覚者慈音967  未知日記 第六巻 光明論  下巻 光明論 巻の七  大智順歩と順逆視法との関係について  セイキョウ貴尊講義

覚者慈音967
未知日記 第六巻 光明論       
下巻 光明論 巻の七 
教主講、セイキョウ貴尊解説
悟道篇  下
大智順歩と順逆視法との関係について


                セイキョウ貴尊 講述
                   2019.5.03
                      237番


 すべて大智の教へに任せて己自らを捨てて他の為に尽さんと計るとは、己の智慧によらず頼らず、大智の命に従はば誤謬も少なく人も益せられ、ひいては自分も救はるるに至るなり。汝等が口にする天理に基くと云ふは大智順行なり。汝等の肉体に於ても大智に逆行するに依て病苦に悩まさるるなり。行者達は天然の食を喰ひ水行を行ひて常に清潔を保智居るに依て病魔に犯さるる心配はあらざるなり。斯くして身心の健康を計りて、一切衆生の為にのみ尽さんと計るに依て長寿を保つことを得。是順歩の法に合ふ故なり。汝等の生活状態より見る時は一見荒行無法の如く思はるれど、汝等こそは無法の荒行を行ひつつあるなり。天然の食を喰はず、無法の生活をなすに依て病魔に犯されて天寿を全うする能はずして死するは是自殺の行ひなればなり。汝等は寒しとて衣を重ね、部室をあたため戸障子をたてきり、大気の侵入を妨げ悪ガスを充満せしめて血行を阻害するにより、呼吸器を害して結核となりて遂に倒れ、又暑しとて裸体となり日光を避けて汗の出づるを厭ひ、又は汗ばみたるを清潔にせず皮膚を汚しては黴菌に犯されて遂には命を失ふ等々算ふれば枚挙に暇なし。是みな大智に逆行なせる結果に他ならず。汝等春には春の法あり。夏秋みな然り。されば此法に順歩して生活を営まば過失は少なくならん。順歩の法を詳細に説明せばあまりに複雑多端にして是を説き尽すは容易の事にあらず。されば此講は此辺にて省略し、折あるごとに講話の方向に依ては又説く処あるべし。汝等諒せよ。

×

非ログインユーザーとして返信する