未知日記霊話集千五百十六回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 ジョウの学徳を修めよと語るとも、諸子には理解すること難かるべし。されど我等は机上の空論を語るにあらず。汝等諸子の肉体にはその学徳を修むべき智能のはたらきの具はりが、大自然より与へられ居ることを知るによって語り居るなり。慈音は唯我等の語る言葉をその儘に此書に残しをきて、才能すぐれたる人の手によって後に後輩者の為に、世の中の為に役立せんとなしたるのみ 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO196 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その3 教主寛大講述  汝等諸子の世界には長寿者は富者よりも貧者に…

未知日記霊話集千五百十五回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 汝等諸子は前途明らかならざるが故に、悩みを感じて安からざる生活をなし居るによって、生活上苦痛を感ずるならん。前途暗ければ生活上の行為の上にも方法は浮ばざるによって、生きることも苦みは益々加はる。前途を明るく知りて世渡りをなす方法等も、併せ明らかとならば生死の悩みはあらざるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO195 大霊界入門記   前編                  第三   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その2 教主寛大講述  ジョウの門に入らば既に前途を明らかに究め尽…

未知日記霊話集千五百十四回 大霊界入門記 第四 ジョウ完成門 (仮称) 又は組織門 成就門 その1 この門に入りたるものは、幾万度の高熱に焼かるるとも何等の火傷をも受けず、何千度の低温に投げ入れらるるとも凍えず、自由自在に己が欲するままに全宇宙を闊歩する如きはいと易きことにて、汝等諸子の世界の如き地球を造らんとせば、忽ち是をも造り得ることも得らるるなり。故に亡ぼさんとせば忽ち亡ぼし得る事もいと易し  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界入門記  前編  巻の四                         NO194 大霊界入門記   前編                  第四   ジョウ完成門  (仮称) 又は組織門 成就門   (仮称)                                               その1 教主寛大講述  キュの門を終へてジョウの門に入ることを…

未知日記霊話集千五百十三回 大霊界入門記 第三  キュ、修養門 (仮称) その5 わずかチッ、シュ、キュ の三文字六音によって斯くも広き範囲にわたっての力の意味は含まれあることを知らば、厳戒の辞の如何に勝れたる言葉なるかは知ることを得ん。実に有難きことならずや。語らずしてすべてを知らしむること、厳戒の辞に勝るものなしと云ふも過言にあらざるなり。されば是を称ふるものその心して称ふるにあらざれば無言詞とはならざるなり。唯文字を発音するのみにては何等の価値もなし。されどその言葉の意味の有難きことを心に貯へて称へなば、全宇宙に漲りてその思ひが貫徹し、然して希望は充たさるること云ふ迄もなし。キュとはすべてを究め尽すの意味なれば、修養門と仮称したるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO193 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その5 厳戒の辞の如何に勝れたる言葉なるか・・・・・ 教主寛大講述  キュの門に於て学したる千七百二十八 (但し大霊界にては数…

未知日記霊話集千五百十二回 大霊界入門記 第三   キュ、修養門 (仮称) その4 されど神は斯ることのあるをよく知りて造り給ひしには皆其々の智慧によって、世を改造せんとの深き考慮より造られしなれば、その意志をよくくみ取りて専心その方向に心を致し居らば、次第に人智が進化して軈ては三満一欠の難はまぬがれ、四満の世界が立派に建設せらるる日もあらん。故に学びに学び磨きに磨きて研究すれば、何時かは斯る立派なる国土となることは火を賭るよりも明白にして、疑ふ余地はあらざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO192 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その4 教主寛大講述  汝等諸子は是等をすべて天災なりとして何等手を下さず、或一部の事にのみ囚れ居るは愚も亦甚だし。是等は決し…

未知日記霊話集千五百十一回 大霊界入門記 第三   キュ、修養門 (仮称) その3 全宇宙の自然のながれが汝等諸子の地球にも及び居る以上、我等の説は決して机上の空論にあらず。智慧すぐれ学徳兼備すれば、必ず成立することは我等公言して憚らざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO191 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その3 教主寛大講述  汝等諸子は土人を嘲り嗤ひ居れどももとをただせば土人にも劣りし野蛮時代がありしことより考へ見よ。今は文化…

未知日記霊話集千五百十回 大霊界入門記 第三   キュ、修養門 (仮称) その2 宗教者は神を喰物にして憚らず。神こそ実に迷惑なるべし。利益のためには手段は択ばぬ汝等種族の人々こそ実に哀れなり。斯る事の永続なす間は如何に努力すとも九流界などの現出する時代は前途遼遠なるべし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO190 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その2 教主寛大講述  この界の人は優越感に心惹かるる如き愚者はあらざるなり。汝等諸子の世界は何事に限らず些細の事柄が他の人よ…

未知日記霊話集千五百九回 大霊界入門記 第三   キュ、修養門 (仮称) その1 さればチ、シュの門に学びたる百四十四の事柄は平面的なりしが、この門の十二気は動なるが故に、百四十四乗(かけ)る十二即ち千七百二十八の立体的となる。是を修得せば即ち千七百二十八の体積は得られて是にて全くすべてを完備することを得るなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                         NO189 大霊界入門記   前編                  第三   キュ、修養門 (仮称)                                   その1 教主寛大講述  チ、シュの門に於て基礎的の教へをうけたるもの、是を汝等が世界にて云ふならば幼稚園小学校を卒業したる小児…

未知日記霊話集千五百八回 大霊界入門記 第二 シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称) その4 大霊界に運ばれ来るものの中には、種々様々の人類が数限りなくありて一様ならざるに、この界に再生すれば悉くが同一と化せらるるにより、これを汝等諸子に応用せば大いに得る処あるならん 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO188 大霊界入門記   前編                  第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称)                             その4 教主寛大講述  シュの門に入りたるものは皆一様に学ぶべき学徳を積みて、甲乙の隔たりなく又賢愚優劣はあらざれど、己自ら将…

未知日記霊話集千五百七回 大霊界入門記 第二 シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称) その3 是を汝等が世界の言葉に変へて仏と命名する事とせん。即ち人にあらざる人、人より勝れたる人と云ふ意味にて仏と仮称して語らんとす。よって諒せよ。既に仏となりたるもの汝等が世界の如く自ら功名手柄せんなどの考へもなく、優越感より他を虐げて己の足下に、ふみつけんなど考ふるもの一としてあらざるなり。一心同体にしてすべての事にあたる。故にその成績は顕著にして勝れたることは云ふ迄もなし。 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO187 大霊界入門記   前編                  第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称)                             その3 教主寛大講義  八大門を見学したる慈音はかかるところにて住みたしと屡々語り居れど、この門は永住するところにあらずと、さ…

未知日記霊話集千五百六回 大霊界入門記 第二 シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称) その2 まして無言詞界をはなれてチの門に入り、ここに於て養育せられ更に進んでシュの門に入る程度迄進みなば、最早その徳は自然に与へられ居るによって自由自在の行力を、完備し居るままに何事をもなすことを得るなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO186 大霊界入門記   前編                  第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称)                             その2 教主寛大講述  大凡この界にをかれあるもの誰彼の区別なくみな一様に育てられ居りながら、右に進むものは右し、左に進むもの…

未知日記霊話集千五百五回 大霊界入門記 第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称) その1 まして無言詞界をはなれてチの門に入り、ここに於て養育せられ更に進んでシュの門に入る程度迄進みなば、最早その徳は自然に与へられ居るによって自由自在の行力を、完備し居るままに何事をもなすことを得るなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO185 大霊界入門記   前編                  第二   シュ、発育門或は幼児小児門 (仮称)                             その1 教主寛大講述  漸く育てられて次ぎにシュの門に移さるるなり。例へば幼児が育ちてすべて整ひたれば、是より幼稚園とか小学校…

未知日記霊話集千五百四回 大霊界入門記 第一 チッ、 再生門 (仮称) 永年の努力によって完全に稔りたる魂が、大霊界に移されてチの門に於て産声を上げたる嬰児なるが故に、ここに於て更に大自然の父母によって養育せられ、次第に姿形整ひて日増しに発育なして、先づ形の整ふ迄は何等の業務は架せられず育てられるがままに育ちて、唯大自然の父母まかせになされ居るなり。恰も世人の世界の嬰児を聯想せば可ならん。即ち世人の世界の嬰児に匹敵す。されど世人の世界の嬰児とは全く異なり居ることは云ふ迄もなし。この界に生れたるもの十二のそなわりが完全に整ふ迄は、他には何等の任務は架せられざるなり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO184 大霊界入門記   前編                  第一 チッ、 再生門 (仮称)         その4 教主寛大講述  全宇宙の物体すべて形によって定まる。故に空間距離数等によって計算することは難きにあらず。是等は科学上より究むることも敢へて至難にはあらざるならん。されど全宇宙…

未知日記霊話集千五百三回 大霊界入門記 第一 チッ、 再生門 (仮称) この懐中に抱かれてはじめて永久不滅の恩恵に浴することを得るなり。大自然の造主こそ我等は神として尊敬なし居るなり。我等の如く姿なき姿を有するものをも育てられ居るは、神ならでは他に斯る恩恵あらんや。神を知らんとせば大自然の懐中に抱かれてはじめて、真の神を知り又神の恩恵に浴することを得るなり。我等の云ふ深淵とは距離数時間空間によっての意味にあらず。如何に計り尽さんとなすとも計り得難きが故に、自然の力を名づけて広大無辺と語り居るにすぎず。限度なきが故に広大無辺なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO183 大霊界入門記   前編                  第一 チッ、 再生門 (仮称)         その3 教主寛大講述  兎に角自然の姿を見、自然の姿を聞きて其を我がものとなして、其が応用によって如何なることをもなし得らるると解釈するもよし。されば大自然とは何ぞと云ふことに思ひ至…

未知日記霊話集千五百二回 大霊界入門記 第一 チッ、 再生門 (仮称) この界に入りたるものは自由自在の自然の恵みに浴し居るが故に、動物に化せんとせば動物となり、人間たらんとせば人間ともなり、天使たらんとせば天使ともなり、黴菌たらんとせば黴菌ともなる故に、自由自在の境涯とはこの界を措いて他にはあらざるべし。この界に生れたるものその悉くがかかる自由自在の具備を与へられ居るなり。其は大自然と云ふ父母教師に相当するものの導きによって、育てられ行きつつあるが故なり 教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO183 大霊界入門記   前編                  第一 チッ、 再生門 (仮称)         その3 教主寛大講述  ともあれ無言詞の行を終へて、チの門に入ることを得ば最早人間としての任務全く終りて、是より新しき人類の道に移されたるなり。既に此所に移さるるれば最早生老病死のな…

未知日記霊話集千五百一回 大霊界入門記 第一 チッ、 再生門 (仮称) イイと泣く赤子の声は遠くにありても母は直ちにはせかへりて是を抱く。恰もその如くチの一字は神を呼ぶ一声なれば、何処にあるとも神は汝に至らん。故に厳戒の辞を称ふる人は、その心して称ふべし。さらば大霊界の門は開かれて汝等は神によって、否母に抱かれて迷ふことなく此所に移さるるは、空の原理なりと思ふも差支へなからん。厳戒の辞を称ふる人は、一六文字の言葉をすべての全宇宙の姿なりとして称ふる程度迄、進ましめんことを我等は望むものなり。仏教の極楽と云ひキリストの天国と云ふは、肉体を離れて直ちに移さるる選魂所にして極楽にあらず。天国にもあらざるなり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO182 大霊界入門記 前編  厳戒の辞の大事の説明                第一 チッ、 再生門 (仮称)          チの一字は神を呼ぶ一声なれば何処にあるとも神は汝に至らん・・・・・ その2 教主寛大講述        生まれ出でて母は是を育つ。母とは誰ぞと云ふことに意を用いなば…

未知日記霊話集千五百回 大霊界入門記 第一 チッ、 再生門 (仮称) 赤子の無言詞が母の耳目を通じて理解を与へしむる力をそなへ居ることに諸子は着目せざるべからず。今や汝は大霊界に再生して是よりは赤子となりて育てらるるなり。日を経る毎に何時となく赤子も母の声を聞きて母を理解することを得るも、母子相互が無言詞と無言詞の交換によって互いに相知り相交はりて、何時とはなしにその無言詞が有言詞に変り行くにすぎず。宗教者の多くは神を知らざるもの多し。我等は神を知りて神を語る故に我等は宗教者にはあらじと語り居るなり。我等は神を勝手気儘に作り上げて、宗教者の如く導かんとする方便者にあらず。無言詞を以て諸子に神を知らしめんとなし居るは、是神の力をかりて天界の姿そのままを諸子に伝へ居るにすぎざるなり。ここに於て我等と宗教者との相違は隔りはあるなり。所謂相似て等しからずと知るべし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO181 大霊界入門記   前編                  第一 チッ、 再生門 (仮称)         その1                         教主寛大 講述  無言詞界とは恰も母胎に宿されたる嬰児の其の如く、唯母の腹中にありて発育なす姿と同様にしてやがて、月満ちてここ…

未知日記霊話集千四百九十九回 大霊界 未知と既知の区別 その6 宗教者の多くは神を知らざるもの多し。我等は神を知りて神を語る故に我等は宗教者にはあらじと語り居るなり。我等は神を勝手気儘に作り上げて、宗教者の如く導かんとする方便者にあらず。無言詞を以て諸子に神を知らしめんとなし居るは、是神の力をかりて天界の姿そのままを諸子に伝へ居るにすぎざるなり。ここに於て我等と宗教者との相違は隔りはあるなり。所謂相似て等しからずと知るべし  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO180 未知と既知の区別    その6                                                    教主寛大 講述  慈音は我に向ひて云ふ。 「我、三十年以前に日米戦争のある事を聞きたり。然るに其は事実となりて現はれしは、我の修業の力によるか、或は自然の…

未知日記霊話集千四百九十八回 大霊界 未知と既知の区別 その4 予言者の中には或一国の為に、その国の利益の為に計画的に予言をなして、他国人を陥れんと企む者さへあることは注意せざるべからず。予言者のみにあらず。宗教者にもこの種の多きは事実なり。宗教によって己が国の利益を計り他国人を惑はす如きは何と云ふ罪人ぞ。神を種子にして斯る策略をなす如きは、実に苦々しきことにて神を恐れぬ不埒者なり  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO179 未知と既知の区別    その5                                                   教主寛大 講述  予言者の中には或一国の為に、その国の利益の為に計画的に予言をなして、他国人を陥れんと企む者さへあることは注意せざるべからず。予言者のみにあ…

未知日記霊話集千四百九十七回 大霊界 未知と既知の区別 その4 慈音は日々ラジオと云ふ機械によって放送を聞き居れど、無言詞より受けたる事柄を事実によってたしかめんとして聴取なし居るにすぎず。空の未知より空の既知を得んとして行じ居るにすぎず。世人は言行一致と云ふ言葉を用い居れど、言行を一致せしめ居る人は少なし。まして空なる事の言行一致を計る人は稀なるべし。予言者は予言して、その予言が果して事実に現はれ居るかと云ふに、大抵は百分の一にもすぎざるなり。百発一中にもすぎざる如き予言は世人を迷はすのみにて却って害とならん。世人の中に予言者の数多けれど、その悉くがみな何等か己に利せんとしてその企みによって予言なし居る者の多きは、実に苦々しきことにして斯る徒輩は早く退散せんことを望む  教主寛大講義

未知日記講義第一二巻  大霊界       巻の四                        NO178 未知と既知の区別    その4                                                    教主寛大 講述  人には錯覚作用を起こす具備あるによって無言詞を聞き取ることを得るなり。その作用を誤ちたる方向に向くる時は虚となる。錯覚を起し幻影を見る。…