<

ｇｏｏｇｌｅより転写
乾=天、坤=地、震=雷、巽=風、坎=水、離=火、艮=山、兌=沢としたり（説卦伝3）、人間社会（家族成員）に類推して乾=父、坤=母、震=長男、巽=長女、坎=中男、離=中女、艮=少男、兌=少女としたり（説卦伝10）した。一方、爻については陰陽思想により─を陽、--を陰
とし、万物の相反する性質について説明した。このように戦国時代以降、儒家は陰陽思想や黄老思想を取り入れつつ天地万物の生成変化を説明する易伝を作成することで『易』の経典としての位置を確立させた。

なお八卦の順序には繋辞上伝の生成論（太極-両儀-四象-八卦）による「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」と説卦伝5の生成論による「乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌」の2通りがある。前者を伏羲先天八卦、後者を文王後天八卦と呼び、前者によって八卦を配置した図を「先天図」、後者によるものを「後天図」という。

十二月八日
円海大師講義
坎・単数　艮・　複数　震・単数　巽・複数　離・単数　坤・複数・兌・単数　乾・複数
之で十二を八つにわける
単数は一つでそこを占領するにあらず。之は単独数の意味。
宗教では独化の神(夫婦と言ふ様なものから生まれたものでない)男性でもなく女性でもないと言ふ様に使う。
複数は夫婦関係、陰陽関係、親子関係
艮に於いて丑が陰陽になったら、寅が陽陰になる如くなり。
複とは偶とか陰陽とかの意味。
　坎と震、北東　　　離と兌　　南西
北から坎艮震巽離坤兌乾
坎は子が一つで独占して居るのでない。
坎は子、破壊、丑は分解、寅は融和。東にあたる震が組織となるわけだが、この震は一つで両方にまたがる。一つの半分は組織となり、それが頂点(頂上)になりて後半(？)は破壊となる。即卯は組織と破壊の二つをもつ。
次は辰から分解、巳が融和、午が組織と破壊をもつ。
未が分解、申が融和、酉、兌が又組織と破壊の二つをもつ。
戌が分解、亥融和、子が組織、そして次の破壊の二つをもつ。即ち極端から極端に行く。之を一、四、七の法と言ふ。
即ち一、四、七、十の四つが破壊と組織の二つをもつ。之を音楽家の方では半律半呂と言ふ。東西南北は一つで二つの役目をもつ。同じく春夏秋冬も二つずつもって居る。
冬の絶頂から段々春の方向へ向ふのと
春　　〃　　　　夏　　　　〃
夏　　〃　　　　秋　　　　〃
秋　　〃　　　　冬　　　　〃
　　　　之が一つで呂律、陰陽の関係あり。
故に何事によらず単数の時は(年、月、日等)破壊になるか組織になるかわからない。だから危ない。
子の日だちとか卯の日だちとか言ふ。子は上無、壱越、呂律陰陽の関係あり。
兌は盤渉。
四月、十月は裏表
四、乾為天
十、坤為地
一、地天泰
七、天地比
東の乾為天　西の坤為地(神無月，神もないと言ふ)
陽の極点　　　陸の極点
十一月の地雷復、これは陰がすんでしまって陽にかへる意。
こうして人間の肉体の育ちかた等に関して計るもの、
或るは精神上の智慧関係等を計る法。
一四七十
坎震離兌
子卯午酉
北東南酉
子と午をつなぐものは中に四がなければつながらぬ。子と巳は共鳴するが、子と午は共鳴しない。故に中に卯を入れて(子卯、卯午、午酉、酉子)と取らねば共鳴しない。
子から巳に終り、又始まりが午。
子から八度取って未　未から六度かへして寅。
寅から八度取って酉　酉から六度かへして辰。
辰から八度取って亥　之で終る。陽の方。
午からはじまり、丑、申、卯、戌、巳とめぐる。陰の方。
時間を二ときにわって九から四つで終る、之、九は陽の極点、四は陰の極点になるからはじめとおわり。
之を二回して一日を計る。
子　丑　寅　卯　辰　巳　午　未　申　酉　戌　亥
順八逆六
戦争終わるは昭和二十年。之は酉年　゛単゛陰の極点。之よりはじまったのは戌年の二十一年。二十年の八月に降伏して之で陽はすんだ。負けた日本では陰の極点がすんで降参して新しい方に始まる。之地雷復。
即ち酉の組織の結果が悪かった。そして破壊が始まった。そして五年間破壊が続いて来た。昭和20年
　　21年　　火のエ　　９　　戌　　　破壊
　　22年　　　　ト　　８　　亥　　　分解　
　　23年　　土のエ　　７　　子　　　融和
　　24年　　　　ト　　６　　丑　　　組織
　　25年　　金のエ　　5　　寅　　　 結果　　　

２１年をものさしのはじめとする。
即ち寅年が結果期となる。２５年。
辰年分解期
金のト　　26　　　卯　　　破壊
水のエ　　27　　　辰　　　分解
水のト　　28　　　巳　　　融和
木のエ　　29　　　午　　　組織
木のト　　30　　　未　　　結果
この五年にうまく融和して行けばよい。

２１年、戌年を単位にすると２０年間は破壊期。この２０年間は本当の平和にならぬ。
２０年、２０年の四線には結果期あり。