これからやるべきことが見つかった・・・・・・

 出来るかどうか分からないが、少しずつそれに向かって生きてゆこう。今日は一時間以上床に入っていてもなかなか眠られない。その理由は僕に残された時間を何に費やすかだ。そのことで頭が一杯になって悶々とし、いよいよもって眼が冴えて来る。忘れぬうちにパソコンに向かい、それをいま箇条書きにしておく。
まずは衛藤慈声先生の残された文章をユーチュブにすることだ。その内容物は以下の通り
円海大師の出家 行者の生活その一端  衛藤慈声著

伊東慈音の死      昭和二八年一二月一八日午前五時                              覚者慈音はひっそりとこの地球を離れた   衛藤慈声 著
覚者慈音  川上村と慈音・・・・・     衛藤慈声著
覚者慈音1から3  慈音とこだま会の発足   衛藤慈声

覚者慈音 伊東慈音の生涯   衛藤慈声著

厳戒の辞 (此の書の最大重要項目とも云うべき神に通じる祈りの言葉を未知日記全巻から網羅した抄録

水滴の行法(円海大師の修行時代)   円海大師講義



以上の内容をユーチュブに詳しい人と協力して作り上げる事、そして未だ未転記になっている未知日記の書の転記を完成すること。僕が出来なくとも誰かがきっとその後を受けて完遂されることだろう。ユーチュブに関する協力者の現れることを冀う。僕が主になるのではなく、従になって若者の斬新な考えで進めてもらいたいと思っている。これはひょっとすると、貴尊方のお指図かもしれない。そう信じたい。仮に未知日記のユーチュ-ブ化に成功すれば、読者数は幾何級的に増えてゆくことだろう。
それともうひとつ、この未知日記全集の中には貴尊方の霊話が沢山ある。正確に数えた訳ではないが、百話以上の霊話が散りばめられている。それを一話ずつ紹介してゆこうと思う。それは人類が誰も聞いた事がない寓話だ。お楽しみに。この寓話集は未知日記寓話集と名付けたいと思っております。それと僕が持っている未知日記の各冊には特に感銘を受けたページには最重要と印したところが沢山ある。それらをも纏めて寓話集に取り入れたいと思っている。
 振り返れば、70余年間生を享けて何一つ残すものがありませんでしたが、以上の事を成し遂げられれば、僕はとても満足です。大袈裟に言えば死しても悔いは残らないと考えています。
何故、冒頭に手塚作品の「火の鳥 鳳凰篇」の我王の顔を掲載したのか、その理由が今わかった。我王というのは幼時の頃からの悪党で、多くの人の命を奪う大悪人でした。隻眼隻腕の盗賊・我王は、命を助けられた高僧・良弁上人と諸国を巡るうちに、病や死に苦しむ人々の姿に出会い、眠っていた彫刻家としての才能を開花させました。荒んだ生き方をしていた男が、やがて仏の道につかえ、貧しさにあえぐ人々の心の救済を始めるというその姿には、ある種、神々しささえ感じられます。最後には残された一本の腕さえも切り落とされるですが、彼は残る口だけで鑿を咥え、仏の像を彫刻するのでした。その生きざまに僕は感動しました。彼こそこの「火の鳥」の究極の主人公なのです。僕もこの我王に少しでもあやかって、残された命を全力投入したいと思いました。なにげなく無意識に我王の醜い顔写真を取り上げた理由がいま漸くわかった気がする。人は何のために生きるのか、そして何を遺し、何を伝えようとするのか、それを我王に教えてもらった。何故、この我王が涙しているのか、それは悪党である彼が唯一の善行ともいえる天道虫を殺さず生かした為にその虫の化身が後日、彼の嫁となって彼を迎え入れます。その嫁の名は速魚(はやみ)と言います。彼は部下の讒言によりその女をも殺してしまうのですが、その遺体はすぐさま消滅して、テントウムシに化してしまう。その天道虫を見て我王は在りし日の速魚との生活を思い出し、彼は懐旧の涙を流すのでした。手塚治虫という人は真の天才でした。分野こそ違えノーベル賞をもらった川端ゃ大江などの両先生を遥かに凌駕する真の天才人だと思います。

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