覚者慈音1421  未知日記 第九巻   因果論  人身篇一     インショウ、ミキョウ貴尊講述

覚者慈音1421
未知日記 第九巻 因果論       
第一の巻
人身篇一 
         インショウ、ミキョウ貴尊 講述                                 2019.9.16
 第十二  陽数と陰数の関係


 すべて宗教の法に説かれたる数は悉く十二の倍数によって現はされ居るもみな此易経の教へと一致する点すくなからざるを見ても自らうなずく処あらん。仏教に於て八万四千の法門とか、或は百八煩悩とか云へる数もみな十二の倍数に他ならざることを見るに徴しても明らかならん。余事は兎に角今此六時を易にて説明する時九を現在の十二時に相当せしめ二時を八つ四時を七つ六時を六つ八時を五つ十時を四つとして正午を九つと計算する時は二回めぐりて二十四時間を現はすこととなる。
 古今を通じて現在も此数を適用せしむれば同じ結果となることも亦推して知るならん。是等を詳しく会得せしめんが為に次に易の名称を十二時に相当せしめて説明せば次の如き結果となる。先づ午前一時を地天泰、二時を雷天大壮、三時を沢天夬、四時を乾為天、五時を天風姤、六時を天山遯、七時を天地否、八時を風地観、九時を山地剥、十時を坤為地、十一時を地雷復、十二時を地沢臨、然して一時にまた地天泰となる。是にて二時間の易名は終りたり。今少し是を詳らかにせば一時の地天泰は呂呂呂、律律律、是は上卦より下卦にかぞへての説明と知るべし。二時の雷天大壮は呂呂律、律律律となり、三時の沢天
夬は呂律律、律律律となり四時の乾為天は律律律律律律として現はし以下天風姤に律律律、律律呂、六時の天山遯は律律律、律呂呂、七時の天地否は一時と反対にて律律律、呂呂呂、八時の風地観は律律呂、呂呂呂、九時の山地剥は律呂呂、呂呂呂、十時の坤為地は四時の乾為天と表裏の関係にて呂呂はし呂、呂呂呂、十一時の地雷復は呂呂呂、呂呂律、十二時の地沢臨は呂呂呂、呂律律となり居れり。是は二十四時間を十二時に現はしたりと知るべし。

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