覚者慈音616 未知日記 第一巻  自在論 第二章  伊東慈音 



   覚者慈音616  



未知日記 第一巻  自在論 第二章   伊東慈音


第四節
              

             インショウ、ミキョウ貴尊講述


 家を治むるは主人にして、身を修むるは心に在り。心は肉体の主人にして、心を治むるは其親なり。霊なり。霊を治むるは神の力にして、其力を用ゆるは神なり。
 人は何処より来り何処に行くや。氷は水より出でて水に返へれど、人は来る処を知らざるが故に、帰る処も亦知らず。肉体の集り(細胞組織)は、其々の位置に復せど、心と魂は宙に迷ふを知らずや。肉体の仮家に在る間に早く永住の家を求めざるべからず。其家を求むるにには足を運び眼を明らかならしめざるべからず。旅するには道に禍福のあることも覚悟せざるべからず。道には悪魔ありて待てるをも知らざるべからず。何の準備をもなさずして旅だつ勿れ。
 信を先に疑ひを後にするは破壊なり。疑を晴して後に信ずるは組織なり。悪魔は組織より破壊に及ぼす。食物を与えて魚を集め網を張るに等し。さりながら汝等の親は帰る所を知れり。然るを汝等は親に馴れて親を疎んじ、真の姿をも知らざるが故に、徒に遠きを求めて苦悩す。我よく耳にする処は、地球の人の悲鳴なり。自己程因果なる者は無しとか、不仕合せな者は無しとか、かこてる人は親に不孝なるが故ならずや。親は彼がかこつを聞きて救はんとすれど、逃げ惑いて親の手を振りはなすなり。肉体の父母の尊きを知らざる人、如何にして心の父母の尊さを知り得んや。徒に他を求めんとも心の親に勝るものあらんや。肉体は永遠ならず。地下にかへす日は近し。早く父母に帰りて速かに苦を免がるる事に力むべし。


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