序文 衛籐慈声著 昭和二八年一二月一八日午前五時覚者慈音はひっそりとこの地球を離れた。 少数の血族に見送られて彼は使命を全うするために死臭を発する肉体に其の三年余の歳月を此の地上に止め置かれていた。然して使命を全うした現在彼は貴尊方に迎えられて昇天し... 続きをみる
2018年4月のブログ記事
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九流界の世界について やあ、milkさんおひさしぶり。ちょつと時間はいいかな 九流界の生活をもう少し書き続けてみます。 九流界も八流界もみな一個の如く考えると大きな誤りになります。二流界以下の界は数多くあって、ただひとつのものではありません。唯、一流界なるところは、全宇宙にひとつだけあるそうですが... 続きをみる
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再び慈音師について この書の著者についての紹介を簡単に述べてみます。 著作者は伊東慈音。東京の人で昭和二八年にすでに昇天されています。 彼は全盲の老人であって、 壮老期を東洋音楽(琴。三味線)を生業としておられました。 昭和一九年頃から天界の命により、戦時中をもはさみ、 およそ八年間に渉って天界か... 続きをみる
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未知日記を初めて読まれる方に つい最近亡くなられた筋萎縮症の天才的天文学者であるホーキング博士が「銀河系宇宙に限らず、地球から視認できる他の宇宙をも含めれば、高度文明を持つ星の数はおよそ二百万はあるだろう」と答へられたことを文献によって知りました。 さすがだと思います。でも、全宇宙の創造の逞しさ... 続きをみる
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ちょつと休憩 二つの名旅館を訪ねて いまから何年か前、私の属するある組合の例会で、次の旅行は何処にいったら いいかと、組合長が皆に下問した。あちらこちらから各地名、温泉候補が挙がった と思う。 そこへ普段から寡黙な会員がいつになく唯一言,おもむろに語り給ふ。 「今迄そこら中の温泉巡りはやっ... 続きをみる
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覚者慈音10 円海大師の修行時代 インショウ、ミキョウ貴尊(円海大師)講義
円海大師の修業時代 今はセイキョウの座に居られる貴尊を私共は泰岳さんと云う親しい呼び名で先づ記憶に止めたのであった。当時,泰岳大師はコーセイ.ミキョウの座におられたのであるが,円海大師は門兄泰岳としてこだま会員たる私共に紹介され,その人となりについて記されている。 慈声記 円海大師講義 「何故... 続きをみる
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覚者慈音9 未知日記第一巻より 彷徨える魂魄 現セイキョウ貴尊講義
さまよえる魂魄について 邪淫の戒めにて説きたる如く、是等の魂は気の合ふ処の母胎を尋ね求めて、是に宿りて残余の定命を全うするもあり。然らざるものは地上又は空間をさ迷ひ居るなり。斯く語らば汝等は云ふべし。若し宙に迷ふならば、その魂は知己身内などに救ひを求むべきに、未だ死したるものの音信を聞きし事なし... 続きをみる
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覚者慈音8 幽霊画家 未知日記1巻 ミキョウ貴尊(現セイキョウ貴尊講述)
幽霊画家 「さる所に一人の画工行脚の旅に出で、途中山津波にて死したれば、其の村人より彼が妻に知らせたり。妻は彼を懇ろに弔いありけるが、彼旅立ちたる時、我三年後に帰るべしとの約を守りけん。三年後妻のもとに立ちかへりたれば、妻は驚きて、 「汝は山津波にて死したるにはあらざるか」と問ふ。彼曰く「否死せし... 続きをみる
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覚者慈音7 未知日記第一巻 この書は現在の書にあらざることを承知せられんことを! セイキョウ貴尊講義
未知日記第一巻 セイキョウ貴尊講義 汝等は国を憂ひ世界を愁ひて早く此書を完成せんと計り居る心を我等は嘉(よみ)す。されど此書を読むもの幾何ありや。又此書に眼をむけんとするものの現はるるは何日の日か、時未だ早からん。 世人はこの書を読むにあたって信ずるものは信じて読むべし。疑ふものは疑ひて読むも... 続きをみる
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無限時間を旅する私たちの魂 MILKさん、こんにちは 貴女の信仰とは何かについて、僕流に感じている考えを提示します。 そもそも私たちの魂は不滅界の末端より不滅界の中心に帰らんとする長旅を行っています。 私たちは始めから人間として置かれたのではなく、ずっと何十億年も前には小動物の時もあったことでしょ... 続きをみる