未知日記霊話集千三百七十八回 大霊界 されば諸子はたしかなる指導者を求めて、彼が懐中裡に抱かるることに努力せよ。然して彼と我と親子の情こまやかとなれば、既に信仰は得たる人なり。拝みとは手をさし延べて母の懐中裡にすがると同様にして、その心をして拝みをなせよ。然して彼我一体の境地となりて帰るべき天界を求めなば、それにて目的は達せらるるなり。然して心眼を開らかば、一目瞭然に天界は現出す。是疑ひなき事実なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO61                                      未来観 その2                                                                  教主寛大 講述  慈音はセイキョウを慕ひて彼にすべてを任せ居るが故に、彼の…

未知日記霊話集千三百七十七回 大霊界 されど天界に至る迄の順路を歩むには、すぐれたる指導者を択ばざるべからず。すぐれたる指導者を択びて、そのものを見失はざる用心肝要ならん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO60                                       未来観 その2                                                                  教主寛大 講述  神の世界より出でて神の世界に帰ると云ふ信仰を有し居るな…

未知日記霊話集千三百七十六回 大霊界 薄氷を踏む信仰 真実の信仰とは心の底の底より思ひつめたるものにあらざれば徹するものにあらず。気まぐれ信仰は空行く雲のごとし。斯る信仰を千年万年重ぬるとも通達するものにあらず。故にセイキョウは慈音に対して、薄氷を踏むが如き信仰にては如何でか、天界を究むる事を得んやと誡めたるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO59                                       未来観                                                                   教主寛大 講述  世の宗教者が語る天国極楽はわずか一足、わずか一足と教へ居れり…

未知日記霊話集千三百七十五回 大霊界 己に与へられたる肉体の中に宿り居る霊の力をも知らず、唯外部にのみ心引かれて迷ひを深くなし居りては、如何に分別をなすとも決して天界の高きを知ること難し。己に与へられたる霊心を霊に同化せしむる事によってのみ、正しき天国は現出すると知りてよくよく学すべきなり。己に与へられたる魂すら知らずして、肉体と心とのみはたらかせ居る現在の諸子に対して、斯る事を喋々すとも理解すること難きは我等よく知る。されば汝に与へられたる魂の如何を先づ修養の手始めとして、是を発見することに努力せよ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO58                                       未来観                                                                   教主寛大 講述  蝙蝠は鳥類にも属せず、また獣類にも属せず、為に相手よりうとん…

未知日記霊話集千三百七十四回 大霊界 己に与へられたる肉体の中に宿り居る霊の力をも知らず、唯外部にのみ心引かれて迷ひを深くなし居りては、如何に分別をなすとも決して天界の高きを知ること難し。己に与へられたる霊心を霊に同化せしむる事によってのみ、正しき天国は現出すると知りてよくよく学すべきなり。己に与へられたる魂すら知らずして、肉体と心とのみはたらかせ居る現在の諸子に対して、斯る事を喋々すとも理解すること難きは我等よく知る。されば汝に与へられたる魂の如何を先づ修養の手始めとして、是を発見することに努力せよ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO57                                       未来観                                                                                                教主寛大 講述  飛…

未知日記霊話集千三百七十三回 大霊界 六流界以上の人種ともならば、既に言葉などの必要なくしてすべてに通ず。汝等諸子の世界は言葉ありてすら通ずること難かん。斯る不自由なる世界に住みて、天界の事など彼是論ずるは愚も亦甚だし。されど我等は事実を知るによって是を語るのみ。敢へて諸子を籠絡なすにあらず。汝等衆人早く己の無知を知りて反省し大悟せよ。然して広大無辺の世界に一歩たりとも足をふみ入れんことに努力しては如何! 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO56                                       未来観                                                                                                教主寛大 講述  千…

未知日記霊話集千三百七十二回 大霊界 我等は汝等衆人の悉くがふみ来り居る道は、既にその全土を尽くしたるが故に誤謬を犯さしむるものにあらず。此道を歩まば此所に至り、彼の道を歩まばかの地に達すと云へる如く、すべてを知り尽しあるによって、唯その事柄を語り聞かすのみなれば、我等の言葉に従ひて汝等衆人己の欲する方向に足を向けなば可ならん。其は衆人の心任せなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO55                                       未来観          その1                                                                        教主寛大 講述  今迄と云ふ言葉は過去を意…

未知日記霊話集千三百七十一回 大霊界 是等は響きによって力を現はし居ると知らば可ならん。引力によって集合し、圧力によって分散す。されど是等悉くの道理は所謂響なるが故なり。我等が語る響とはこの理を云ふと知るべし。文意は拙くして諸子は解釈に苦むならん。されどこの拙き文意に潜在なし居る無の、なにものかを取り入れて考察せよ。然る時は無言詞のはたらくが故に、新しき感じを覚え来らん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO54                                 静の感じ動の感じについて       その9                                                         教主寛大 講述   今も慈音が慈声に語りたる如く一枚の紙に一線を引きても…

未知日記霊話集千三百七十回 大霊界 人によりては魂の力が燭光の弱きも亦強きもあるならん。故に魂とは一様ならず。小さき魂も修養修行の力によって増大する事もあり、又減小する事のあるも皆この理に基く。されど光明と云ふに変化なき事は云ふ迄もなし。一燭の光には一燭の光明あり。何万燭光の力にはまたその度も従って多からん。されど光と云ふに変りなし。稔りたる魂と、稔らざる魂の区別は是等によって判別するなり。 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO53                                 静の感じ動の感じについて       その8                                                         教主寛大 講述  乱るる心を統一すとも其は唯一時のわざにて唯苦痛を感ずる…

未知日記霊話集千三百六十九回 大霊界 宗教者は種々様々の説を説きて、精神統一とか或は三昧境とかの法を伝へ居れど、是を悟りて行ふもの百中の一もあらざるなり。他力宗教は是を悟りて如何に法を説くとも及ばざる事を知るによって、念仏をなさしめて、其によって心の乱れを改めしめんと計り居れど、其れすらおよばざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO52                                 静の感じ動の感じについて       その7                                                         教主寛大 講述  汝等諸子の世界の如く地震あり、水害あり、風害あり、落雷…

未知日記霊話集千三百六十八回 大霊界 肉体は家を建つる基礎に等しく、戸障子内造作等はすべて霊的なりと考へなば、何時迄も家の基礎に囚はれ居りては、家を建つること難からん。この理をよくよく考究せよ。されば今後は柱をたつる事に努力せば、従って屋根をはり、戸障子を入るる方法も、理解すること難きにあらず  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO51                                 静の感じ動の感じについて       その6                                                         教主寛大 講述  響きによって組織されたる肉体なるが故に、その肉体は既に…

未知日記霊話集千三百六十七回 大霊界 霊子と霊子は摩擦によって、組織ともなり破壊ともなる。故に帰する所は響きなりと見なすも可ならん。この力なかりせば宇宙全宇宙は唯破壊の一路を辿るのみにして、組織されるものにあらず。霊魂不滅の原理は即ちここにあるなり。例へ形状は異にすとも無始終の世界に立ち変へらば、滅する事のあらざるは汝等諸子といえども理解することを得るならん。汝等諸子の魂は無始終霊子の集合によって完成されたる時は、滅することのあらざるは火を見るよりも明らかなる事実ならん。肉体も響き、心も響き、魂も響き、霊も響きなりとせば、すべては察する事を得ん  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO50                     静の感じ動の感じについて                      その5                                                         教主寛大 講述  全宇宙は無始終なるが故に、その中に包含せられたる…

未知日記霊話集千三百六十六回 大霊界 肉体への執着は容易に離るる事を得ざることの悲しとは思はざるや。是等は棄執着の法を未だ完全に認識なし居らざるが故なり。肉体本能を捨てて我等の説を、精神的より更に進んで魂的に、更に霊的に更に無言詞へと進ませなば、肉体は自ずと従ひ来りて共に迷はざるべし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                         NO49                                  静の感じと動の感じについて      その4                   教主寛大 講述  汝等衆人感じと云へば肉体を連想し、又更に心を連想するならん。されば我等の教ゆる空となれ、霊となれとの意味に対して如何に解釈するや…

未知日記霊話集千三百六十五回 大霊界 言葉あらば感じによりて説明する事は容易なるべし。故に感じによって現はさるる事柄は、無言詞にあらずして未言詞と称するは却って適当なるべし。無言詞と未言詞の相違は相似て等からず。未言詞は帰するところ有言詞の部に属すると見なすも可ならん。無言詞とは斯くも複雑微妙なるものにて、この説明には言葉を以て現はさんよりは、寧ろ霊より霊に通ずる教へにあらざれば、通ずるものにあらずと承知せよ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                                                      NO 48                        実在的と空虚的の理論         その3               教主寛大 講述  この理より推測すればすべては感じより受くる結果が、言葉となりて現はれ来りしことは察せらるべし。無…

未知日記霊話集千三百六十四回 大霊界 古来より尊き教へを受けて、その教へに従はざるが故に、有言詞も無言詞となりて消滅なしつつあるは事実なるべし。教へを受けて従はずば有言詞にあらず。是等の関係より推測する時は無言詞とは如何なるものかについて工夫する端緒は開らかるる道理あらん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                                                      NO 47                        実在的と空虚的の理論         その2                 教主寛大 講述  人間の運命程測り難きものはあらざるなり。世の中より愛せられ多くの人より慕はれ居たるものが、不…

未知日記霊話集千三百六十三回 大霊界 全宇宙は間断なく放送を持続し居るなり。然るに諸子は肉体の開閉器を開かず、或は機械の故障によって是を感受する事を得ざるのみなり。無言詞と云ひ有言詞と云ふともすべては感じにして、その感じが明らかに何なるかを知ることを得ば、無言詞と雖も無言詞にあらず 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の弐                                                      NO 46                        実在的と空虚的の理論         その1               教主寛大 講述  大凡空気は無味無臭の如く思ふならん。されど事実は然らず。空気は実在的なるが故に、有味有臭にして真…

未知日記霊話集千三百六十二回 大霊界 円海が慈音の隣家の若者の命数幾何かを知りたるによって、彼の魂を若者の妻に移魂なしたるなり。円海の如く測定法を知るものによって、はじめて斯る事のなし得らるる力あれど、慈音の如きその域に達せざるものは、唯不思議と思ふのみにて何等の術をも知らざるなり。慈音もせめては円海の力迄進むにあらざれば推知することは難し。無言詞測定法は斯くも微妙なる力を有す 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の壱                                                      NO 45                         有言詞感応と無言詞感応の区別     その4              教主寛大 講述  円海が慈音の隣家の若者の命数幾何かを知りたるによって、彼の魂を若者の妻に移魂なしたるなり。円海の…

未知日記霊話集千三百六十一回  大霊界 魂不滅の原理を認識するにあらざれば、未来を予測することは難かるべし。如何に科学が進むとも、肉体分離後の魂を、測定する機械は案出せらるるものにあらず。是を知るは無言詞測定の法を知りたるものの他は、なし得らるるものにあらざる事は云ふ迄もなし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の壱                                    NO 44                         有言詞感応と無言詞感応の区別     その3                                                                                         …

未知日記霊話集千三百六十回 大霊界 この気圧の言葉の場合にはこの教へを現はす。又この気圧の言葉には何々の意味を含むと云ふが如き理解力を有するに至らば、天変地異を知る事は容易なるべし。是を無言詞感応と云ふなり。天変地異を知るには無言詞を正しく見聞する力を要す。是を知るには有言詞に囚はれ居りては見聞すること難し  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の壱                          NO 43 有言詞感応と無言詞感応の区別     その2            教主寛大 講述  汝等諸子は気圧の関係によって、肉体神経に様々の感じをあたへ来る事のあるを知るならん。されば気圧の関係より肉体の変調に対して如何なる回答をなすや。其には何等の術を知らざるが故に回答はなさざるならん。気圧の問…

未知日記霊話集千三百五十九回 大霊界 肉体を有する汝等衆人には無言詞感応は不必要なるが故に、有言詞感応にてすべての事に当たり居れど、無言詞階に至らば有言詞の必要は全く消滅して、無言詞によりてすべてを処理す。故に有言詞の必要はあらざるなり。今ここに有言詞と無言詞の区別をいささか語りて参考に供せん  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界    巻の壱                          NO 42 有言詞感応と無言詞感応の区別     その1           教主寛大 講述  肉体を有する汝等衆人には無言詞感応は不必要なるが故に、有言詞感応にてすべての事に当たり居れど、無言詞階に至らば有言詞の必要は全く消滅して、無言詞によりてすべてを処理す。故に有言詞の必要はあらざるなり。今ここ…