覚者慈音245


未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO194
大霊界入門記   前編                 
第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その1
                      教主寛大講述



 キュの門を終へてジョウの門に入ることを許さるることは、最早諸子には理解なし居るならん。ジョゥの門とは即ち諸子の世界にては大学を修了、更に研究をかさねて専門的に入りて学士の称号を受くると同様なりと知らばうなづくところあらん。キュの門にてすべての学徳そなはり、軈て己に架せられたる職責の方向にわたって或は学理的に、或は実行的に研究を重ぬるを以て完成門と仮称なしたるなり。この門は最高位なるによってこの所にて充分に研究して、己の職責を今後全うする予備門と思ひて屈せず、弛まず励むにあらざれば、使命を全うする事を得ざるなり。キュの門迄は基礎的学問なるによって、皆々同一の教へを受け居たるに不拘、ジョウの門は自己に与へられ居る謂はば専門的の学校なるが故に、分秒の油断も禁物なり。ここにてなまけ怠るものあらば、使命を全うすること難し。故にこの門に励むものわきめもふらず、一心不乱に勉強なし居ることは実に美はしき姿なり。衣食住にこと欠かぬこの階の仏達は、実に楽げに事にあたり居るが故に、他より見る時その美しさの勝れたるに一驚を喫するなり。彼等の勉強なし居る様に眼を向くれば、我等も共に引き入れられて思はず微笑む。恰も嬰児を愛撫する母の如き感じに打たるるなり。この神々しきとも愛らしきとも何に比えんやぅもなく、唯々見るものの心をして浄化せらるる底の感あり。是等は筆舌の及ばざる尊き姿なり。さればこの門に於て学び居るもの如何なることをなし居るやと諸子は、この事柄を早く知り度しと思ふならん。先づ未知日記前巻八大門ジョウの門を再読して、参考として予備知識をそなへをくべし。兎に角この門に入りたるものは、幾万度の高熱に焼かるるとも何等の火傷をも受けず、何千度の低温に投げ入れらるるとも凍えず、自由自在に己が欲するままに全宇宙を闊歩する如きはいと易きことにて、汝等諸子の世界の如き地球を造らんとせば、忽ち是をも造り得ることも得らるるなり。故に亡ぼさんとせば忽ち亡ぼし得る事もいと易し。されど斯る愚なる行為をなすもの一としてあらざるなり。我、斯く語らばこの界のものは神に等しと思ふならん。されど彼等は一学生なり。唯人より勝れたる人と云ふの言葉に尽きるなり。





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