未知日記講演集   こだま会日誌  第百十六回   円海大師講演   坂本道博筆記

未知日記講話集  こだま会日誌   第百十六回   円海大師講義   坂本通博筆記
三月十四日


己に姿あり、神に姿なければ一体化ならずと考うれば、己を霊気にかへよ。然せば一体化すべし。霊気、気体となりて一体化せよ。
真(信)とは自己に有する霊(たましい)のあらはれ。真(信)不真(不信)の双葉の種は真なり。
信(真)を養って行くか、不真を養って行くか。
信ずる力を養うはたましいに養分を与へる事になる。


肉体の痛みは、治ればケロリと消えるが、心の傷、心の働きは(憎み、うらみ、悲しみ等)消えず、頑固である。之等は実在と同じ。
心の働き、不信を押さえる法はむつかしい。心の働きを止め様とする事はむつかしい、だが之はそっとして置いて(放心法)、読書法、自問自答等の事を為して又一方では信ずる力を養う様にする。心の働きよりたましいの働きが強く実って来ればよい。
細かい事にこせこせと神経や心を動かさず、大らかな魂の働きに近づく事。
魂は純なもの、だから純粋の気持ちが(動物性を去り純になりての心持より)嫌うは悪である。好むは善。
信仰は他を求むるにあらず、己自身の魂を求め育てるのが信仰である。
個性=たましひ  信ずる力を養うを魂を磨くと言うなり。
人間社会の必要から出来た善悪に囚われぬ事。   善悪は動物性。
指導するものを他に求めておく。(円海、慈音)  之他力。
縁とは好めるものととの和合によって出来る道。

講義(みちびき)の文章、不整所には重大な意味あり。魂を発見する秘密がそこに隠されている。

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