漫画について   手塚治虫先生のこと

 皆さんはマンガ本を読まれますか。僕は手塚治虫先生が大好きでね。この何十年の間、手塚作品は殆ど読んでいます。アトムは勿論、ジャングル大帝、アドゥルフに告ぐ等々など。特に大好きなのは火の鳥とブラックジャックがとても面白く、かれこれ全巻を各々五度も六度も読んでいます。我が家の本棚には先生の本はその他にどっさり山積みされています。いくら読んでも彼の作品は飽きがきませんね。下手な文芸作品などはきっと彼の足元にも及ばないだろうと僕は思っています。七十歳をすぎてもマンガ本に夢中になっている爺さんも世の中にはまたそう多くはないと思いますが。今は火の鳥を借りて、それに熱中しているところです。先日、県立図書館で初期の頃の手塚作品を読もうと館内のネットで検索したのですが、一冊もヒットしません。不思議に思い、図書館の女性に尋ねたら「うちはマンガは一切おいてありません」と冷たい返事でした。僕は問い返しました。「ええー、手塚治虫作品ですらおかないのですか? 彼の作品は全部で四百巻もあるというのに」するとマンガ類は一冊も置かない主義とのことでした。僕の町の図書館には沢山のマンガが並んでいます。白土三平さんの「サスケ」「カムイ伝」「カムイ外伝」それに手塚治虫先生の「仏陀」「聖書物語」その他にまだまだありますね。マンガ本を手にすることによって将来、子供達がいろんな興味を示し、それを切っ掛けに本格的なものに入って行く機縁になるのではないでしょうか。「たかがマンガ、されどマンガ」だとはおもいませんか。マンガを決して侮ってはいけません。
是非とも県立図書館の選考委員の方には御一考の程を・・・・・・・・・・・・

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