未知日記霊話集千八百三十九回  三世と四世論 NO256 「本来の面目坊の立姿、一目見しより恋となりけり」即ち恋は同化の発芽なり。成就して完全同化となる。即ち成就とは感応なり。故に円海は天界に焦がれて老衰する結果感応して思いを遂げたるは全く成功したるなれば、円海こそは大なる恋愛決行者なり。汝等この理を知らば同化感応の理由も認識なしたるならん セイキョウ貴尊講義

                         三世と四世論           未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の13     第十     同化感応について                            リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  同化感応には人智の及ばざる不思議の現象の現わるるものなり。夫婦が完全同化したる場合…

未知日記霊話集千八百三十八回  三世と四世論 NO255 汝が従来快しと思わぬ人が立身出世したりと聞きて本心より喜び居るかをたしかめよ。真に喜ばしく感ずるならば半ば成功したるなり。されど喜ぶのみにては完全にてはあらざるなり。其感謝となりて現わるるに及んではじめてその全きを得るなり。この境涯に至らば頭腹一体となり、身心霊三密具足す。故に内外の区別はあらずして一切すべては同化して一となると知るべし セイキョウ貴尊講義

         三世と四世論          未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の12 第九     何故に同化の必要あるか                    リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  天に交はりて同化せざれば天を知るあたはず、地も亦然あるなり。されば同化の大切なることは云うまでもなし。是は余りにも茫漠としたる理論なれ…

未知日記霊話集千八百三十七回  三世と四世論 NO254 感謝の心、即ち是こそは同化の種子に相当するなり。是が芽を出して拝みとなり、拝みが成長するに従いておもいやりと云う枝を生じ、有難し勿体なしと云う花を開き同化感応の実を結ぶに等しと考へて然るべし。大地にのみ従えばむさぼりの心増し大気にのみ囚はるれば不安の思い増すと説かれあるを汝等も聞きしことあるならん セイキョウ貴尊講義

                     三世と四世論           未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の11        第八  同化の手引き                    リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  さてものに対して同化するには何か一定の方法ありやとの質問ならん。是に対して不滅界の習慣より消滅界に適用して最も…

未知日記霊話集千八百三十六回  三世と四世論 NO252 例えば汝は孫を儲けて後此世を去り、その孫が成長して儲けたる子は汝の再来なりと仮定して考究し見ば如何あらんか。即ち汝が孫としていつくしみたるは、今は汝の親としていつくしまる結果となり、又尊び親しむ親なるにはあらざるか  セイキョウ貴尊講義

               三世と四世論             未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の10        第七  何故祖先を尊ぶや                      リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  汝等も時来らば夫となり、或は妻となり、さては父となり母となり祖父となり祖母となるは順なるべし。はじめより祖父母…

未知日記霊話集千八百三十五回  三世と四世論 NO252 白痴は精神の奇形児なり。然して精神不具者は肉体不具者の比にあらずしてその数はきはめて多し。汝等その不具者の一人にてはあらざるか。然るに汝等はその点に留意せざるにかかわらず肉体のみ囚はれあるは悲しむべきことにあらずや  セイキョウ貴尊講義

          三世と四世論          未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の9        第六  親より祖父母え順ぜよ                     リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  大凡肉体的観察と精神的観察との相違より世の中の人類観の法則には実間的と空間的との対立によって是非の区別明らかならざること多し。…

未知日記霊話集千八百三十四回  三世と四世論 NO251 奇形児に関して世間の多くは母の責に帰せしめ居るを見て、我等は不憫に感ずるなり。責は母にあらずして父に多し。故に責は父にあるなり。詳細はミキョウより聞くべし  セイキョウ貴尊講義

                        三世と四世論             未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の8        第五 大地大気の感ずる理由                     リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  日あり、光あるによって地球は昼夜の別ある如く絶対性のめぐみを受けて生存する人間なるが故に、生死…

未知日記霊話集千八百三十三回  三世と四世論 NO250 この事柄より推理せば全宇宙は生の連続なりとの結論に達すべし。然り、然あるなり。即ち生より生へとはてしなく続くなり。我、自在論に於て空源体性と仮称したりしも是を一言詞すれば生の一事に帰するなり。又霊と云うも霊根と云うも亦空と云うも帰するところは、即ち生を指すなり  セイキョウ貴尊講義

                       三世と四世論         未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の7        第五 大地大気の感ずる理由                    リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  先に我等が語りし如く地球と人間の組織は同体一如にして不可分の関係あるなりと説きおきたり。是等の理由は光明論…

未知日記霊話集千八百三十二回  三世と四世論 NO249 西洋音楽は現実的なれば大地に属する母の音楽なりと知りて研究鑑賞せば可ならん。何れ是等については又々語ることもあるならん。其兎に角、西洋人は実間的よりすべてを明らかならしめんと謀り、東洋人は空間的にして想像によってものの理をきはめんと謀るところより西洋人は実行力に強く、東洋人は想像力に長けたる現はれとして、西洋人は知能すぐれたる如く思はるるなり  セイキョウ貴尊講義

                         三世と四世論           未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の6 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述      第四 常に親の行動に注目せよ  物云う親は汝等に言葉ををくりて教ゆれど、もの云はぬ親は自然の変化によりて汝等を育成す。されど汝等は是を知らず、否知らんとはなさざるなり。問…

未知日記霊話集千八百三十一回  三世と四世論 NO248 我等の語り居れる地球の親にかへり、祖父母の太陽の威徳を知りて暗の夜を明るくし人類に光明を輝かさば啼かぬ鳥も、啼く鶯の声とならん。かくならば前の短歌も影失せて、「初春に啼く鶯の声きけば、生れし今の親ぞ尊き」ともならんか  セイキョウ貴尊講義

三世と四世論           未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の5 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述        第三  万物の親.肉体の親  我、斯る事を論ずれば思慮浅き学者達は大人気なき愚説を披露するものかなと嘲笑して面をそむくるならん。さりながら是等の説を語るには決して無益の雑話にあらず。汝等心静かに聴きて粗略に考ゆること…

未知日記霊話集千八百三十回  三世と四世論 NO247 父は家庭にあらずしてすべてを母にゆだぬる故に母は二重の責務を課せられたり。されば母たる人は賢明ならざるべからず。故に婦人は修養によって智識を磨きて男子を凌駕せずば真の婦人とは云い難く、又すぐれたる母とは云い難し  セイキョウ貴尊講義

三世と四世論           未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の4 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述 第三 万物の親.肉体の親  万物の親とは地球なりとは既に語りし如くなり。然して肉体の親とは人間はもとより禽獣虫魚に至る迄個々別々に別れて産みたる親を云うなり。故に禽獣虫魚は云うも更なり、一切衆生悉くは皆汝等の兄姉なりとの理論も敢て…

未知日記霊話集千八百二十九回  三世と四世論 NO246 大地を母と見なし大気を父と見なして推知し見よ。先に述べたる太陽の子は地球にして汝等は地球の子なりとの意味より考うれば汝等は太陽の孫に相当するならん。然して汝等の父は大気にして母は大地なりとの意味より考へを進むれば従って三世の意味もおぼろげに判明し来るならん  セイキョウ貴尊講義

三世と四世論               未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の3 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述        第二  父の徳、母の徳  汝等は父母の何なるかについては既に熟知なし居るならん。されど古来より種々様々の論説に迷はされてその是非の判断に苦しむことも亦少なからざるべし。即ち天の父地の母の恵と聞かされて日月を父…

未知日記霊話集千八百二十八回  三世と四世論 NO245 地球の親の汝等を育つるは即ち大慈大悲にして肉体の親は慈愛にすぎざるなり。もし汝等にして才能すぐれ地球の変化が如何なるかを判定することを得るならば今後の人類の進化する有様も予測するを得べき道理あるなり  セイキョウ貴尊講義

三世と四世論               未知日記第八巻            第一の巻            過去の巻        其の2 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  先づ地球と太陽の関係が人間と同様の姿を有すと見なして考究を進むるとせんか、太陽滅して地球も滅するならば人間にも斯くあるべきに事実は然らずと思うならん。然れども我等に云はしむれば人間に於ても同様の関係ありとの理論を有す。其…

未知日記霊話集千八百二十七回  三世と四世論 NO243 テッシン貴尊にをかせられては慈音の苦行をいたはり給ひて暫時の休養をあたへんとなし給ひしに彼慈音は我等に対して再三再四講演の継続を要求してゆづらず、我等も彼のいのあるところに感じて彼の願いを聞き届けたり。此書を学ぶもの深く慈音に感謝して修得せよ  セイキョウ貴尊講義

三世と四世論 未知日記第八巻 第一の巻 過去の巻        其の1 リョウジャ、セイキョウ貴尊講述  テッシン貴尊にをかせられては慈音の苦行をいたはり給ひて暫時の休養をあたへんとなし給ひしに彼慈音は我等に対して再三再四講演の継続を要求してゆづらず、我等も彼のいのあるところに感じて彼の願いを聞き届けたり。此書を学ぶもの深く慈音に感謝して修得せよ。                緒論  地球は始…

本日の収穫

 今朝は妻といつものように九頭竜川の堤防を散策しました。僕は段々と歩くのが遅れ、妻との距離も10M、20Mと離されてゆき、いつしか堤防で一人孤立状態。しようがなくそこらにあるベンチを探しそこに座っていると以前、信金の支店長をやっていたAさんが一人河原の方面へ歩いて行くのが見えた。彼はそこで小さいビニール袋を広げ草叢の中に落ちている空き缶をいくつもいくつも拾い始めた。何年か前に奥様を亡くされていま…

未知日記霊話集千八百二十六回  帰途案内記 NO243 大なる全宇宙に眼(まなこ)を向けよ。然して高く高く向上して二流界の如きところ迄、到らん事に努力せよと教ゆるものなり。前途は遠し。されど行ずる力を養はば又遠きも近きにあるなり。迷ふことなく疑ふことなく、一すじに正道を歩まん事に力めよと奨むるものなり  セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界               セイキョウ貴尊 講述                       汝等太陽系宇宙は同じ位置にて廻転なし居ると考へなばあやまちなり。太陽系宇宙もその姿のまま位置を変へ居る事に心附かざるが故に、そこに種々様々の誤算をなし居ること多からん。例へば新らしき星を見てそのものが何億光年のものなりと…

覚者慈音1371  未知日記 第十巻   帰途案内記  巻の四     最終の巻 セイキョウ貴尊講述

覚者慈音1371 未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界               セイキョウ貴尊 講述                     2019.8.28  心眼に映るものの美点は見る程深き味を覚え、聞くものも亦同様にして見聞し尽すこと如何に年月を経るとも、其美をきはむること難ければ其程楽しきこことはあらざるべし。二流界はそれなり。如何に生…

未知日記霊話集千八百二十五回  帰途案内記 NO242 されど二流界の人種ともならば是等の事柄を究め尽して如何なる所に置るるとも、斯る悩みを蒙るもの一人としてあらざるなり。凡てを自然にまかせて鍛へ上げたる人種なるが故に、生老病死おろか、総ての悩みは悉く清除せられて、ここに人類としての全きを得たるが故に、真の安楽を永久味ふことを得るなり。世人と雖も現在のまま其苦みを排除せば、忽ち二流界へ上ること難きにはあらざるなり。早く肉体を有する間に行じをかば可ならん セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界      セイキョウ貴尊 講述                       地球上の空間に於てもし引力圧力の摩擦なければ、地球は破壊するの他なかるべし。地球の空間に種々様々の黴菌の生るるも、皆此引圧の摩擦より生ずるものにて此摩擦なきに至らしむれば、黴菌等は現はるるものにもあらず、従って他に生物の生存することも難し…

未知日記霊話集千八百二十四回  帰途案内記 NO241 心の持ちかた如何によっては天国は遠からず。又高からず世人はあまりに地球の引力に引かされ居りて、天の引力より遠ざからんとする修行をなし居るによって、益々暗き方向に陥り居るなり。早く天の引力にまかせて明るき光明の世界を求めよ。然して二流界の人類の如き通力自在の人間となりて、全宇宙を己がものとなさば、ここにはじめて真の安楽境を味ふことを得るなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界      セイキョウ貴尊 講述                       徒らに地球上の周囲を廻転なし居りては、何時かは人間としての本分を全うすることを得んや。人と人との交はりの約束を唯守り居りて違えずば其にて陸地の任務は安らかならん。何を好んで他の人を足下にせんなぞと云ふが如き、あさはかなる考へをたくらみて何…

未知日記霊話集千八百二十三回  帰途案内記 NO240 此理を会得したらば魂を霊にまかせて、早く二流界の人類と交はりを結び、然して人の人たるべき真の人となれよ。汝めざむれば二流界の人類は喜びて来らん。今や慈音は二流界の人類と手をつながんとして行をなし居るなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界      セイキョウ貴尊 講述                       自然と云ふは毒たらしめとせば毒となり、薬たらしめんとすれば薬となる。是即ち真の自然なるが故なり。世人はこの理を考へず、自然と云へば正しきものとか或は正しからざるものとかの、区別をなして考ふるが故に自然は一方的となるなり。故に不自由を伴ふ。…

未知日記霊話集千八百二十二回  帰途案内記 NO239 世人は大悟して二流界の人類に交はりを結ぶと仮定し見よ。彼は通力自在なるが故に直ちに来りて、汝と親睦を厚ぅする力を以て汝を導き呉るるならん。世人は門戸を開らかず障壁を作りて他の侵入を許さざるが故に来るものも来らず、見るべきものも見えず、聞くべきものも聞くことを得ず。故に井中の蛙となりて大海の広きを知らず。所謂宝を箱の中に入れて倉庫に納め居ると同様の姿となり居るなり セイキョウ貴尊講義

未知日記 第十巻 帰途案内記        巻の四 最終の巻  二流界、仮称霊空界      セイキョウ貴尊 講述                       例へばアメリカを中心として一界を安からしむるに至らばその界はアメリカとなる。ロシアに於ても亦同様なるべし。然する事によって果して一界は治まるか。然らざるべし。即ち中心はアメリカとなり、或はロシアとなる時は、その中心たる所に住む人類は高く評…