こだま会講演日記    第五十七回   坂本通博 筆記

六月二日
(前に続き尺度計の話)


易について
易学は数学にして辻占いにあらず。八卦の名前は数学で言ふ未知数、即ちx、y、z等。
八卦をこしらへた原因は
◯は宇宙に形どり、半分は昼、半分は夜とする。
この陰と陽を更に二分する。之を四象と言ふ。一方は小陽、小陰
この四つ(四象)を二分したのが八卦。
之が(二分を続けて)十六、三十二、六十四・・・・之を六十四卦として半分を計算する。
之の倍百二十八、二百五十六、五百十二、千二十四、二千四十八、四千九十六卦。
数は之で終り、之ですべてを計算する。
前の半分が六十四卦、後の半分が四千九十六。錫杖の上は八角になっている。
八卦(はっけ、はっか)は、古代中国から伝わる易における八つの基本図像。すなわち、


☰(乾)
☱(兌)
☲(離)
☳(震)
☴(巽)
☵(坎)
☶(艮)
☷(坤)


ここまでこだま会日記を転記して、壁にぶっかってしまった。易の学問の難解さに加え、易特有の記号が数多くでてきて転記することが
出来なくなった。少しとんで出来るところから始めたいと思います。必要な方は原書をお読みください。



泰岳大師講義

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