覚者慈音285

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の五                         NO232
大霊界入門記    後編                 
第七、フク 反復門 (仮称) 一名奮起門 (仮称) とも云ふ                                                    その1
                       教主寛大講述


 凡て物事は順序ありてその順序に従はずばなりたつものにあらず。大自然の法則は破壊分解融和組織の四大原則よって構成せられ居ることは屡々語りし如くなり。例へば汝等の目前に大なる家を忽ち現出せしめたる時は諸子は神ならでは斯る事なしがたからんと思ふならん。されど是等も大自然の法則に依って作らずばなし難し。汝等諸子は時間を考ふるが故に家を建設せんとならば、時間の程度より推し測りて其だけの時間を要せずばなり難しと思へど、時間を考へずば即座に現出せしめたりとて敢て不審するには足らざるならん。
秒時にして家を建つるも、長き時間を費して建設するも順序に変りなし。一個の細胞たりとも四線の法則に従はずば成立するものにあらず。地球が一廻転なす時間は二十四時間なりと思へど、時間なければ秒時に一廻するも何等異なるところなからん。一本の針が一廻転も参百六拾度、地球の一廻転も参百六拾度と計算すれば、大小を論ずる要もなからん。汝等は大小軽重時間空間を考ふるによって、その点より物事を考ふる結果、其処に大なる開らきを生ずるなり。泰岳が語りし如く大小軽重を論ぜずばかばかりのことと等閑にすること勿れとさとせしは是なり。全宇宙と雖も摩擦によって組織され居ることは前にも語りたり。空気が氷となるも摩擦の力による。太陽の熱もみな摩擦によって生ず。此理は諸子も知るならん。されば一個の微分子細胞たりともその悉くが引力圧力の摩擦によって生じたるものにして、是あるがために全宇宙は組織され居る事は明らかに解釈せらるるならん。
 光は是又引力圧力あるによって生じ居るなり。暗黒に於ても亦然り。暗と云ふも光なり。明と云ふも光なり。光の区別は範囲広くして是を一言にて云ひ現はすことは至難なり。されど是を大別すれば寒光熱光の二種に分つことを得るなり。蛍の光オ-ロラ等は寒光に属す。蜃気楼錯覚作用等も或場合は寒光に帰せしむることも得らるるなり。是には種々様々の区別あれど一言詞すれば先づ斯くの如し。反射光直線光と云ふもすべては摩擦なり。是等の道理をくはしく語り居りては容易の事にあらず。詳細を聞き度ばテッシン、セイキョウに聞くべし。
 フクの門とは即ち第二融和門の事にて、融和と云ふは即ち摩擦を意味す。寒光にも摩擦あり。熱光はもとより然り。故に寒光熱光程よく融和することによって明ともなり、又暗ともなる。故にフクと云ふ広き範囲の意味を含めたる言葉を用いたるのみ。是は汝等諸子の世界の発言なれど、発音と云ふも摩擦なり。引力圧力なり。是等によらざれば物事は融和し難し。よってフクと発音を与へたるに他ならずと知るべし。


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