こだま会講演日記    第六十七回   坂本通博 筆記

泰学貴尊の言葉


柳はみどり、花は紅(アカ)いと言ふ。柳は赤く花は緑と言ったら皆は異ふといふ。然し之は此の世界丈にしか通じない。他の界では赤と青の食ひ異ひが出来たらどうなる。
目に見た時は皆同じであるが言葉にはあやまり多し。
本当の色を見る力のない目がある。色盲。
眼くらに色を教へるのはむつかしい、それで何によって教へるか。
すべては気。気によって通ず。
私と諸氏との交はりも気である。
私の話す声は皆に同じに響くが、之が通じる人と通じない人がある。
之は皆気がちがふから。
なるほどと心の底から感じた気体にならねばならぬ。
朝起きて手を洗ひ口をゆすぐは気を整ふる法。
之は整気の術としての法を教へたるなり。
気と言ふは物に裏表あり。即ちエありトあり。表裏、陰陽。
朝起きて手を洗ひ口をゆすぎ食事の支度ができて皆を起す。
そしたら今度は子供達一同に拝みをさせる事。
拝みを子供の時からさせて置かないと悪人が出来る。子供には神様があり、悪いことは神様が見て居られると教へておくこと。子供にもよい事と悪い事は自然にわかる。
之には神様がと言ふ観念を教へておくとよい。
見た事も聞いた事もない神を、殺されても神はけがせないと言ふ昔のヤソ教信者の信仰があるか・・・・?
諸氏は気の持ち方で日々肉体を原子爆破でこわして居る。
育てる事はむつかしいが破壊することはやさしい。
(寒暑に対する肉体の原子爆破による調節)

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