未知日記講話集 こだま会講演日記 第四十九回 円海翁講義 坂本通博 筆記
五月五日
すべての魔法は行はるるものにあらず。
狐、狸、猫等、電気力強し。猫の背中を夜にさかさになでると電気が光る。この電気に感じて鼠が動けなくなる。
念を残すと二、三十年も消えないことがある。
一日二日で消える事もある。念を残さぬ事。
人に怨まれる種を蒔かぬ事。
仏を念ぜよ(他力)
題目を称よ(自力)と言って念力を強うせよと言ふ。
法華経全八巻の代わりに題目を称へる。
どうしたら魂を見附かるか
この事の為に出家したり色々の事をする。
人間としての生きる道をしる為にする。
空は皆なほざりにする。然し空からすべては生れる。
すべての伝統等を捨ててしまってかいものとして、迷わない心にそれをまかせる。
迷はない心の延長が魂になり、魂の延長が霊になる。
ぬか念仏は念にならぬ。心の延長は修養修行、之は念となる。
昔から念力の強い人が救われている。(成仏)
念力は信仰なくしては得られない。
神仏にまかせて拝む。拝む力は念力を養成する材料である。拝む心になったらよろしい。
神と離れぬように。いつも忘れぬように。
如何に信仰堅固にやって居ても、上の空にやって居ては駄目。
嬉しくて、悲しくて、腹立っても拝む心が湧き出る様に。
父 48 細胞・・・細胞のそなへ 霊気 監督(気光素、光気素 )
陰陽
96 (6+6) 12 = 108・・・・煩悩母 48
96÷12= 8 一つの気が8づつもっている
後の12は天から授かったもの 12×8=96
之が24となり、一方は陽 一方は陰 96+12=108
細胞から心を支配し、又心から細胞を支配する。
壱越から上無までの12が8個ずつに変化を与えている。
之をたましひに支配・・・・・108+12=120
120のそなはりあれば本当の人間になる。
120の完全な人は稀である。
之が霊気に化せられてゆくと144となる。
之は菩薩の境涯。
120の細胞のそなはりは皆あるが、働かせる力を養成し て働く様になれば人間になる。 智慧がのびるもこの意味