未知日記講話集   こだま会講演日記    第九十五回   坂本通博 筆記

三月二十一日


彼岸会は非常に美しい行事で、天界にもある。
仏教では到彼岸、パーラミツと言って居る。
祖先の霊をまつる、祖先を感謝する。
之は天界にもある。然し天界の彼岸会と下界の到彼岸会とはいささか異なる。
天界のは祖先の霊を祀る意味ではなくて、皆には少し意味が分かりにくいかもしれない。皆のは御供物を差し上げて祖先の霊に感謝する、至極美はしい習はし。
天界は舅、姑に仕へると言ふのではなく、心から魂を見付ける方法。魂を見付けてそれに対面してその指導を受ける方法。
天界では唯たましひの親に順ずると言ふのが眼目。
皆にも魂の親があるのだから、それに感謝の心持、魂に感謝の心持が・・・・
三度の食事に頂きますと挨拶するも魂の親に挨拶するなり。
魂の親に感謝する心持にて拝むべし。
親の光は七里光る、と言ふ。
命令で教育してはだめ。
大自然でも神でも、こうしろ、ああしろとの命令は下さない。
゛嫁をしつけて行く゛之は命令、だから反抗するのは当然。
こうしたらこうなるから、こうならぬ様にしようと経験を語って導く事。
以上。本日慈音先生のお身体の具合悪し。


三月二十七日 
     仕事の都合により坂本 、講を受けず。この日も休講の由。
四月一日  
     慈音先生病気のためお休み

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