未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 コウ の門 テツシン貴尊 講述 されば魂魄霊は無にして無ならず。わけて絶対無とも見るべき霊より相対無なる魂魄を現はし更に相対無とも見るべき魂魄は、心意の有を現はすに至ると見なさば心意は有なりとして取り扱ふことを得るなりと知るべ…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の十 完結篇 教主、出座、厳戒の辞、礼拝 教主寛大 講義 善智進めば悪智是に順じて進む。進むるは是か、進めざるが是かに迷ふならん。善悪即ち迷ひなり。焉んぞ是に執着するの要なからん。智慧はもとより迷ひにあらず。善を知り悪を知らば善悪共に失せてかげなし。是…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テッシン貴尊最終講義 テツシン貴尊 講述 此センの門に於て汝等は何事をも心づかずして唯漫然と見守り居るによりて婉曲的に悟せしめんと試みて斯くははからひたるなり。然るに我、斯く語る言葉に対して不審の…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テツシン貴尊 講述 汝等に云はすれば人間は人間にして獣類にあらねば、世間一般の習慣に従ひて生活なし居らば、是即ち人道なれば別段修養修行の必要もなからん。是をなして何の効かあるやと語り居るを我等は耳…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 厳戒の辞のこと テツシン貴尊 講述 人間に限らず一切悉くがチに生れセンに終らば、其にて本来の使命は果されたるなり。然るに汝等の多くはジョウに至ってチに帰るは尠なからざるは遺憾なり。甚だしきに至って…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 厳戒の辞のこと テツシン貴尊 講述 余事は別としてセンの門を人心に適用せば即ち従来心につもりたるすべての塵埃を清除して、一切を清めたる姿となし更に新しき春を迎へんとなすに等し。謂わゆる年末の如く一…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 例話 ある彫刻師のはなし 続き テツシン貴尊 講述 若し彼の心に錯覚を与へたらば彼の彫刻は完全ならざりしならん。然るに神の恵は彼をして完全なる資料を与へしなり。希望尽きたる彼の心理状態は全く変化し…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 例話 ある彫刻師のはなし テツシン貴尊 講述 或彫刻師僧より依頼されて仏像を刻みたれど僧は是を受け入れず。すべて死仏なりと罵り又人型とも罵詈す。彼は斯くすること三十体に及び尚僧の許容を得る能はず。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 神僕の働きとは テツシン貴尊 講述 すべて相対的の世界には対象となるべきものあるによって其対象となるべきものの変化なければ、汝等は無味乾燥として倦怠を感ずるならん。さればこそ向上発達も得られ又顛落…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 永遠永久不変の世界へ テツシン貴尊 講述 斯くも偉大なる法網なれば一度誤ちて網に触るれば負傷の苦痛を免がれざる事は察せらるべし。汝等あやまちて負傷して神は何故に我等に、責を与ふるならんかと神を逆恨…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 宇宙には無空気の世界に住む人類はいる。しかも地球人の智識の数十倍の智慧をもつといわれている 神による宇宙製造機とは・・・・・ テツシン貴尊 講述 神は全宇宙を完全に組織して凡ての物を永久に安からしめんが為に、意を用い…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テツシン貴尊 講述 フクの門は未だ融和の法に合へるにより三満一欠の境涯にをかれたり。されば是を組織して四満四光となさざれば完全なる世界とは云ひ難し。故にセンの門よりは組織の教へは許されて学する道に就…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第四章 セ ン の門 テツシン貴尊 講述 さて今日迄見聞なしたる七個の門のすべてを此処に要約して考ふれば大悟とは人智をすてて神智を求むるの一語に尽るなるべし。然して其が為の修養には信仰と云ふ食を摂取して元気を作る他…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 神は実在ならずして無限の力ある空の存在と知りて信仰を求よ テツシン貴尊 講述 フクの門には神の命を受けて多くの神僕集り居れど、汝等の眼には映ぜざるなり。されど見聞者の姿の見ゆるは汝等と同等の位置に置…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 二重魂とは テツシン貴尊 講述 所謂二重魂と云ふは汝等に分り易く説明すれば汝等人と語り居る時、戸外に何か変りたる事を耳にしながら話を続くることあるならん。即ち其様に相似たることと思はば可なり。…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは テツシン貴尊 講述 フクの門は動物はもとより森羅万象悉く凡て一切を組織し居るにて人間のみのものにあらざれば、いささかの事たりとも法に合はずば負傷はまぬがれざるなり。さりなが…
未知日記 第六巻 光明論 下巻 光明論 巻の九 教主講、テッシン貴尊解説 大悟篇 下 第二章 フ ク の門 三満一欠の世界とは テツシン貴尊 講述 次に第二流界より法網をくぐりて自由に出入りし得ると云へるについてなるが、汝等は法網をくぐると法網をのがるるとの誤解より二流界にも斯る悪人ありやと考ふるな…