未知日記講演集   こだま会日誌  第百十二回   円海大師講演   坂本道博筆記

十二月十二日


未知日記講話集  こだま会日誌    円海大師講演    坂本通博筆記
 
其の国の政治が正しくなければ国人が魂をおろそかにして居る。
魂は心に順じ、心は魂を敬って、欲心の置き方を魂に向ける。両者を共にすると魂は向上する。両者を融和させる、之を法と言う。
三対四律の法則(肉体心魂霊)三位一体となり、はじめて四律の法則がわかる。
心から魂を感謝せねば融和せぬ。 良心の呵責は罪なり。
世間一般の罪を犯した意味の罪業とは異なる。
人間一人一人に分度がある。天から与えられた分度。無始終霊子に帰る迄の道順とか経路の事。中途因果、竹で言えば節一つ一つの区なり。
無始終霊子の集合による霊。たましひ。
声のこだまあれば心のこだまあり。之が人に吾に聞こえぬ事はない。
相対。複相対。複々相対と細かく分解された枝葉の肉体心で物を考へて居る状態から、絶対の本来の霊に帰る様に修行する。
心の納得と魂の納得は違う。
肉体、物質は大切だから大切にする事と執着は違う。
゛とらわれる  まかせ得ぬ心

食べられない人は一つも天は作らない。然し分度に対する自覚がない事と、必要以上のものを欲しがる事により食べられなくなる。
迷って見込み違いも出て来る。
相対的の我、小我を清除して行く事が大我への道。
何かを考へ、何かの錯覚を起こす、芸術家の技能の甲乙、之等はすべて活動霊子のはたらき。破壊も組織もこの力。
霊子の電気の力、はたらき。
催眠術、精神療法も行われる。
人は不滅母に生まれて不滅母にかへる。物すべて絶対に生まれて絶対にかへる。
霊子の働きが感応して来る。
午の刻 この時刻に病人が一番苦しむ。ここは気圧の変り目。
之が心にかかって来ると気分が変って来る。この原因を考へる。気圧等の変化すると、之に囚はれずに考へる事が出来ない。低気圧、高気圧が身体に感じて摩擦を起こす。感じて来るも、思いこんだ様な事等でカラを作らぬ事。
何かなしに一つの事に囚われて動きのつかぬ様にならぬ事。
肉体からか、心からか、気の働きが区別つく様にならねばならぬ。
ねちねちした粘っこさがなくなる。心の執着がない姿。
無機組織をつくり、増やす事が修行。
肉体  心  たましひ  霊
気   心気 魂気    霊気
智慧  心智 魂智    霊智


祈りの行思い出したら敬虔なきもちになって厳戒の辞を称えて行く事  どこへでも。
引っかかるものを出来るだけ取って行く様にすること。

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