覚者慈音638  未知日記 第一巻  自在論

 昨日で未知日記第一巻の転記は終えた。今日からは未知日記第二巻に入ってゆく。その前に読者の皆さんにこの書の骨格とその概略その全体像を記しておきます。
未知日記第一巻から第四巻を総称して未知日記と呼ぶ。して、その構成は

1.自在論 第一巻  セイキョウ貴尊著述   39p
2.行法  第二巻  テッシン貴尊著述    25p
3.念力集 第三巻  暗の巻     セイキョウ貴尊著述        50p
      第三巻  光の巻     テッシン貴尊著述
      第三巻  喜悦の巻    円海貴尊のちのミキョウ貴尊著述
      第三巻  安楽の巻    テッシン貴尊、セイキョウ貴尊著述
4.心霊雑話第四巻  心の巻     セイキョウ貴尊著述        17p
           霊の巻     セイキョウ貴尊著述        15p 


5巻.感応論     平心の巻    テッシン貴尊著述          160p  
                                        鏡心の巻
           放心の巻
           応心の巻           終結篇    上
                                 下    
6巻.光明論     光明論   教主寛大 テッシン貴尊 セイキョウ貴尊 51p
              上巻                  明鏡篇   その2  テッシン貴尊         55p                明鏡篇   その3  教主とテッシン貴尊          
           明鏡篇   その4  教主            47p
           明鏡篇   その5  教主             52p
6.光明論  下巻  悟道篇上  その6  セイキョウ貴尊        51p
                              悟道篇下  その7  セイキョウ貴尊       51p
           大悟録上   その8  テッシン貴尊        57p               大悟録下  その9  テッシン貴尊              53p
                            完結篇       その10  教主               52p
7.テッシン講録   壱の巻                                 テッシン貴尊           62p
           弐の巻         セイキョウ貴尊           58p
           参の巻         ミキョウ貴尊            58p
           四の巻         ミキョウ貴尊            50p
8.三世と四世論   過去の巻        セイキョウ貴尊           57p
           現在の巻        ミキョウ貴尊            59p
           未来の巻        セイキョウ貴尊           56p
           来世の巻        セイキョウ貴尊                        58p
9.    因果論      人身篇  その1    ミキョウ貴尊            327p
           人身篇  その2
           人霊篇  その1
           人霊篇  その2
10.帰途案内記   大序の巻        セイキョウ貴尊           304p
           転界の巻     
           上界の巻
           最終の巻 
11.絶対界     その1         テッシン貴尊            284p 
           その2
           その3 
12.大霊界     その1         教主寛大              388p
                                        その2
           その3
           その4
           その5


此の他に門外不出の書として教主寛大による 教外別伝と 大霊界の附録がありますが印刷はされておりません。更に別冊としてこだま会日誌(430p)があります。これはこだま会の会員であられた坂本通博さんが円海大師のことばを毎週書きとどめられたものです。未知日記全巻で総ペ-ジ数は2600ペ-ジそのうち
ミキョウ貴尊        512p
                                                              セイキョウ貴尊    801p
                                                          テッシン貴尊     750p
                                                               教主寛大       540p
参考資料として大法輪閣から「神と共に生活せよ」二〇年前に出版されております


 皆さんは国会図書館に蔵されている書物、いかほどあるか僕は不明で知りませんが、何年の風雪に耐えると思いますか。おそらく今後百年でその80パ-セントはまず廃棄物と化するでしょう。では千年の時間を持ち耐えるのは、精々1パ-セントあるやなしというところか。如何に名著と呼ばれ、珍重されていたとしても所詮人間の作った物はそれが限度だと思います。現に芥川賞とか直木賞を受賞してももてはやされるのは最初だけで1年もすれば100円ショップでも売れずに知らぬ間に消えて行く運命になります。ではこの未知日記はどうか、神の階梯にある高級神霊が不滅なるものを意図して練りに練って作りあげられた大事な大事なメッセ-ジだ。此の書は未来永劫、地球が亡びても尚宇宙空間に残存する多くの他の種族の手によって手厚く保護され、読まれ続ける伝説の書になると僕は考えます。此の書は初めから銀河宇宙の辺境の星である地球人だけの救済を目的としていない。貴尊方の眼はもっともっと広範囲の大宇宙を俯瞰するものだからです。皆さんは失笑しておられるかも知りませんが、貴尊方は決して笑ってはいない。其処に真理があるからだ。荒唐無稽な言い方をすれば、小さくは日本に国会図書館があるごとく、この宇宙には各種星雲毎の図書館があって、更にはそれらを網羅する全宇宙図書館なるものがあるのではないか。そしてそこにはこの一連の書はすでにもう蔵書されているのではないかと思う。勿論当然紙素材ではなく、永久摩滅することのない電子媒体だ。民族、種族が異なっても総ての人類が言語を超えて認識できる無言詞媒体だ。
 残念ながら其処には古事記もなければ聖書もそして各種仏典すら一冊も撰ばれていない。してその選者なるものは誰か。それは教主寛大をはじめとする真の神の御子たちだ。
それほどこの未知日記は尊い御本なのだ。宇宙史に残る真の神書なのだ。こんな発想は今迄一度もしたことがなかった。


 次の言葉は教主寛大が大霊界を講じるにあたりテッシン貴尊が緒言として述べられたものである。言葉の端々にこの書に一方ならぬ思いを込めた貴尊の御意志が散見できる。 


 「古来より日本は言霊の国と称して言葉に魂を通はせ居たりしに、現今はその言葉に制限を加へたるため後世、此書を読まんとするものありとも読むあたはず。理解することを得ざれば、如何に真実を語るとも無意味の書とならんことを、教主はよくわきまへ居らるるによって、此書の文体或は言葉等、すべてに意を用いらるる事と我等は承知す。教主は名文美文を好み給はず。後世に到って誤ちたる解釈をなすものあらば、残して詮なき廃書となるを深く慮っての教へなれば、よくよく心して教主の言葉に批判を加ふることなかれ。又文書言葉の拙なしと嘲りて、軽々しく聞きのがすことをせざるやう注意してかしこみて聴くべし。
前編の終末は無言詞にて終りを告げたり。後編なる此書に於ても亦無言詞にて終りとなる。されど前編と後編との隔たりは非常に相違あり。教主の最後の教訓は我等も共に威儀を正して拝聴す。汝等此恩恵にあづかる者、慎みかしこみて拝聴すべし。唯心の表面に止めをきて聴聞せば其は空しき結果となる。されば心の底迄徹底せしめて拝聴せよ。一時的の感情に囚はれて教へにあづかることなかれ。
ここに注意することあり。其は他ならず。教主は衆人に語るに言葉を以てするにあらず。故に千人万人悉くに通ぜしむる教へなれば、聴く人見る人の智慧才能の程度に応じて法を説き給ふ。されば聴く人見る人の智識の程度によって各自異なる感じを抱かしむることは、是即ち無言詞教授の法なるによってなり。此事あるによって一人はかく感じ、又一人はかく感ずと各々才能の程度に従ひて思ひを異にすれど、帰するところはすべての衆人を言葉ならぬ言葉によって、導き給ふことと承知せよ。言葉なきが故に感じを与へて、其によってすべてを導き給ふなり。かかる教へは教主ならではなし得るものにあらず。かかる尊き恩恵によって天界に導かるる諸子は、唯々感謝の思ひを蓄へて他のことに意を用いず、一路教へに従ひて進まれよ。後世此書を読む人と雖も、現在の諸子と同様に導かるる力具はりある事も併せ語りをくべし。
先ず是等のことを予備知識として深く心して聴聞見聞せば可ならん。やがては教主出座し給ふべし。つつしみて聴聞せよ。是緒言として衆人に語りをくこととせん。」

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