未知日記講話集   こだま会講演日記    第五十六回   坂本通博 筆記

一歳
天ー破壊  地ー破壊    人ー破壊
即ち破壊の破壊の破壊だから赤ん坊の間は何もわからない。
二歳
天-破壊   地ー破壊    人ー分解
世の中の事は何もわからぬ赤ん坊の智慧がついて来たと言ふことになる。
一日一日にもこの四線の法則あり。


泰岳師曰く、
前にまんまんさんを拝めと言ひました。
私は下界で神様仏さまと言はれても知りませんでした。母よりまんまんさんあんと手を合はせて拝ませられたのを一つ知っていた。
神の名は師に言はれてもおぼへられない、又おぼへる気にもならず。
時によると、今ミキョウの位にあってもマンマンさんと言ふ。
なれた事はなかなか取れるものにあらず。
皆さんが何か信ずる事があったらそれを言葉にかへて、もくべでも何でもよい。
言葉の符号は何でもよいが、言葉のかげにひそんだもの、余韻は大事だ。
無言詞、言葉のない言葉が余韻。
この余韻の力が強い。
題目でも言葉の力でなく題目の言葉に含まれた余韻の力が強大。
もし皆さんが泰岳 泰岳とお呼び下されば私には通じます。泰岳を呼んでこうしてもらおうと言ふ目的の心持があって泰岳と呼んでくだされば私には通じます。
之は無言詞、皆の思ひが私に通じる。之を愛と言ふ。
可哀そうに可哀そうにと頭をなでるは愛にあらず。愛とは合ふこと。
神は愛なりとは神さんは誰にでも合ふ力を備へて居られるから神は愛なりと言ふ。
合ふから合することが出来る。
合ったら愛することが出来る。知らないから愛が出来ない。
長く付き合って深く心と心と知り合ってぴったり合った所が愛。神様に来てもらって心に深く入ってもらって合ってもらう。
音。どの音にも調和する音を持って居る、之愛なり。
人間には調子がちがうと会へない。それ丈の備はりがないからだ。
皆に合はせる泰岳師の法、之は愛。
いつもブラス、マイナスの生活をするからゼロになる。
人に物を施して恩にきせる。即ちプラス、マイナス所謂労して功なし ゼロ
追求を重ねて納得するまで掘り下げないから論語読みで論語知らずになる。
物を聞いたら納得むする迄追求する事。
物を聞いて聞き流しにする、之は流水信仰。

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