覚者慈音905  未知日記 第六巻 光明論   上巻 光明論 巻の五  天地創造の妙  教主寛大講義

覚者慈音905
未知日記 第六巻 光明論       
上巻 光明論 巻の五 
明鏡篇  その五
第五の明鏡   その3
天地創造の妙、太陽と惑星は如何にして出来たか



                教主寛大 講述
                2019.⒊28                        180番


         第五の明鏡   その三


 汝等今迄見たる明鏡は汝等の眼には明瞭ならざりし為心の感じも何もなく物足らぬ思ひなりしならん。是は此鏡に現はれ居りし事柄は、汝等の境涯と汝等の智識と汝等の想像の隔が、余りにもかけ離れたる事のみなるによりてなり。故に今汝等の智識の程度より推し測りたる事柄を現はして汝等の今後行ふべき資料となし、又行はずば今後如何なる結果を招くか等について現はすべければ心に心して慎みて見聞すべし。
 先づ鏡を見るに先だち現はるる物に対しての見かたを先に教へをくべし。其第一は鏡の面に映じて是が一旦消滅し、然して次に現はるるは即ち問と答へにて初めは問を現はし、次は回答と心得べし。
 次に第二に心得べきは霊鏡は神界を現はすを以て汝等には何なるかは判断する事の難ければ唯その変化の有様を其儘に見るべし。此変化には我、汝等の世界の状態に応じて汝等が認識なす程度に応じて説明せん。然して第四の明鏡を通じて其理と現象を現はすべし。故に汝等に不分明の変動は第五の明鏡にして汝等が眼に其と頷かるるは第四の明鏡と知るべし。
 今汝等が目前に現はれし黒き光が恰も魚の水中を走り泳ぐ如く過ぎ去りたり。是は眼に映じたるならん。然して其黒き光の魚の如き物の過ぎ去れる後に一種の光を残し居るを見るならん。此光をとり囲む一種の光が自づと青き光に燃ゆる如く八方に広がり行く壮観に奇異の感の生ずるならん。今是を第四の明鏡に写し見すべし。視よ!
彼の黒色の光を、第四の明鏡に映せば非常に大なる力と非常に速なる速度を有する引力と圧力との幻影大気にして、是が空間を縦横無尽に駈け廻れば忽ち摩擦によって発火し、無数の火花が散乱して物凄き形状すべからざる火の海と云はんか、火の玉の集合とも見えてたとえ難き有様を現はしたり。然して其黒き魚の如き物は益々速度を加ふるに従ひて、火の玉の波は一層猛烈に増加して止まる処なく、或は合流して或は分散して八方十方に飛散して其が更に光を加へて一種の色素と化するあり。又熱気を加へて空間を振はせここに又一種の光を作り、其光れるものが互に結合して、又一種の光を現はし更に又或ものは消滅して光を失ひて物体を残すあり。或ものは光を変じて物体となるあり。斯くして太陽は造られ太陽は又分散して惑星を造り、是が恒星惑星の区別なり。故に一種の恒星が太陽をつくりしとも云ひ得らる。されば全宇宙には無数の太陽が存在するは当然にして、又恒星の中には太陽の数千倍の大きさを有するものもあるなり。斯くして宇宙は造られたり。是等の様を明鏡よりは唯先に見たる如くに映じたる迄なれば、汝等には到底予測し難からん。是は唯一例を示めし現はして参考となしたるにて今後更に本論に入るなり。
 汝等は唯神の作りし法則、神の道、神の命とか云ふ教へを聞きて此神の法則と云へるは如何なる結果を見するために作りしか、又此神の道にには種々様々ありて一様ならざるは何故かを知らんと欲するならん。故に先づ是を第五の明鏡に問はん。

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