覚者慈音265

知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO213
大霊界入門記   前編                 
気光素と光気素について                                                                   その8
                      教主寛大講述


 地球を併呑して己が国こそ主権者たらんとするが如き政策を用い居りては、何日かは地球の平和は望まれざるべし。斯る分り切りたることを知りながらその事に尽力せんとはせず、唯己が国の為にのみ計り居りて表面をつくらひ、内面とは異なる二道の歩みを続け居りては、全世界の平和は二分或は三分四分五裂となるは当然のことなるべし。せめては九流界の如く全界を一つになして永久の平和を作りなば、争ひ等は決して起るものにあらず。早く眼ざめてせめては九流界の如く正しき国土を作りては如何。口に平和を称へて心底に争ひを秘めかくしつつ、表面のみを公にして平和を計る工作は、小児の遊戯にも及ばざるべし。実に愚なることならずや。斯くの如き時間を空費して真実の世界を作らんとはせず、徒に遊び居りては人類の幸福は望まれざるべし。余事は兎に角斯る事柄も気光素の法に合はずして、光気素の方法によって世を建設せんとするが故に、斯る過誤を誘発なし居るなり。汝等諸子の世界は光気素の法則に従ひ居るが故に、空しく破壊に向ひつつあるなり。破壊より破壊へと退歩の一路わたり居りて、空しく地球の滅亡を待つ如きは、気光素の原理を知らざるが故なり。
 日本の古代宗教は自然より生れたるものにして、気光素の法則に従ひ居りたるため却って世は安かりし。然るに支那の儒教印度の仏教が等々が輸入されて日を過るに及んで、其が自然宗教を破壊し今日に至って亡びんなしつつあるなり。否亡びたるなり。最早自然宗教は影を没してあらず。外国文明のみが伝はりて国民の意思が全く破壊されたるが故に、現在の日本人は謂はばもぬけの殻の如し。思へば不憫の者共なり。古代宗教がそのままに伝はり居るならば日本は益々栄えたらんにと我等はいたく惜むものなり。又も余事にわたりたり。とにかく気光素の法を以て事にあたらば、向上より向上へと組織されてゆるぎなき世界は、益々繁栄して十流界は何日かは影を没し更に進んで、九八流界ともなり行くことは火を賭るよりも明白なりと我等は保証す。前にも語りし如く光気素は破壊の法にして気光素は組織の法に合ふによってなり。
 汝等諸子の世界は甲が右すると言はば乙は左すると云ふが如き理屈によって、世を建設せんとする法は光気素の法なり。世を建設せんとして甲論乙駁するは、其理は一ならずして二に帰するによってなり。是等は光素と気素が一体化せず、互いに摩擦を生ずるによってかく二道にまたがる。されど光素は気素に和し、気素は光素に順ずる方法によって一体化を計らば、気光素の法に合ふ。是摩擦にあらずして一体化なすによって二道にまたがることなく、唯進化する方向に歩むによってなり。是を純信仰と云ふなり。




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