覚者慈音1422  未知日記 第九巻  因果論  人身篇一   インショウ、ミキョウ貴尊講義

覚者慈音1422
未知日記 第九巻 因果論       
第一の巻
人身篇一 
         インショウ、ミキョウ貴尊 講述                     2019.9.17
 第十二  陽数と陰数の関係


 さてかく図面によつて見る時、一より十二迄の数の現はれ整ひ居るに不拘十二と一の間は空零となり、又六七の間は空零となり居りてここに零と云ふ無形のものもその中に含有され居りて一個の数として計算なすことを示めしある理も自づと察することを得るならん。されば零も数なり。此零の数のはたらきあるによつて空の大意を悟ることを得るなり。もし此零のはたらきなかりせば絶対にかへることを得ざる事をよくよく認識なしをく必要あらん。
 九より下りて四にかへり四より又上りて九に返る。是を易にては九四の法と称へ又行者にはこの九四の法を秘伝として伝へ居るなり。もし此九四の法なかりせば零と云ふはたらきは失はれて秘伝秘法の業は成立せざるが故に是を大切にとり扱はせ居るなり。九より四には規律正しく順序を追ふて下り四より九に 上るに順を重ねず直ちに上る。是即ち法の極妙となり居るなり。人死して天にかへると云ふは此理を指したるなりと知るべし。汝等が現在となへ居る赤外線と紫外線以下宇宙線迄は波長も次第に細かくなり居れど、さてその極点の宇宙線より赤外線にかへるはその間に何かあらざるかを工夫せば自づとこの原理は察せらるるならん。我、是等に関して説明なしたけれど範囲は限られあるによつて意の如くならざるは是非なし。後にセイキョウ貴尊が時速十八万里の書(帰途案内記)を説明せらるる事あらば其時は詳しく是等の理を知ることを得るならん。されどここには是迄にて語るを許されざるが故に省略す。

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