今朝、いつものように一人で堤防を散策していました。その時、未知日記の書の一節に
人多き　人の中にも　人ぞなし
　　　　　　　　人となせ人　人となれ人
の言葉がふと思い浮かびました。
家に帰りこの言葉を最初に発声された人は誰かと調べてみました。すると確定ではありませんがおそらく空海さんじゃないかとネットでは書かれていました。でも真偽のほどは解りません。
歌の意味は、
人の多い世の中ではありますが、本当の人格者はいないものだという趣旨です。

国勢調査によりますと、日本の人口は約１億２千８百万人だそうです。このように日本にも大勢の人がひしめいていますが、この中に真の人格者は何人いるのでしょうか。

ここで、人格者とは何を指して言うのかという疑問があるでしょうが、中国では何千年も前から、人格者の定義を「天理に純にして、人欲の雑なき人」と規定しています。
日本ブログ村に登録しているブロガーの記事を見ても、旅行談とかスポーツ記事、それに毎日の各自の珍談や日常的な娯楽内容などで占められています。僕のブログのように人間の魂のことや人間の死後、本当に無に帰してしまうのか、それとも来世、それぞれの魂の再生はあるのかどうかを論じているブログは皆無の状態です。本当は皆さん何かを信じたい気持ちで一杯なのだと思います。
でも現代のお坊さんや牧師さんが説かれる旧態然とした地獄、極楽、天国説は全く陳腐で現代人であればどなたも許容しかねる内容です。おそらく今の小学生でも一笑に附してしまうことでしょう。またそれをまことしやかに語られる聖職者ご自身も半信半疑の状態なのだと思います。当然、無神論者達がそれらを論破することなどはとてもたやすいことだと思います。
僕は皆さんに僕のような浅学菲才の者が、教養のある皆さんを説得できるなんて端から思っておりません。それよりもこの書の「大霊界」の一部だけでも是非ともお読み下さったら宜しいと思います。すればあなたの考えは一変するかもしれません。この未知日記という本は世に言われている新興宗教ではありません。当然そこには教祖などはおりませんし、崇める偶像もありません。又宗教伽藍、拝殿などの施設なども勿論ありません。そしてそれらを維持せんがためにかかるお布施のようなものや賦課金などの徴収も当然ありません。またそれらを管理運営する管理者などもいません。あるのはこの未知日記の書に語られている貴尊方の言葉によってそれぞれ各自が持つ魂を磨き、自らが霊性を顕現させることを焦眉の問題としています。これが本来の宗教に対する信仰のあり方なのだと考えています。又仏像に金箔を塗布したりして、その像に威信を与え、それを崇めさせたり、拝殿をより豪華絢爛なものに増築したりして、大衆の尊崇を集めたりする従前の行いは間違っていると思います。
　この書は戦前、戦中、戦後の八年間にわたって伊東慈音という盲目の卓越した霊能者によって書かれたものです。否、天使の方々によって書かされたものです。貴尊方の迫力ある肉声が連綿と綴られています。世界中どこを探してもこのような傑出した霊言書は一冊もありません。仏書、聖書などを遥かに凌駕する真の神書です。これは神の階梯にある真の天使方が塾考されて練りに練って著述されたものです。この書の存在を知悉し、その内容を深く理解することはあなたのこれからの人生に途轍もないほどの大きな財産になると思います。すれば従来、自分が考えていた人生観なるものは全く卑小で、ちっぽけな動物的な畜生観に過ぎなかったことがよく解ると思います。貴尊は現代の科学が進めば進む程、我等（貴尊方）の説がより一層鮮明化するであろうことをどこかの箇所で仰っておられます。そして貴尊方は貴方のことを一人一人、貴方方ご自身以上により深く熟知認識されておられます。これは銀河系の辺境の星、地球一個にとどまらず、全宇宙を俯瞰し網羅しているからです。貴尊はこの無極無辺ともいえる全宇宙を端から端までの距離を一秒の何分の一かで往復される力をも神から賦与されておられます。更には一身を千体、あるいは万体にも分離独立させて、それぞれの分身を自由無碍に人類の魂の救済活動にあたらせることができるそうです。又私たちが住む宇宙の辺境の星の一隅からであっても貴尊を呼び求める声があればそれを看取聴集される力をも持たれています。また私たちの住む惑星などをも瞬時に創造もされ、又破壊もできます。私たちが聖書、仏典などで知る天使や菩薩の能力を遥かに遥かに凌駕しています。まるであたかも宇宙の創造神であるかのような能力です。そういった力を持たなければ神の御用は務まらないからです。現代の科学者が全く知らぬ全宇宙の創造過程やその構造をも細部に至る迄熟知されておられます。また私たちの持つ魂が今後どのように発達変遷してゆくのかもよくご承知されています。大霊界に学ぶ天使の方の数は何億人もおられるようです。その天使群の頂点に立たれておられる方がこの教主寛大です。ご一緒に皆さんとこの未知日記の書をこれからも勉強させていただきたいと思っています。この書籍群は今後、何千年、何億年と宇宙空間に残存する書なのです。僕達が書いている普通のブログの生命はおそらく数カ月の余命しかありませんが、このブログは天使方の言葉を伝える正真正銘のブログです。気の遠くなる時間が経過しても決して棄損劣化されることはありません。いや逆に時を経るごとに力強さを増してゆくことでしょう。そのことを明言しておきます。セイキョウ貴尊はこの書の巻末に次のように述べられています。


「汝等疑いに疑いを重ねて不安より不安の道を歩まんよりは寧ろ信より信を重ねて安より安へ足を運ばば如何！　責は我等の負うところ。汝等の罪に帰することはなさざるべし。斯く確信なすものなり。明暗ある汝等の世界に悶々すとも正しき光明は得られじ。汝等は朝起きて夜眠る。是明暗あるによってなり。昼夜の区別なき我等にありては決して眠るものにあらず。汝等が世界に云う四六時中まなこを汝等が上に注ぎある以上、眠り居る汝等の姿にすら決してまなこをはなさざるなり。我等は神の命に従いて汝等を導く使命を有す。もし我等にして此使命を怠らば神の命に反す。我等はかかるあやまちを犯さば神は我等を許し給はじ。我等今日迄種々様々の説を語りて汝等を一歩一歩導き来りてここに始めてかく語るは汝等をして真の信仰を得せしめんがためなり」と
どうです。まことに有難い言葉だと思いませんか。