覚者慈音1014 未知日記 第六巻 光明論  下巻 光明論巻の八 大悟録  テツシン貴尊講義上  第一章 チッ の 門

覚者慈音1014
未知日記 第六巻 光明論       
下巻 光明論 巻の八 
教主講、テッシン貴尊解説
大悟篇  上
第一章 チッ の 門
チッの門の概要神が作られし宝器

               テッシン貴尊 講述
               2019.5.30


 此門内に見る如く全体の光明光子光波の悉くが肉体の内部の総てを現はしたるものにして、遠く吐きだされる汚物こそは皮膚の表面を示めしたると考ふれば可なり。汝等はこの門を見て此処は我等セイキョウ、テツシンが作り出せし空中楼閣ならんと誤解すること勿れ。我等が作りし蜃気楼ならば斯る大袈裟なるものを作らずとも他に方法は多々あるによってなり。然り。然らば斯る事は何故に設けられたるかと云ふに是には大なる理由あるなればこの説明をなすべし。
 是即ち宇宙の生存を全からしめんが為の原動力の根幹をなす装置とも云ふものにして、是によって凡てを生存し凡ては活躍する大切なる工場の機械とも云ふべきものにて、神の作りたまへる不可思議の宝器なり。我等と雖もこの神秘を詳かに知る能はざるなり。是を知るは神と神に直接仕へ居る者のみ、他には知る者なし。
 宇宙の増減変化に関する理論はここに暫く止めて、汝等が住む地球に種々様々の変化を与へ居るもみな此門に見る気光素の活躍によるなり。然して人間をはじめ動物植物、又小にしては微生物に至る迄悉くこの光波によって生存、或は死滅の変化を与へ居るは云ふ迄もなし。今是を汝等の肉体について語るべし。即ち百四十四の気光素は心意魂魄を働かしめたる原動力にして、此作用に基きて凡ては育てられ、或は破壊さるるなり。又上下左右し居る光波は肉体の細胞を結合し、又分解なしつつあるにて如何なる小さき光も、十二光の作用と異なること無き力を有す。汝等が血球の一個々々のはたらきにすら小さき光の力が、肉体を通じ来り感銘共鳴するによつて躍動し、或は他の光にて是が増減変化を与へつつあるなり。一個の小さきけし粒がかの大きなる花を咲かす如く、如何に小さき光なりとも其はたらきの力は優れて大なり。然らば下方より上昇し来る雲の如き光は、如何なるはたらきをなさんがために設けられたるかとの疑問なるべし。そは他ならず。是は大地に蒔れたる種子の如く、肉体に必要なる細胞の数々とも見て差支なかるべし。故にこの集合によって組織されたる諸々の細胞を正しく発育せしめんがためには、或は細菌によって或は薬品によって、或ものは破壊され或ものは組織さるる等々みなこの白雲の光子に他ならず。又この汚物と見らるるものも事実は然らず。光はにぶき流と思はるるものすら或は肥料となり、養分となる光にて外方に分泌して、又白雲に混合して上昇することを繰り返しつつあるなり。是によって大要は察せられたるならん。

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