未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百九十三回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 一枚の木の葉を仔細に観察し見よ。必らず同種のものはあらざるべし。一見同じものに見ゆれど、其を仔細に検討すれば、同じものは一としてあらざるなり。枝より幹に幹より根にかヘせば、如何なる関係となるや。諸子は此点に着目して己が修養の資料とせられんことを テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて              テツシン貴尊講義  好むと好まざるは和合するものにあらず。是を縁なしと云ふなり。縁なき衆生は度し難しと仏書に認めあるはこの理なるべし。故に己の欲する方向に心をむけ居らば、是に対してその好むものと同化するものの来りて結合するは、縁の一大事にしてここに新らしき道のあることに心せよ。 諸…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百九十三回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて ここに一言注意することあり。 この十章に対して文字のあやまり或は書損等のあるところは改むることは苦しからず。されど文意を彼是批判して筆を加へて添削すること勿れ。是はかたく止めをく テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  されど是は方便にして帰するところは、自己の魂を発見する方便にすぎざるなり。信の力すぐるれば自己の魂が稔りを全うすることの理は、かくの如き関係となると知らば更に新らしき道を構じて、其によって自己の個性を発見せば、神を求め仏を願ふの要もなからん。 例へば我に信じらるる事…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百九十二回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 実を捨てて空となすべきか。空を取り入れて実になすべきかの法を先づ考究せよ。 法は何れを択ぶも可なり。 諸子はなし易き法を択ぶべし。 所謂仏教に云ふ自力他力の法によって考究せば可ならん テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  霊気と霊気の化合は先づ諸子の世界にて譬喩をひくならば、空気の其として教ゆるの他なし。諸子はこれによって霊気の交はりが縁によってつながれあることに気づくならん。然して縁とは如何なるものかの理も朧気ながら解することを得るならんと思ふが如何? 決してこじつけの理論にはあら…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百九十一回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 心眼霊眼にて見るならば、線ともなり面ともなり体ともなり居る事は是を知ること易からん。 大自然の縁とはかくの如き程度迄考へを廻らすにあらざれば認識すること難し。空気が大自然の姿なるによって、その自然より地球より草木に至る迄すべてはその縁によって作り出されたりとせば、縁のつながりは草木に迄及ぶと云ふ事の理は明らめらるる筈なり。 テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  全宇宙の成立を枝葉に渡って考察せんとならば、如何に知慧ありとも如何に学問ありとも、到底計り知ることあたはず。されど是等と雖も人体の構造より考ふれば大同小異なるが故に、その大体の事柄の理を究め得ること難きにあらず。 全宇宙の組織も人体の組織も帰するところは同一の関係に…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百九十回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 信仰と云へば神にのみ、或は仏にのみ囚はれ居りては、其は真の信仰とは云はれざるなり。神を信じたりとて、その力を己に受けずば何の益にもならざるなり。 神を己にひき入れて、然してその徳に浴するにあらざれば真の信とは云はれざるなり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  此事柄より広く考察せば信仰とは神のみに限らず。すべての有益なるものならば引き入れて差支なからん。神ばかりが入り来りたりとて他のものを引き入るる知慧なければその信仰は空し。此理も合点することを得るや。我等先に語りし如く悪人の言葉と云へども善言なれば信ずべしと。又小児と…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十九回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 親子兄弟の関係は即ち筋肉の筋に相当すと思はばうなづくところあるならん。是等はすべて教主の教へをまつべし テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  諸子の語り居る言葉に有縁無縁と云ふことあらん。有縁とは融和性にして、無縁とは分解性なりと知らば可なり。例へば紙上に一線を引く。 是が融和性なるによって線となりて現はるれど、その線がもし分解性ならば線としての存在は認ること難し。此理は諸子もよく知るならん。一本の鉛筆に…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十八回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 我等の導きは唯諸子をして、 天界の姿を知らしめんがために語り居るに他ならねば、宗教者と同一の思ひにて此書を見る勿れと注意しおくべし。 テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十七回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて つとめを粗略にせず、賞せらるる度加はるに従ひて辱なし、勿体なしの賞が深くせらるると知らば、「何事のおはしますかは知らねども、勿体なさに涙こぼるる」底に迄賞せられて、ここに初めて神仏と諸子が接近して、その姿をも拝することを得るに到るなり。むづかしき事にはあらざるべし テツシン講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  諸子は神仏の下僕にして、神仏の命に従ひて凡てに務めをなし居ると云ふ考へにて、行じ居らば其にて可なり。一つの命を受けてつとめ終らば、神仏より賞せられん。その賞せらるる言葉は、即ち有し難しと云ふ言葉となりて現はるるなり。然して再三再四つとめを粗略にせず、賞せらるる度加は…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十六回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 憐みの心をおこして乞食に衣を与へしは、有言詞の方向にむけ居るに等し。然し施し終りて感謝を捧ぐるは、是霊地に波長をむけたる結果となるなり。諸子は日々他人のために尽し居るならば、尽したる後感謝の思ひを、神仏に捧げ居らば、めぐみし者より一言の挨拶なしとて、怒り罵る如き愚はなさざるべし テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  諸子はなまじ知慧の備はりありて、其が却て信仰のさまたげをなし居ることに意を用いよ。今も語りし隣家の未亡人の言葉の如く、念力にて人を陥るる底の人は常識の備はり薄き人にて、唯怨み妬みの念のみ学ばずして働き居るが故に、かかることをもなし得らるるなり。是等も或一種の霊地を見…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十五回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 「何事のおはしますかは知らねども、勿体なさに涙こぼるる」と云ふを語りおけり。日本人の用い居る勿体なしと云ふ言葉を、他国人に通ぜしむることを得るや。 然らざるべし。信仰を深くする霊地とは是なり。霊地は勿体なしの程度迄進まずば、霊地を発見すること難し テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  諸子の信仰とは確定したるもののみを、信ずる力を養はんとするが故に、却て雑草ははびこるなり。此理を悟らんとなれば、先づ信仰に相当する霊地を発見するにあらざれば、正しき信仰は得られざるなり。果してその霊地は那辺にあるかに思ひを廻らさざるべからず。諸子は美しき花園を見て、…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十四回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 悪き種子は育ち易し。良き種子は育ちがたきことは、諸子も体験したることならん。取れども取れども尽きざるは雑草なるべし。此雑草をも刈りとりて程よく按排し、肥料として地をこやすならば却てよき種子の養ひとなるは、是又諸子も体験したるならん。信仰の法はかくの如し テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  今慈音は隣家の未亡人と語り居るを聞くに、その未亡人の曰く、「人を呪ひて死に至らしむる如きことのなし得るや」と。慈音是に答へて 「其は念力と称して念の力強ければ、なし得らるるなり。されど斯ることは一般人のなし得らるるものにあらず。故にかかる人は或一種の精神障碍者なり」…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十三回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 礼義の礼は、即ち霊気の霊に通ずと見ても差支なからん。 相互に礼を交はすは、即ち霊を通ぜしむるに他ならず。故に礼を霊に通ずと云ふもこじつけにはあらざるべし。 拝みすると云ふは即ち霊を霊に、同化せんとの一つの法なり。 礼義を重んぜよと云ふは霊気を重んぜよと云ふ事に変へては如何 テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて            テツシン貴尊講義  天地相和してすべてをつくる。天と地と合するを諸子は会ふと云ふならん。会ふとは愛の意味なるべし。 我等、諸子の世界の言葉を知らねば、その意味の如何あらんかは知らねど、天地和合することを会ふと云ふならば、会ふは愛に通ずと云ふもこじつけにてはあらざるならん。よしその言葉が…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十二回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 霊気和すれば、人類悉くに通ずるが故に、世は安し。愛の力は鬼をも泣かしむ。 愛とは何か。愛とは霊気の合したるを云ふなり。霊気合して愛となる。 人の性は善なり。性とは霊気の合して現れたるを云ふにて、霊気合して性を産む。故に人も根に帰ればきよし。されば心意魂魄すべて霊に返へれば、清き姿に化せらるるは是又当然なるべし テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて              テツシン貴尊講義  夫婦の愛は自他の愛にして、心の愛にあらずと云ふならん。されど現今称へ居る諸子の世界の夫婦愛は、我等の眼より見る時真の夫婦愛にあらず。即ち個人愛に属すること多し。 真の夫婦愛は現今の如き、動物性愛にあらず。さればこそややもすれば離婚をなして、平然たる如きを見ても明…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十一回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 「云ふべくして行はれず」とか、或は「云ふは易く行ふは難し」など云ふ言葉あらん。是を我等に云はしむれば云ひ得らるるものならば、行はれずと云ふことなしと公言して憚らざるなり。 既に言葉に組織されて語ることを得るならば、行ひてならずと云ふことなきなり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義  我と慈音が語り居るも、即ち霊と霊の交はりあるが故なり。霊眼の度加はるに従ひて、神の世界に通ずることは、既に末知日記にて語り居る如くなれば、朧気ながらにても諸子はこの理を知ることを得たるならん。故にこの方向に向つて歩みを進めよと教ゆるものなり。汝の魂は汝の肉体に宿る…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百八十回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 諸子を天界に導くと云ふは肉眼より心眼、心眼より魂眼、魂眼より霊眼と次第に行をすすむる事によって、初めて霊界の位置に置るる事なりと思はば天界は遠からず、汝生きながらにして天界に到ることを得るなりとの理を語り居るに他ならざるなり。故に肉体失はるれば修養修行は困難なりと、語り居るはこの理なるが故なり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義   とりわけ心の気と、魂の気とのみ交はり居る人には神懸りとか、或は悪事を企む人の多きは霊気がにぶき故なり。末知日記前書に語りし如く心にも二種あり。 又魂にも二種ある事は既に諸子も知るところならん。即ち心意魂魄を云ふなり。其が心気と魂気とのみ交はらば、従つて霊気も亦一…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百七十九回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 我等は諸子をしてこの苦患よりまぬがれしめんが為に、肉体を有する諸子に対してこの事を伝へ教へて、然して不滅の地に到らしめん事を命ぜられて、 諸子を導き居るなり。現に円海のミキョウは多くの魂をあづかりて、或は天界に或は下界に、其々運び居る任務をなし居りて分時も彼は怠らず。 忙がしく働き居るなり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義  学びて得たる法と、学ばずして自得する法の二種あるは、魂の作用と心の作用との区別あるによって、ここに相違あることも推して知るならん。 学びて知るは心にして、学ばずしてさとるは魂なり。故に魂ならざるべからず。霊は心にも通じ魂にも通ず。この事柄は「末知日記」前書にくはし…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百七十八回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて こだま会に於て円海が語りし如く、体温計を零度迄下ぐる底の修行せよと教へたり。常に心を平にして、心と魂と平均させ、更に進んで魂を霊にまかせる方法を、暗に教へたるなり テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義  斯く語らば諸子は不審するならん。されどさとり見れば訳もなきことにて、むづかしき事にはあらざるなり。五月十三日(昭和二十五年) こだま会に於て円海が語りし如く、体温計を零度迄下ぐる底の修行せよと教へたり。常に心を平にして、心と魂と平均させ、更に進んで魂を霊にまかせる…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百七十七回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 行者の如く雲を喚びて天かけり空かけるとも、誤まてば転落す。 是法力の尽きたる故なり。 学ばずして霊化したる法は天かけり空かけるとも、決して転落するものにあらず。 テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義    彼等は相撲に到る迄の間に、既に全身汗をなし居るにてはあらざるか。是気の力のはたらきが技術に於て、その影響は、彼等にとりて重大となり居るが故なるべし。 剣道に於ても然あるなり。 真剣勝負とならば、一人は必らず倒る。 生命を賭しての剣なれば、尚更気の力の如何によっ…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百七十六回 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 両力士が互に眼と眼を見張りて、相互に相手方の技を看破せんとなし居る姿を、行司が程よき所にて一致点を見出して、是に相撲しむる、所謂三味一体の境地に至って、はじめて勝敗を決す。 勝敗を決する時間は僅小なれど、三味一体となる迄の時間は長し。 ここに至って霊気の力の、如何に大なるかを知らざるべからず テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて             テツシン貴尊講義  肉眼には光を伴ふ。肉耳に於ても是に類する関係あるなり。故に物体に遮ぎらるれば見聞することあたはず。然るに霊気は実間空間を嫌はず通ずるが故に、あます所あらずして感応導交するなり。一如と云ふは即ち霊気ならでは、一如とはなり難し。赤子を知らんとならば、赤子の程度迄尺度を…

未知日記霊話集未知日記霊話集 第千二百七十五回 絶対界 第九章 不滅母霊子に立ちかへるには拝みする法を用ゆるに不如。拝みすれば心は平静となるによつてなり。 諸子は沈黙状態を心の平静と考ふるは誤ちなり。たとひ種々様々の言葉を用いて人と語り居るとも、心の沈黙を守り居らば其にて可なり。諸子の沈黙は口に言葉を発せずして心中に種々様々の雑話を語り居るに他ならず。心中の雑話を止めて口より出づる雑話にかへよ テツシン貴尊講義

ヒロさんの転記したものをここに掲載しています 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係  第九章            テツシン貴尊講義  諸子の言葉に、「言はず語らずして思ひ通ず」と云ふあらん。 是無言詞のはたらきを指したるにて、通ずると云ふは不滅母霊子の力なり。不滅母霊子は電気の根源にして、電子はこの霊子より生じたるものなりと見るも可ならん。 原子電子のすべては、無始終霊子より作らるるものと…