第五回 面白い本を見つけた その本の名は「ありがとうの神様」 著者の名前は小林正観さん

トイレの掃除のやり方を変えると臨時収入が増える   小林正観



実利的にお金の問題を解決する方法は、「トイレ掃除」をすることです。私の所には数百に及ぶ実例が報告されていますが、おおよそ、次のようなことがわかってきました。
① ブラシなどの用具を使ってキレイにするより、トイレットぺ-パ-だけで全部きれいにすると、臨時収入の金額の「0」がもう一個増える。


② ゴム手袋を使わないで素手で掃除をすると「0」がもう一個増える。


③ 素手で便器の中に手首をズボッと突っ込んで掃除をすると   「0」がさらに増える。


2万円入る予定のところに、0が三っ増えると2000万円になるわけです。
1998年の1月28日に、私がトイレ掃除をしていたら、間違って手が「ズホッ」と便器の中に入ってしまいました。普通ならあわてて手を引っ張り出すところですが、私はそのまま10秒程手をつけていいた。すると「メンツだとか、プライドとか、虚栄心とか、見栄」といったものが、ドンドン溶けていくのがわかりました。そして気分がすごくラクになった。その日以降、私は手を突っ込んで掃除するようになりました。
掃除の仕方を変えると、「0が3つまで増える」ことはだいたいわかりました。では「0が4つまで増える方法」はないのでしょうか。

私は、自分にお金が入ってきても、自分のためには使いません。お金に困った人が現れるからです。私の手元に200万あったとすると、「200万円あったら倒産しないですむ」という人が現れます。ですからお金が欲しくてやっているわけではありません。只現象が起きることが面白いのです。
「もう一つ0がつく方法がどこかにあるだろう」と思っていたら、ついに発見しました。
実は半年ほど前に、新幹線のトイレ(男女兼用)に入った時、便器の汚れが目につきました。トイレットペーパーで擦ってみたのですが、汚れは取れません。どうしょうかと考えた時、「爪がある」と思いました。
爪を使って汚れを落とすと、なんとなくサッパリした気分がした。爪で汚れを落としてから半年ほどたちますが、私に対する各種の未払いの合計が「2億円」くらいになっています。それだけでなく、「億単位」の話が次々と寄せられています。
実際に手に入るかはわかりませんが、今までは「億単位」の話など一度もなかったのに「爪」を使ってトイレ掃除をして以降、大金の話が出てきたのは、とても面白いことです。
「損得勘定ではないか」と言う人がいるかもしれませんが、損得勘定だからこそ「爪で掃除をしよう」とやる気になります。
私はガチガチの唯物論者(物質的に現れた現象のみを信じる)です。唯物論の人間が100パーセントどころか200パーセント確信して言えることは、「トイレ掃除をしていると、お金の心配がなくなるらしい」ということです。

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