覚者慈音1089 未知日記 第六巻 光明論  下巻 光明論 巻の九 大悟録 下 第四章 センの門 宇宙には無空気の世界に住む人類がいる  テツシン貴尊講義

覚者慈音1089
未知日記 第六巻 光明論       
下巻 光明論 巻の九 
教主講、テッシン貴尊解説
大悟篇  下
第四章 セ ン の門

宇宙には無空気の世界に住む人類はいる。しかも地球人の智識の数十倍の智慧をもつといわれている


                          テツシン貴尊 講述
                    2019.6.24


 神は全宇宙を完全に組織して凡ての物を永久に安からしめんが為に、意を用い給ひて種々なる方面に力を与へたるなり。されば汝等に於ても神の命を受けて下界にをかれたりとも、使命を果さずば再び三度下界の苦労を味はざるべからず。故になるべく一度にて任務を果して永久不変の地に住む人とならざるべからず。汝等は空気のある世界に住み、其空気によって生存し居るによって空気を標準として生存法を考察すれども、無空気の世界は他にも多くありて此処にもすべての生存しある事は事実なり。然して此無空気界の人類(仮称)とも見るべき者の智識程度は汝等に比して数十倍の勝れたる者なり。故に汝等の世界の学者達の学理は空気を基礎として数理を計算したるものなれば、汝等の世界には成立するも、是を広く宇宙に適用なすことは難き事も知りたるならん。話は枝葉にわたりたり。もとに復すべし。
 さてフクの門の末端とも云ふべき處より爆発して生じたる光によって、様々のものが組織され破壊分解融和組織と継続せられつつあるなり。例へば汝等住み心地よき住家を建設するにあたっても、木を代り石を切り土をほり畳建具を入るる等なさば、其々木の端とか石等とか種々様々の不用品を残し、其が廃物を取り除きて清掃せざれば住み心地よくはならざるべし。宇宙に於ても同様にして神の世界としてすべてのものを永遠に安住せしめんためには多くの廃物を生ず。然るに神はその廃物をも決して廃物とはなさざるが故に、斯くも大規模の構造となし給ひたるなり。謂はば汝等の世界も廃物の一種なり。然るを廃物とせずして様々のものを置き養育して再び天界の一部にをきて、永久安らかならしめんとなし給へるなり。


 汝等神眼を定め見よ。光は各所に放射されて流れ、其流れの形状はすべて一様ならず。何極とも数にて計算し能はざる程度なるべし。斯くも微妙なる光のはたらきには汝等は唯驚嘆の他なかるべし。光明の世界とは是を指すかとも考へらるるならん。然し是は総てを組織するにて住む所にはあらざるなりと知るべし。即ち宇宙製造工場とも云ふべき所に過ぎざるなり。 

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