未知日記講話集   こだま会日誌  百回  五月二十五日   円海大師講義

五月二十五日   円海大師講義
      お菊ばあさんの様に・・・・ 

憎しみや可愛さの伴はない愛。
求めよさらば与へられんは本当の愛。
本当に合ふ。
愛する者の為にすべてを与へてくれる。
願へば何でも下さるものだとの意味と違う。
大愛に従へば之も必ず与へられる。
心ばかりの願いをするからいけない。
心は時にはたましひ(となり)に従ひ、時には肉体(となる)に従う。
時には慈悲心に、時には欲しい、惜しいの肉体にかたむく。即ちころころ変る。
たましひは不動智、仏教では般若心と言ふ。般若心経の心になる事。
大愛心、慈悲心。たましひの愛にする事。
肉体愛は一時的、心の愛も変化する。
たましひの愛はどんな人とも合う。
のこぎりの目立てのキ・・・の音は歯が浮く。之は波長が合はない。
然し商売人はいやでもこの音をたてて居ると、慣れて合う様になる。
慣れると合う。合はないのは合はさないのである。合う、相 之はおなじ。
合はすから合う。合はせないと合(会)はない。
大自然は合はせる様に々々々して夫婦をこしらへる。
之を他のものにまげてしまうために縁が切れてしまう。
大自然に順応して大自然に従って生きている人は大愛心となる。
大愛に順じて居れば心に屈託なく、いつも明朗。
お菊ばあさんの様にいつも不幸と思はないで暮らす事。
死ぬまで幸せだ幸せだと言って息を引き取った。之位の大愛が必要。
神は合なりと言ふは、神は大自然だからすべてに合う。
日常心の行が大事。心かたましひか等と考へず。
悪い種を蒔かない様にする。
こんな種子蒔いたらこんな結果になると考へる事。


仕事の為遅れ、本日は貴尊のお話のみ聴聞    坂本

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