覚者慈音1018 未知日記 第六巻 光明論  下巻 光明論 巻の八  大悟録  上 第二章 シュの門  テツシン貴尊講義

覚者慈音1018
未知日記 第六巻 光明論       
下巻 光明論 巻の八 
教主講、テッシン貴尊解説
大悟篇  上
第二章 シュ の 門



               テッシン貴尊 講述
               2019.6.01


 太陽は地球の母にして地球は太陽の子なる事は汝等も知る処ならん。其母を持つ地球に生れたる汝等ならば、地球は汝等の親とも家とも見て差し支なからん。されば其家に止まらんことの長からんことを願ふは当然なり。我、此門の説明するにあたり、先づ地球とこの門との関係について語りをく必要あり。
 セイキョウが語りし如く地球と雖も四線の法則に従ひて組織せられたるなり。即ち太陽より破壊されて種々なる姿に分解され、又種々なる化合物と融和して地球と太陽との関係を構成し、更に破壊し又分解と繰り返して尽る処なく、組織より組織へと繰り返され居るなり。
 今我の開きし第二の門は分解の門とも見らるるにて、第一の門は破壊門と云ふも可ならん。所謂太陽を第一の門と仮定して、地球を第二の門と小さく考へるも原理は一なりと知るべし。然りと雖もここに注意を要することはもとよりこの門は絶対にして、太陽系統は相対の相違あることの区別なり。汝等の肉体は如何に学問をなして工夫なすとも相対的に組織せられたるにより、是を絶対に化せしむること能はざるなり。されど霊は絶対性なるにより肉体をはなさば、絶対に帰せしむるの道理あるなり。故に汝等此門は霊の門なりと考へて学すべし。肉体本位にて判断せば凡ては迷宮に入るの心配あるによってなり。
  第二の門に入るに先だち我、汝等に語りし眼(まなこ)を定めて前方を見よと云ひたり。然して滝の如く流るる光を見たる汝等の眼には、上より流れ落つるのみ映じたるならん。すべて人間はものの観察を計るにはあまりに一方的に観察なすにより構成される誤視するを以て過誤は多し。然してこの滝の如き流が上より落るにもあらず、又下方より上昇しあるを見て汝等は驚きしならん。故にものの見かた一方に偏る事なく、各方面より八方十方と観察して判定を下さば誤ちはなきことを教へたるなり。

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