ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 好むと好まざるは和合するものにあらず。是を縁なしと云ふなり。縁なき衆生は度し難しと仏書に認めあるはこの理なるべし。故に己の欲する方向に心をむけ居らば、是に対してその好むものと同化するものの来りて結合するは、縁の一大事にしてここに新らしき道のあることに心せよ。 諸…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 されど是は方便にして帰するところは、自己の魂を発見する方便にすぎざるなり。信の力すぐるれば自己の魂が稔りを全うすることの理は、かくの如き関係となると知らば更に新らしき道を構じて、其によって自己の個性を発見せば、神を求め仏を願ふの要もなからん。 例へば我に信じらるる事…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 霊気と霊気の化合は先づ諸子の世界にて譬喩をひくならば、空気の其として教ゆるの他なし。諸子はこれによって霊気の交はりが縁によってつながれあることに気づくならん。然して縁とは如何なるものかの理も朧気ながら解することを得るならんと思ふが如何? 決してこじつけの理論にはあら…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 全宇宙の成立を枝葉に渡って考察せんとならば、如何に知慧ありとも如何に学問ありとも、到底計り知ることあたはず。されど是等と雖も人体の構造より考ふれば大同小異なるが故に、その大体の事柄の理を究め得ること難きにあらず。 全宇宙の組織も人体の組織も帰するところは同一の関係に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 此事柄より広く考察せば信仰とは神のみに限らず。すべての有益なるものならば引き入れて差支なからん。神ばかりが入り来りたりとて他のものを引き入るる知慧なければその信仰は空し。此理も合点することを得るや。我等先に語りし如く悪人の言葉と云へども善言なれば信ずべしと。又小児と…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子の語り居る言葉に有縁無縁と云ふことあらん。有縁とは融和性にして、無縁とは分解性なりと知らば可なり。例へば紙上に一線を引く。 是が融和性なるによって線となりて現はるれど、その線がもし分解性ならば線としての存在は認ること難し。此理は諸子もよく知るならん。一本の鉛筆に…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子はなまじ知慧の備はりありて、其が却て信仰のさまたげをなし居ることに意を用いよ。今も語りし隣家の未亡人の言葉の如く、念力にて人を陥るる底の人は常識の備はり薄き人にて、唯怨み妬みの念のみ学ばずして働き居るが故に、かかることをもなし得らるるなり。是等も或一種の霊地を見…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 諸子の信仰とは確定したるもののみを、信ずる力を養はんとするが故に、却て雑草ははびこるなり。此理を悟らんとなれば、先づ信仰に相当する霊地を発見するにあらざれば、正しき信仰は得られざるなり。果してその霊地は那辺にあるかに思ひを廻らさざるべからず。諸子は美しき花園を見て、…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 今慈音は隣家の未亡人と語り居るを聞くに、その未亡人の曰く、「人を呪ひて死に至らしむる如きことのなし得るや」と。慈音是に答へて 「其は念力と称して念の力強ければ、なし得らるるなり。されど斯ることは一般人のなし得らるるものにあらず。故にかかる人は或一種の精神障碍者なり」…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 天地相和してすべてをつくる。天と地と合するを諸子は会ふと云ふならん。会ふとは愛の意味なるべし。 我等、諸子の世界の言葉を知らねば、その意味の如何あらんかは知らねど、天地和合することを会ふと云ふならば、会ふは愛に通ずと云ふもこじつけにてはあらざるならん。よしその言葉が…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 夫婦の愛は自他の愛にして、心の愛にあらずと云ふならん。されど現今称へ居る諸子の世界の夫婦愛は、我等の眼より見る時真の夫婦愛にあらず。即ち個人愛に属すること多し。 真の夫婦愛は現今の如き、動物性愛にあらず。さればこそややもすれば離婚をなして、平然たる如きを見ても明…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 我と慈音が語り居るも、即ち霊と霊の交はりあるが故なり。霊眼の度加はるに従ひて、神の世界に通ずることは、既に末知日記にて語り居る如くなれば、朧気ながらにても諸子はこの理を知ることを得たるならん。故にこの方向に向つて歩みを進めよと教ゆるものなり。汝の魂は汝の肉体に宿る…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 とりわけ心の気と、魂の気とのみ交はり居る人には神懸りとか、或は悪事を企む人の多きは霊気がにぶき故なり。末知日記前書に語りし如く心にも二種あり。 又魂にも二種ある事は既に諸子も知るところならん。即ち心意魂魄を云ふなり。其が心気と魂気とのみ交はらば、従つて霊気も亦一…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 学びて得たる法と、学ばずして自得する法の二種あるは、魂の作用と心の作用との区別あるによって、ここに相違あることも推して知るならん。 学びて知るは心にして、学ばずしてさとるは魂なり。故に魂ならざるべからず。霊は心にも通じ魂にも通ず。この事柄は「末知日記」前書にくはし…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 斯く語らば諸子は不審するならん。されどさとり見れば訳もなきことにて、むづかしき事にはあらざるなり。五月十三日(昭和二十五年) こだま会に於て円海が語りし如く、体温計を零度迄下ぐる底の修行せよと教へたり。常に心を平にして、心と魂と平均させ、更に進んで魂を霊にまかせる…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 彼等は相撲に到る迄の間に、既に全身汗をなし居るにてはあらざるか。是気の力のはたらきが技術に於て、その影響は、彼等にとりて重大となり居るが故なるべし。 剣道に於ても然あるなり。 真剣勝負とならば、一人は必らず倒る。 生命を賭しての剣なれば、尚更気の力の如何によっ…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて テツシン貴尊講義 肉眼には光を伴ふ。肉耳に於ても是に類する関係あるなり。故に物体に遮ぎらるれば見聞することあたはず。然るに霊気は実間空間を嫌はず通ずるが故に、あます所あらずして感応導交するなり。一如と云ふは即ち霊気ならでは、一如とはなり難し。赤子を知らんとならば、赤子の程度迄尺度を…
ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 第九章 テツシン貴尊講義 諸子の言葉に、「言はず語らずして思ひ通ず」と云ふあらん。 是無言詞のはたらきを指したるにて、通ずると云ふは不滅母霊子の力なり。不滅母霊子は電気の根源にして、電子はこの霊子より生じたるものなりと見るも可ならん。 原子電子のすべては、無始終霊子より作らるるものと…