未知日記講話集   こだま会講演日記    第三十六回   坂本通博 筆記

八月十九日


人間は目標もなく手探りして居るに過ぎない。気力を旺盛にする事は修行のこつ。
人間の一生は蝋燭を作る一生。太く長い蝋燭を・・・・。
死後の光明になること。
たましひの衣は心。死すれば肉体と共に心の衣も抜けて、たましひは裸となる。たましひから出る心。
心の表裏=心意
心の廻転よいと・・・・・     悪いとすぐ反射する。
A      身体をよごし、けがすまいとして衣を着る。
B      裸が見苦しいから衣を着よう。(裸のよごれをかくすため)
Aでなければいけない。自分の身体は清浄だから汚すまいとして衣を着るのでなくてはいけない。たましひをよごすまいとして魂に衣を着せる。
人を疑ふは、己不正直だからである。たましひは親、心は子。たましひから生まれた子。
良心、不良心は心のうらおもて。魂は純潔なもの。
子の、その母を恋うるが如く(母は父母のこと)
その多勢の子がめざめて母の方へ来れば魂は見つかる。
暗い心、明るい心。
暗い心は陰謀をたくらむ。
花一輪でも折り取るは暗い心。貪欲。
諸欲煩悩の多きは、心がのび放題にのびて末を止めることを知らないからである。
たましひは慾をしない。
地球は肉体、空気はたましひ。地球の中心から出て地球をとりまく。
低気圧や雲や高気圧等のおこる、それは心。霊は、成層圏以上の所へ行けば霊に相当する。たましひと言ふ親に求める(求めよさらば与へられん)
子は親を知らず(それは肉体にとらはれるからだ)
親は、たんましひは、子を片時も忘れる事はない。
分に応じて神は与へ給ふ。欲を出さぬ事。道をふんで神にたよれ。
小さい事でもこれ位の事と思はずに大事をとること。
肉体に関して動く欲は、皆心だからこれを早くきれいにすること。
自分のたましひを先ず信ずること。これ信仰のはじめ。親は我が魂。神は我が魂。

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