覚者慈音286

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の五                         NO233
大霊界入門記    後編                 
第七、フク 反復門 (仮称) 一名奮起門 (仮称) とも云ふ                                                    その2
                       教主寛大講述


 此門に入りたるものすべてはこの方法に従ひて事をはかり居るによってすべては融和して互いに育てられ居ることに着目せざるべからず。汝等諸子の世界はこの融和を欠くによって平和を望まれざるなり。融和すれば争ひの生ずる恐れなし。融和の法をあやまつが故に争ひの連続となりてはてしなし。摩擦とは引力圧力の法によって生ずることは諸子もよく知るならん。この理を知りながら諸子は融和を全うせんとはせず、互いに其度を誤つによってここに摩擦を生じて、熱を現はし争闘を引き起して互いに傷つく。是融和にあらずして破壊の結果となりたるなり。誤まてば斯くの如し。フクの門に入りたるもの是等の学をきはめ居るが故に、最後の組織をはかりて融和の度を加減塩梅して、やがては組織へ組織へと運びつつあることは云ふ迄もなし。今や汝等の世界は寒光熱光の交はりならずして、摩擦の度を益々加へ居るにてはあらざるか。是融和を欠くによってなり。
 寒光の度たかまればすべては亡ぶ。熱光たかまれば是又同じ結果となる事に、程よき加減塩梅がなされずば、平和の組織は得られざるなり。方法によりては加減塩梅の道理は発見せらるること疑ひなきに不拘、今や汝等の世界は二分せんと互いに融和をなさざるが故に、果は危き方向に向ふやも計られざるなり。心すべきことにこそ。汝等諸子然とは思はざるや。諸子は一方に囚はれ居りて大切なる根本を顧みざる故なり。寒熱程よく調和してすべてを根にまかせなば、融和して栄えは益々加はるは疑ひなからんにと、我等はいたく不憫に思ふなり。大霊界を知りたるものならば斯る誤ちは起さしむるものにあらず。世の宗教者達は方向を誤ちて根を忘れ居るが故に、指導すること能はずして、却って混乱せしむる方向に、導きをなし居ることを我等はよく知る。汝等の世界に大哲学者が現はれずば永久平和の組織はなり難からん。是憂うべき事ならずや。大哲学の出でざるは学問の方向が誤ち居るによってなり。我等は大哲学を諸子に教へんとなして努め居るに不拘、是を受け入るる者のなきに不憫を感ず。せめては九流界の小児にても引き入れては如何。来れよと呼べば必ず来らん。

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