば、汝の肉体に覚ゆる温味は真の温味にして、爽快の気分となりて今迄とはすべてに変わりたる生活は営まるべし。 他人に対する親切も利己を…

覚者慈音34   第2巻  未知日記   死生のコンマをはずす方法  テツシン貴尊講義

未知日記 第2巻       テッシン貴尊講述 死生のコンマをはずす方法 死、生のコンマをとる方法のうち、最も簡単なるは先ず朝夕に行ふ事にしてきわめて平易 なることなり。朝目ざめたる時、床の上にて端座して手を組み眼をとぢ。心を整え口の内 にて云うべし。 「我、今日死せよ仰せあらば潔く死すべし。死するも決して悔いることあらず。」 とのいみを述べよ。是は即ち昨夕安らかに眠りし悦びを感謝し、今日何時死…

覚者慈音33   未知日記二巻  浮住界について  テツシン貴尊講義

未知日記二巻 テッシン貴尊講述 浮住界について 地球の雲上、空気希薄なる処より全く空気なき処との間に、魂魄の浮遊し居れる処ありてすべての動物此処に魂魄を置く。其なかには種々様々なものあり、人間の多くは此処に霊を止めるなり。此処を人語にて命名せば浮住界とも命名すべきか。宗教者わけて仏教者の教ゆる地獄極楽とは此処を指したるならん。此処には通力を得たる動物の魂あり。信仰ある者、なき者、種々様々にして言…

未知日記霊話集  泥中の蓮  ミキョウ貴尊(現セイキョウ貴尊)講義

未知日記一巻 講義より ミキョウ(現在のセイキョウ貴尊)貴尊講述 泥中の蓮 蓮は泥中に咲く。泥は蓮を咲せしか。蓮また泥に染まずして咲きしか。 泥は蓮を育ててはずかしめられ、蓮は泥に育てられて賞せらる。 もし蓮にして心あらば、泥に謝するならん。 人間は相対性に馴れすぎて、斯かる例さえ弁えず、唯蓮にのみ感心するは 泥に対して余りに無情ならずや。蓮はもとより清き個性を泥によって全うす。 泥は不純をかこ…

覚者慈音31   厳戒の辞をコピ-して配布

MILKさん、厳戒の辞をコピ-してくださってどうもありがとう。 母が死んで明日で丁度、2週間目になります。その亡くなる1週間前に僕は近くのス-パ-で、あの厳戒の辞の説明文を100部コピ-しました。一部が13枚綴りですから合計1300枚にもなりました。それを母の葬儀に来られる方に香典返しと一緒に付けてさしあげようとおもったのです。途中、コピ-機のインクはなくなり、また紙も不足する事態となり、店員さ…

覚者慈音30   坂井哲子先生の思いで

坂井哲子先生の思い出 もうだいぶん前に亡ったのですが、東京に坂井哲子と云うおばあちゃんがおられましてね。その方は戦前から毎年当地勝山市に来られました。来られると一週間くらいこの地に滞在され、いろいろ会員の方にお話をされたものでした。94歳で亡くなられたのですが、白髪で、声もとおりとても上品なお方でした。 母はいつも、若いときはそれはそれはホントにお綺麗であられたと、口癖のように云っておりました。…

覚者慈音29   未知日記の自費出版者のおひとりであられる坂井哲子先生について

昔、坂井先生から戴いた揮毫 「善し悪しの境を超えて ものみなを慈しみゆく おみなとぞなれ」 この詞は先生がある日、礼拝中神霊より聞かされた無言詞の中のひとつと聞いています  この写真は先生が当地に来られた際に私が撮った素人画像です。是を現像し当時の会員達に配布したことを覚えています。今も私の家の神棚近くに飾ってあります。いつもは大概年輩の会員達との四方山噺に終始するのですが、この日は特に未知日記…

覚者慈音28  厳戒の辞を一人でも多くの人に知ってもらいたい。これは新興宗教の教えなどでは決してありません。宇宙の神霊に仕える真の聖霊の詞です。幾度も繰り返してお読みください。

厳戒の辞について 仮にあなたが大富豪だったら、現世でお金で買えないものはなにもないはずですね。 いや実はあります。あの秦の始皇帝は自分の権力保持のため、家臣達に莫大な富を持たせ、自分の命数を長からしむるため、不老不死の妙薬を世界中から探しだすように命じました。でもそれはご存じの通り全くの徒労におわりました。 現代の富豪であるビル.ゲィツはいますべてのものを買える力をもっています。が、それでも買え…

覚者慈音27     未知日記講義第一巻 ミキョウ貴尊講述 現在のセイキョウ貴尊講義

未知日記講義第一巻 ミキョウ貴尊講述      我、汝等を誘導して共に手を携へ以て正道を進まんとす。 されば特に心を用いて神語を口訳して、汝等が日常使用せる 言々句々を撰び、肉眼にもあれ、又は肉耳にもあれ、容易に悟り 得る文章を使用せり。また此の書は我修得して究めたる事実なれば疑義をさしはさむ事なく、一路邁進して速やかに法の妙を究むべし。 貞操を破壊するにも結婚と、邪淫を混同する勿れ。 結婚は組…

覚者慈音26      伊東慈音師のお孫さんについて

慈音師の孫について 伊東慈音師の孫のことがこの未知日記の大霊界のどこかの箇所に記載されております。その方は私より2才年上の××と云う名前でこの書に記載されておりました。それを思い出して昨夜、東京の松尾さんの住所をgoogleで検索したところ偶然、そのお孫さんにあたる方のtelと住所を見つけだしました。(googleって便利ですね) 端から見ればこのときの私はまるでアイドルを追っかけ回す少女達と少…

覚者慈音25  大霊界  真の拝みとは 我等が説を聞きても疑ふ者は終生信ずる力を養ふこと難からん 教主寛大講議

教主講義   大霊界  如意界の教えに従ひてこの界のすべてを修め尽くして行終らば、其の後は各所に配属してそのところにて、又新しき任務に順ずるなり。斯くも深淵なる天界の様を、慈音は錯覚作用によって己自ら考えし空想を認めありと思ふや。もし慈音が斯かることを空想して記したりとせば、慈音は偉大な学者ならずや。汝等衆人、然とは考えざるか、疑えば限度なし。我等が説を聞きても疑ふ者は終生信ずる力を養ふこと難か…

覚者慈音24    衛藤慈声著   こだま会の発足

こだま会の発足 その続き 「貴女が ?  ご冗談でしょう。其れは私のことですわ。お恥ずかしくっていままで口にだせなかったのですけど」 とB婦人が応じました。すると他の二人の婦人達も同じことを告白して他の同情を求めました。 私は深い興味をもって是等婦人達の言葉を黙々と聞いて居りました。 貴尊は人をせめ,非難する如き言辞は一度も口に上せられなかったし,又,宗教家の如き言葉遣いは決してなさらなかったの…

覚者慈音23      慈音とこだま会の発足   衛藤慈声

昭和四十六年三月                                              衛籐慈声          慈音とこだま会の発足 「貴尊方の教えは智識具備して実に尤もと感ずる人に於いて行う法なれども,現在の如く混濁したる日本人を育成指導なさんと計らば,到底消極的方法に頼みおりては人心を柔らげるに時間を要すべし。故に我は憂慮のあまり教主に斯くと告げて許可を受け,一方慈音…

覚者慈音22 母の遺影

如意界について  今日、母の遺影を父の遺影の横に据えた。そして葬儀社が用意した祭壇のより大きな遺影も床の間においた。ここはこれから私と母との無言の語らいの場になる。困ったときはいろいろ相談もするだろう。嬉しかった時も逐一母に報告するに違いない。 この写真は私が結婚したとき、父と並んで母も同様に撮影したものだ。母の年齢は当時51才、私がいま69才だから18才も現在の私よりも若いわけだ。親と子の微妙…

覚者慈音21 教主寛大の清めの詞について 光明論上巻  教主寛大講義

教主寛大の詞について マヤさんおはよう 僕の今朝の目覚めは3時前、永平寺のお坊様でさえまだ起きていない。こりゃまるで行者の生活だ。 早速、大霊界を転記する。その前にこの大霊界という本はすべて教主寛大が講述されていて、400ペ-ジにも及ぶ大内容です。この本の文字は小さいから普通に出版されている書籍に換算したら優に倍から3倍は必要。だから800ペ-ジ以上の本だと思ったらいい。ほら僕が最初に叔母さんか…