覚者慈音711  未知日記 第四巻  心霊雑話  伊東慈音

覚者慈音711
未知日記 第四巻      
霊の巻     
      霊のさまざま  
      其の3     
                   ミキヨウ貴尊講述


 汝等も知る如く純白純黒は即ち無彩色にして数より計算すれば(但し易学の数なり)純白は四と九にして、純黒は一と六と云ふなり。然れども人種の黒白は純にあらず。故に白色は三と八に低下し、黒色は二と七に向上す。然して黄色は五と十の数を低下して四と九の数となるなり。是ぞ即ち肉体に宿る魂魄の数を指したるなり。ここに注意すべき事は一二と数を現はせしは白なるが故に数は何と学問的に現はせしにあらず。唯数を排列せるのみにて、謂はば数を番号なりと考へて数学にて計算するも何等得る処なきものと諒すべきなり。易学より計算すれば、黄色人種は第一位におかれると云ひ得るなり。我、汝等に語るは白色有色の優劣の如何を云ふにあらず。魂魄の完不完によりて、その優劣は定めらるるなり。如何に肉体美しくとも魂魄兼備せざれずば勝れたりとは云ひ難し。人間一般魂と魄の比率は、魂八魄六は普通なり。是が修行によりて魂の数を増すと魄の数を増すとの相違によりて、向上し或は低下するなり。無教育にて一生終る人は魂上がり、魄は下がりて、魂十魄四或は三となりて動物性よりのがるるあたはざるものと、又魂九魄四となりて平凡に終るものとの二種あるなり。若し斯ることにて世をすごしなば苦を離るるあたはざるは勿論、行くべき所は何処かをも解するあたはざるべし。易にて魄、即ち陰を六位におき、魂即ち陽を八位におきたり。是は十二を二分して計算すれば、一を基とすれば七は又基となる故に、陰は下り、陽は上がるとして順に数ふれば、この共和する数は八と六となると云ふ理によりて定めたるならん。我、霊の説明上便利なるが故に是を用いて語るべし。
 三気を数学上又は科学の参考資料となるべき論説は、秘伝の巻に於て教主の説明ある事と、我は信ずるを以てここには是を避くべし。さればこそ仏教にては地球の層を七階半と見なして、死すれば魂魄はその層を解脱するには七々四十九日、五十日を要するを以て迷はざるようにとて、七日々々の四十九日の弔ひをなすなり。此可否は別として魂魄の陽陰を斯く定むるとして汝等に説明すべし。
 天よりは人間に十二光、十二気は与へられて、何人も是を持てるなり。然れども是を活用せしむるあたはずして終るなり。そは己の分を知らざる故なり。魂の働きを多くして魄を圧迫するなど我儘気儘肉体のままに囚はるる故なり。故に修養し修行して完全なる魂魄になし、霊の力にすがりて三気一体となさば、迷はず赴く処は自由の境に達するは火を賭るよりも明白なるべし。
 その天分には十二光十二気共に一位に置るるあれば二三四五と其々の位置あるを以てみな等しからざるなり。二四光気が種々組み合はされるによるが故に、個性を異にす。是を知り得て是に順ずるものは事成り、然らざるは不成功に終る。是を因縁として諦め捨つるも我儘なり。業を励み智を磨きて成功せざれば天理に反す。

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