未知日記霊話集千五百三十一回 大霊界入門記 前編  気光素と光気素について その5 神より遠く離るるもの多きは事実なるべし。此事柄を知らしめんがために、泰岳は真の親子と他より結ばれたる親子との関係を語りたるなり。何故人類はかくの如きわけへだてをなすや。すべてを愛せよと言ふ宗教者の教へ、我等もこの言葉を用い居れり。されど我等の語る愛と、宗教者の語る意味に於い、大なる開らきあるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO210 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その5 教主寛大講述  泰岳が語りし虚空に果実を結ばせるとは何故ぞと云ふことを知らんとせば、汝等諸子眼を閉ぢて見…

未知日記霊話集千五百三十回 大霊界入門記 前編 気光素と光気素について その4 彼は一句一言たりとも空しき教へをなせしにあらず。彼の語りし言葉の奥にはきはめて意味深長なるもの含まれ居りて、其が諸子の心の中に喰ひ入りて軈て花を開らかせ、実を結ばする種子を蒔きたるなり。彼は気光素の教へを以て汝等を導き居るなり。円海は光気素によって汝等を導き、泰岳は気光素によって汝等を誘ふ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO209 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その4 教主寛大講述  この間のこだま会に於て(二十六年九月一日)、泰岳が語りし如く八流界には空間に植物を作りて…

未知日記霊話集千五百二十九回 大霊界入門記 前編 気光素と光気素について その4 汝等諸子は肉体を有する間にこの方法を学して世を治め、肉体滅後は是等の延長によって又も天界に入りて、神の使命に順ずることを得ば、幸福より幸福の一路を歩み行くことは当然なるべし 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO209 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その4 教主寛大講述  気を光の方向に向はしむれば陽となり、寒冷に向はしむれば陰となる。光に於ても同様の関係とな…

未知日記霊話集千五百二十八回 気光素と光気素について その3 何かは知らず気にかかりて、その原因をたしかめんとして求むれど得られざる場合は、無言詞より来る気にして、求めて是なりと得らるる気は有言詞なりと知らば、両者の区別は判明するならん。  気にかかりて何かは知らず唯心を動揺さする場合は、既に気より光を動ぜしめ居るによって、肉体神経は同様して苦痛を覚ゆるなり。気と光は相似て等しからず 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO208 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その3 教主寛大講述  更にこの事柄より気にも陰陽の区別あり。光にも陰陽の区別あることも亦推して知ることを得ん。…

未知日記霊話集千五百二十七回 気光素と光気素について その2 故に気より受けて光に及ぼすならば気光素となるによって、すべてに満足を与ふることを得るなり。されば光気素は危険を伴ひ、気光素は安静を保つ。よって汝等修養修業気光素の用法を認識してこの法によって事を処し居らば誤ちは少なからん。光は熱にして気は冷なりとの区分を悟ること肝要なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO207 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その2 教主寛大講述  更にこの事柄より気にも陰陽の区別あり。光にも陰陽の区別あることも亦推して知ることを得ん。…

未知日記霊話集千五百二十六回 気光素と光気素について その1 大霊界入門記 第四 大霊界に於てチ(ッ)、シュ、キュ、ジョウの四つの順序を規律正しく学習し終はらば是にて前門は終はりたるなり。未知日記前巻に於て四大前門四大後門と記せしは是なり。この四大前門に於て気光素の原理を習得なすことを得たるなり。即ち自在論に於て語りたる空源体性、別れて気源体性光源体性と語りあることに考へをめぐらすべし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO206 大霊界入門記   前編                  気光素と光気素について                                               その1 教主寛大講述  今迄語り来りたる大霊界に於てチ(ッ)、シュ、キュ、ジョウの四つの順序を規律正しく学習し終…

未知日記霊話集千五百二十五回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その12 戦争か平和かの二道にわたり居らば、其は気光素を作るあたはずして、光気素となるによって此点に対して、気光素と光気素の区別をよくよく考へざるべからず。平和を望むならば気光素を作るべし。戦争を望むならば光気素にて可なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO205 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その12 教主寛大講述  心眼霊眼の明らかなるものならば天界に来ら…

未知日記霊話集千五百二十四回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その11 是等は無言詞と有言詞の区を明らめて、其によって物事を解釈し、其によって塩梅加減することに尽力せば、自ずと無言詞の働きが強くなりて、軈ては大霊界の声も聞ゆる至らん。汝等衆人は天界を見聞したし思ふ心は唯好奇心よりの考へならば其は到底望まれざることなり。  肉体の眼耳に囚はれ居る間は、よしや大霊界に来るとも何ものをも見聞するあたはざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO204 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その11 教主寛大講述  此間(八月二五日こだま会にて)泰岳が餓死…

未知日記霊話集千五百二十三回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その10 大凡地上に生をうけたるもの、すべてを楽みとして生活なし居る人は幸福なり。円海が語りしおきく婆さんの其の如し。彼女は病苦になやみ居る間をも苦痛とせず、其を楽みに変へて死したり。故に彼女は上界に安々と入ることを許されたるなり。我等にしてもし羨望の心を起すならば泰岳、おきく婆さんこそ実に羨ましき人なりと思ふならんと考ふるものなり。彼等こそ汝等諸子の修養修業の手本として学ぶべき人々なり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO203 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その10 教主寛大講述  神の世界と汝等の世界と区分して考ふる時は…

未知日記霊話集千五百二十二回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その9 猛獣などは古来の如くはびこり居らずして、次第次第に影をひそめてあるにてはあらざるか。土地は開拓せられて広くなり行く毎に猛獣は影をひそむ。是等の点より大霊界を想像せばうなずかるるならん。宇宙の中には新しき世界が作られつっあるによって、汝等世界より追はれたる猛獣等は新しき所に移され居るにすぎざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO202 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その9                       教主寛大講述 …

未知日記霊話集千五百二十一回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その8 我等に云はしむれば草鞋を作る人を尊び、乗る人を却って卑賤と思ふなり。駕籠に乗る人が金品財宝によって安らかなりとせばその財宝が失はれたる時、果して彼は駕籠を担ぐ人となることは難かるべし。健康を害して肉体を弱らせ、労働に堪ゆることあたはざるに至らばその時は乞食するの他なかるべし。贅沢は身を削る鉋なりと教へしは是なり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO201 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その8 教主寛大講述  ジョウの門を許されて仏の学問をなす程度に達…

未知日記霊話集千五百二十回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その7 九流界以上の人類は身に衣を纏ひ居れど汚れたるものを用いず。常に清浄無垢なるを択び居れり。我、斯く語らば九流界以上の人間は朝夕衣を取り更へ居るやと思ふならん。されど事実は然らず。一度纏ひたる衣は生涯脱衣することはあらざるなり。されど汚れは少しもあらざることと承知せよ。彼等は汚れざる衣なるが故に生涯纏ひ居るなり。汝等諸子の衣の如く汚るるが故に取り更へ、又破るるが故に捨つる等のことはあらざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO200 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その7 教主寛大講述  汝等衆人は美味を喰ひ美服を纏い居らば美はし…

未知日記霊話集千五百十九回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その6 この書を読むものこの拙き文章に囚はるること勿れ。拙き文章の中に含まれある何ものか潜在せるを引きだして、其を我ものとなさば其にてよし。我等は文学者にあらず。されどその悉くのもつ種子は皆我等の掌中にあるなり。我等は名文家たらんとせば是を著述するに聊かも労苦する要もあらざるなり。文学のみにあらず、理学哲学皆すべては我等の掌中にあるなり。何となれば我等は全宇宙をくまなく知るによって、斯る微々たる事柄を論ずる暇はあらざるなり。我等は大言壮語するものにあらず。全宇宙の原理を知るによって、汝等諸子の如き罌粟粒をもあます処なく救はんとして斯るまぎらはしきことを語り居るにすぎざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO199 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その6 教主寛大講述  大霊界を知るには先づ汝等が霊を求めよ。霊は…

未知日記霊話集千五百十八回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その5 ミキョウの教へを受くるに及んで、飄然覚醒是に任せ居らば必ずや目的は達せられるとの確信を得て、今日の位地即ち再童慈音の座に入ることを得たるなり。病弱なる彼なるが故に、彼は健康者ならぬものの修業には何か安全なる方法を探り求めて、是を広く病弱者に教へなば、多くの虚弱者は救はるるならんとの思ひが、却って彼を今日の位地に救ひ上げたるなり。よって身心弱きものは健康者の如く荒行をなすことあたはず。病弱者が救はれずとあらば余りに神の道はせまし。情けは人の為ならず、まわりまわって己が身を救はれたる慈音の喜びは如何あらん  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO198 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その5 教主寛大講述  汝等諸子は日々の生活を営むにあたってもすべ…

ちょつと休憩

 百才の童子となりて一歩一歩神に近づく道を歩むべし 貴尊寛大は此の書を読むための注意点として、「自在論行法に於て教へられたる事柄を実行なし居らば、それにて目的は成就するなり。そして厳戒の辞をたえまなく称へるも理は一つなり」と仰っておられます。その自在論行法のことについて別著にテッシン貴尊が次の様に述べられていますので参考にしてください。  念のため是は宗教書ではありません。いままで宗教者によって…

未知日記霊話集千五百十七回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 ミキョウが自在論に於て教へたる自問自答の方法は、きわめて簡単にして副作用を起す如き誤ちなく、安全なるものなれば是によって霊魂を引き出すことは得らるるなり。さりながらこの方法は安全なるが故にいささか時間を要す。されど修養修行とは肉体を有する間、間断なく行ふに不如。汝等諸子は余りに時間を急ぎすぎて却って危険なる方法を用いること多し 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO197 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その4 教主寛大講述  ここに注意することあり。霊魂を発見せんが為…

未知日記霊話集千五百十六回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 ジョウの学徳を修めよと語るとも、諸子には理解すること難かるべし。されど我等は机上の空論を語るにあらず。汝等諸子の肉体にはその学徳を修むべき智能のはたらきの具はりが、大自然より与へられ居ることを知るによって語り居るなり。慈音は唯我等の語る言葉をその儘に此書に残しをきて、才能すぐれたる人の手によって後に後輩者の為に、世の中の為に役立せんとなしたるのみ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO196 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その3 教主寛大講述  汝等諸子の世界には長寿者は富者よりも貧者に…

未知日記霊話集千五百十五回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 汝等諸子は前途明らかならざるが故に、悩みを感じて安からざる生活をなし居るによって、生活上苦痛を感ずるならん。前途暗ければ生活上の行為の上にも方法は浮ばざるによって、生きることも苦みは益々加はる。前途を明るく知りて世渡りをなす方法等も、併せ明らかとならば生死の悩みはあらざるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO195 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その2 教主寛大講述  ジョウの門に入らば既に前途を明らかに究め尽…

未知日記霊話集千五百十四回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 この門に入りたるものは、幾万度の高熱に焼かるるとも何等の火傷をも受けず、何千度の低温に投げ入れらるるとも凍えず、自由自在に己が欲するままに全宇宙を闊歩する如きはいと易きことにて、汝等諸子の世界の如き地球を造らんとせば、忽ち是をも造り得ることも得らるるなり。故に亡ぼさんとせば忽ち亡ぼし得る事もいと易し  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界入門記  前編  巻の四                         NO194 大霊界入門記   前編                  第四   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その1 教主寛大講述  キュの門を終へてジョウの門に入ることを…

未知日記霊話集千五百十三回 大霊界入門記 第三  キュ、修養門 (仮称) その5 わずかチッ、シュ、キュ の三文字六音によって斯くも広き範囲にわたっての力の意味は含まれあることを知らば、厳戒の辞の如何に勝れたる言葉なるかは知ることを得ん。実に有難きことならずや。語らずしてすべてを知らしむること、厳戒の辞に勝るものなしと云ふも過言にあらざるなり。されば是を称ふるものその心して称ふるにあらざれば無言詞とはならざるなり。唯文字を発音するのみにては何等の価値もなし。されどその言葉の意味の有難きことを心に貯へて称へなば、全宇宙に漲りてその思ひが貫徹し、然して希望は充たさるること云ふ迄もなし。キュとはすべてを究め尽すの意味なれば、修養門と仮称したるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO193 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その5 厳戒の辞の如何に勝れたる言葉なるか・・・・・ 教主寛大講述  キュの門に於て学したる千七百二十八 (但し大霊界にては数…