未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO121 空の研究と実の研究 その9 教主寛大 講述 余事兎に角汝等衆人の中には人魂と称する怪火を見たるものあらん。この怪火が空に属するか、虚に属するかを考へ見よ。是を学理的に説明するならば、空より実に化せしめて研究するにあらざれば、その真を知らしむること難からん。されど諸…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO120 空の研究と実の研究 その8 教主寛大 講述 人として人を知らず。動物性にて過し居らば、クゥワオの如く智慧才能すぐれたりとて何等の価値もなし。泰岳の如く愚者と称…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO119 空の研究と実の研究 その7 教主寛大 講述 汝等諸子の世界の事柄すべては、九流界のクゥワオと云ふ動物に於てすら、是等の事柄を認識なし居りてあます処なし。クゥワオは…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO118 空の研究と実の研究 その6 厳戒の辞 教主寛大 講述 最重要のテ-マです 他力の念仏自力の題目等は、一方的にして通ぜずと語りしに対して厳戒の辞は自他一如の法なれば、…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO117 空の研究と実の研究 その5 厳戒の辞 教主寛大 講述 最重要のお話 幾度も幾度もお読みください 兎に角空の力が種々様々の作用をなすによって、汝等の智慧は増減変化なす…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO116 空の研究と実の研究 その4 教主寛大 講述 未知日記前巻に於てすべてを我なり。すべては我がものなりとして、一切平等の念を深くせよと教へしも是なり。天より架せ…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO115 空の研究と実の研究 その3 教主寛大 講述 古来より優れたる智者学者は偉大なる功績を残して、虚となりて今は其影なけれど、残しをきたる功績は今尚持存しあるにてはあらざるか。彼等は虚となりて空を残したるなり。 空なるものは永久に存在し、虚はその裏面に影となりて従ひつつ是又尽きず、不滅の一…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO114 空と実の研究 その2 教主寛大 講述 見よ、汝等衆人の世界は光気素のはたらき強きが故に、斯くも名伏すべからざる混乱を誘発なしつつあるなり。建設せんとして却って破壊より破壊へと、益々破壊の方向に陥りつつあることは日々の報道によって見るも明らかならん。是建設せんがための破壊が、…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO113 空の研究と実の研究 その1 汝等、我をたづね来たらば、我は面会謝絶するものにあらず。必ず会ふべし 教主寛大 講述 我等の指導(みちびき)は空に対しての教へにして、実に対しての教へにあらず。ここに汝等衆人の考へと我等の指導とには、相違の点尠からずあるなり。科学の力によって研究するならば…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO112 疑ひは信仰の門 その5 教主寛大 講述 己、初めより知らざることは教へを受けて是を学び、理解することを得て、ここに初めて満足することを得るは一般の習性なるべし。知らざることを知らんとするには、己自らの心より創作して我物となすことは容易のことにあらず。是等の事はすべてみな迷ひに属す…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO111 疑ひは信仰の門 その4 教主寛大 講述 疑ひの心は信を得んが為の疑ひにあらざれば、正しき信を得ること難し。嘲りの心もて疑ふは信の門にあらず。汝等衆人の疑ひの多くは信を得んが為の疑ひにあらずして、嘲りの心もて疑ふもの多かるべし。嘲りの心は自我心を強くするにすぎず。信を得んが為の疑ひ…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO110 疑ひは信仰の門 その3 教主寛大 講述 彼(泰岳大師)は身心の人にあらず。魂霊の人にして無言詞を聞く力の備はりたるによって、幼き時よりたえず天界を観望し、然して大自然に順応して唯々拝みを持続し居たるなり。既に彼は肉体を下界にをき、その他のすべては霊界の人なりしなり。さればこそ師の許…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO109 疑ひは信仰の門 その2 教主寛大 講述 すべては信仰なり。信の力は強し。一旦かくと思ひたちたる事は為し遂ぐる迄は、屈せず弛まず行ふにあらざれば、成就するものにあらざる事は云ふ迄もなからん。信じ難きものを信ずると雖も、信ずると云ふ事に於ては変りなし。事の如何に不拘、信ずる力の強からん…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO108 疑ひは信仰の門 その1 教主寛大 講述 すべて人の心は何事に不拘、疑ひ晴れて初めて信を得らるるものにて、初めより信ぜられるものにあらず。故に疑ふ心のあるは最早信仰の門に入らんとするによってなり。信疑の心なきは、その事柄に対して無関係なるによって別段信疑の必要を感ぜざるが故に、其れに…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO107 信仰の力 その8 教主寛大 講述 大空に数多の星散在しあるが故に、砂漠を歩むも迷はざるなり。すべて道を知らしめんが為に、種々様々の方面に於て各所々々に、一定の備はりたるものを作りあるによりて方向は定まる。定まりたる方向に足を向れば、目的の地に達することは得らるるなり。空の中に…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO105 信仰の力 その6 教主寛大 講述 藁を作りて、世の中はなりたつものにあらず。斯る事の多き時は餓死者の数多出でて修羅の巷となるならん。真に憂うべきことなり。作物の増収をはかりて年々豊作ならざるべからず。其が不作にて食足らざれば、多くの人の餓死するは当然なるべし。我等は年々増収を…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO104 信仰の力 その5 教主寛大 講述 此理を応用したるものは催眠術とか、感応術とか称するものの方法として使用なし居れど、この理を知りたるものには暗示は効を奏せざるなり。何となれば、その燭を受けても点火せずして捨るがゆえなり。常識そなはりたる者と雖も、その燭を受けて捨てず、点火せば…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO103 信仰の力 その4 教主寛大 講述 霊には霊の音響あり。魂には魂の音響あり。心には心のひびきあり。肉体又同様なり。されば信仰に入る人は肉体信仰より、心の信仰更に魂、はては霊に迄及ぼす信仰ならざるべからず。肉体信仰を基礎として考ふる時その信仰が誤またば、心魂霊に及ほす影響はすべて…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO102 信仰の力 その3 教主寛大 講述 信仰とは智慧にもあらず。学問にもあらず。又常識の如何にもあらず。即ち念なり。されば信仰のはじまりは、ものを磨く布の如しと教へ居る指導者もあるなり。信仰は正邪の区別なく何れにもあれ念ずれば必ず通ず。信仰のはじまりは不確定が次第に確定となりて現は…
未知日記講義第一二巻 大霊界 巻の三 NO101 信仰の力 その2 教主寛大 講述 例へば汝病にかかりたる時、医者を招くは其医師によって、己が病苦を治癒することの信あるが故ならん。もしその招きたる医者が信ををくに足らざるものならば、彼よりおくらるる薬石は効果うすし。その理より信仰と云ふことに対して考へを廻らし見よ。信ずる医者…